徒然なるままに…建築家のボヤキ。。。

I・N設計スタジオ ブログ

高校生の羅針盤として-2

2015-11-02 08:40:30 | 建築家と酒田・鶴岡・庄内地方に家を建てる
 先日のブログで書いたとおり、高校生に向けて職業ガイダンスを行ってきた。10月29日は酒田西高等学校、11月1日は母校の酒田東高等学校。酒田西高等学校は1年生、酒田東高等学校は2年生を相手に。

 前者の高校は2回の講演で延べ60人程の聴講、後者では延べ20人程の聴講者があった。 

 人に物事を話するということは、自分でも話す内容を理解してなければならない。仕事でのプレゼント一緒だ。ましてや今までやってきた26年もの内容を、40分という短い時間の中で話すには要点を絞らないといけない。

 

 

 今回は高校生相手ということもあり、大学選択するための基礎的建築知識から始め、自分の大学時代の授業の様子や今の研究室との関り、そして実際の仕事内容へと話を進めて行った。

 生徒たちの反応を見ながら、実際の作品のパネル、模型、仕事で描いたスケッチ等を見せながらの講義。いざ始まってみると時間が足りない。自分のやってきたことを話し始めるとやはり熱くなってしまう。

 

 

 脱線も多々有りで、生徒たちには自分の話した内容がどう刻まれたのだろうか。後者の高校では講義が終わってから、生徒たちの感想を一部見せて頂いた。

 その感想は見事に全員同じことを書いていたことに驚いた。他の講師の方々に「それは碇谷さんが言いたかったことがストレートに伝わった証拠ですよ」と言われ素直に嬉しかった。 

 後日、前者の学校からも生徒たちの感想が届く予定だ。その感想も心待ちにしたい。

 2日間に渡り述べ80名の若者に話しをした。私の話を聞いてくれた生徒の中から、ひとりでも建築家を目指してくれる生徒が出てきてくれたらこんな嬉しいことはない。



 
コメント
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