徒然なるままに…建築家のボヤキ。。。

I・N設計スタジオ ブログ

OLAHO完成写真撮影

2017-10-31 09:18:15 | 店舗新築・リニューアル・リノベーション
 台風一過で晴天に恵まれた10月24日、OLAHOの完成写真を撮影した。

 お店の休業日に合わせて撮影日を設定し、1回はカメラマンとの予定が合わず、1回は天候に恵まれず2回キャンセルとなっていた。

 3回目は台風の影響でどうかなと心配していたが、一日早く台風は去って行きここ最近としては一番の晴天。3度目の正直、ベストコンディションとなった。

 

 夕景を撮る予定だったのでお昼過ぎからの撮影開始。

 明るいうちに外観昼景→内観昼景と進み、日の入り直後を狙って夕景外観→夜景内観である。

 建築写真をかじった人ならわかるが、夕景外観は日の入りから10~15分が勝負。それ以降だと周囲が暗すぎて建築物が暗くなりすぎてしまう。

 今回も日の入りからの15分程度で15カット以上撮っただろうか?

 カメラマンとアングル決めから撮影画像をチェックしてOKを出す。撮影中はアシスタントとして動く私。

 一日中立ちっぱなしになるので腰がパンパン。

 そして昨日撮影したコンタクトシートが送られて来た。ここから取捨選択し20~30カットを採用。

 1週間後にはクライアントと私の手元にフォトブック、写真データが届く。今から楽しみである。
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住宅実例見学

2017-10-27 08:59:31 | 建築家と酒田・鶴岡・庄内地方に家を建てる
 先月に飛び込みで問い合わせがあった方とこの度初めてお会いした。

 いつもこのシチュエーションはお見合いのような感じ。お互いに事前の情報を元に相手を探り見定める、そんな気分である。

 

 あらかじめ、その方が作ってくれた資料を元に自邸建築の要望ヒアリングを行い、その後私の手掛けた住宅見学へと向う。

 予定は酒田市内1件と遊佐町の住宅1件の2件。

 酒田の住宅では奥様とお子さんが我々を向かえてくれた。完成して3年3ヶ月。到着したとたんに「素敵なイエ」と言って頂き私も気分がいい。

 どんな要望があってどういうコンセプトで設計したのか、そしてこんな住宅完成したと事細かに説明する。

 次の住宅へと向かうため、お茶も飲まず遊佐に車を走らせた。

 遊佐の住宅も快く見学させて頂いたクライアントにお礼を言い早速見学。

 快適な暮らしを実現する為の工夫を説明し、クライアントから使い心地の感想を聞く。それらの説明に頷く「お見合い」相手。

 2件の住宅を見学して頂き、少しは私の設計スタイルを理解してもらったかなと感じた。

 そしていい計画案を提示すべく私は脳ミソをフル稼働してするのである。ファーストプレゼンは来月…。

 

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建築設計志望のインターンシップがやって来た

2017-10-24 08:30:38 | 建築つれづれ…
 地元の高校から依頼されたインターンシップ。先週3日間、高校2年生を1名受け入れた。

 実はこのインターンシップ、正式には高校からの依頼だが、正確にはその子の親御さんから依頼を受けたのだ。

 お子さんが建築設計を志望しているが、インターンシップ受け入れ先を私にお願いしたいと。

 数年前、地元の高校で職業ガイダンスを数回行った経験がある。

 若い子達が建築設計を志望することに嬉しさを感じ、この手の依頼は快く受け入れることにしている。今回も即答でOK。

 私が設計事務所に入ったときにはよく模型を作らされた。ということで模型を作ってもらうことに。

 

 もちろん高校生は模型など作ったことはない。初めての経験だが、何かを作るという達成感と物理的に自分の作ったものが残るという価値観を得て欲しかった。

 1日目は材料となるスチレンボードを切るのにも悪戦苦闘していた。

 2日目、模型のパーツを切り出し整えて行く。パーツを組み立てようとすると角が合わない。微調整し角と角が合うようになる。その繰り返し。徐々に作業に慣れてきた。

 3日目、パーツ全てが揃い全体を組み立てる。最後に屋根を作って完成。そして午後からは工事現場に一緒に赴き、工事見学とクライアントとの打合せに参加。

 住宅の模型は完成し、工事現場見学、クライアントとの打合せも経験した。

 カッターの使い方から始まり、3日間で色んな経験をし何かを感じたはずだ。一回り大きくなって帰っていた高校2年生。

 この高校生が将来建築士となって活躍する日を楽しみに待っている。

 
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仕事ができない人は、仕事ができない人に囲まれる。

2017-10-19 08:25:37 | 今日のひとり言・雑談
 仕事ができない人は、仕事ができない人に囲まれる。刺激的なタイトル。またもや竹内謙礼氏のコラムからだ。

 

 何となく分かる気がする。今まで仕事で付き合ってきた人で、「この人ダメだな~」と思う人は結構いた。

 そんな人に限って周りの人物もどちらかというと残念な人であった。

 仕事の出来ない人は、自分が失敗したのか、成功したのか判断すらつかないのでズルズルとその関係性を続けてしまう。

 かなり時間が経ってから気付きもう手遅れ…。そんなメカニズムらしい。

 そして竹内さんの言葉が追い討ちをかける。


 仕事の出来ない人のところに、いきなり仕事で成功するようなビッグビジネスの話が持ち込まれることはありえない。

 仕事ができない人は多くの人が「この人は仕事ができる」と認めている人のところに金を出してでも出向いて、スキルを身に付けること。
 
 そこまでしないと仕事のスキルの低い人は、永遠に仕事の出来ない人の階層から脱出することができない。

 
 仕事で成功を収めるには、人を見極める力が必要ということだ。その能力を高めることが大切。身にしみる…。
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3年に1度の建築士定期講習会…。

2017-10-17 08:29:22 | 建築つれづれ…
 3年に1度この日がやってくる。建築士定期講習会。今年が私にとってその3年目。

 

 講習内容は以下の通り。

 1.最近の建築関係法令の動き

 2.建築基準法

 3.建築士法

 4.職業倫理、社会情勢等

 5.最近の新技術、最近の重要技術項目等

 6.終了考査

 丸ごと一日缶詰で講義形式の講習会。なので一方的に聞く側。

 内容も…眠くなる…。しかし受講しないと免許更新ができない。

 缶詰になって講義を聴講し、最後に講義内容の終了考査。テキストを見て回答して構わないので、答えは全て書いてあるし、問題もさほど難しくは無い。

 しかし、この歳になって一方的名受け側の講義は苦痛の他の何物でもない。受けないわけには行かない。免許更新ができないから…。

 この日私にとっての3年に1度は終了したが、また3年後にやってくる…。

 

 
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