我が母校、酒田東高校野球部の夏が終わりました。7月13日対山形中央戦、0-10、6回コールド、力負けです。今年の3年生は5人。少ない人数ながら、この5人を中心に頑張ってきました。
序盤のチャンスを生かせず、ことごとく相手の4番バッターから長打を打たれ失点を重ねた。エースと4番バッターを欠かざるを得ない台所事情では歯が立たなかった。
5回の裏、相手の攻撃は1アウト1,3塁。得点は0-9。ここで、1点でも取られたらコールド負けが決まる。酒田東の監督は、ここで3年生のピッチャーを緊急登板させた。マウンドに上がる背番号10を見たとき、私の目頭は急に熱いものが込み上げてきた。
ここ1か月、肩を痛めてピッチング練習なんて何にもしてない背番号10。黙々とグランドを走る姿だけがあった。1点取られたらお終いという場面で、最後に登板させた監督に拍手、そして期待に応えてほしい背番号10。彼は全校応援のスタンド、ベンチの期待に応え、見事にこのピンチを切り抜けた。神様は見ていた。私の熱いものが止まらなくなった。
しかし、練習不足は否めず、6回につかまり1点を取られ試合終了。背番号10を含めた、3年生5人の夏は終わった…。
君たちの人生はまだ始まったばかり。これからもっと逆境に相対する時が何度も来るだろう。その時に勝者になれば良い。そして、人間として大きくなってまた会いたいものだ…。
序盤のチャンスを生かせず、ことごとく相手の4番バッターから長打を打たれ失点を重ねた。エースと4番バッターを欠かざるを得ない台所事情では歯が立たなかった。
5回の裏、相手の攻撃は1アウト1,3塁。得点は0-9。ここで、1点でも取られたらコールド負けが決まる。酒田東の監督は、ここで3年生のピッチャーを緊急登板させた。マウンドに上がる背番号10を見たとき、私の目頭は急に熱いものが込み上げてきた。
ここ1か月、肩を痛めてピッチング練習なんて何にもしてない背番号10。黙々とグランドを走る姿だけがあった。1点取られたらお終いという場面で、最後に登板させた監督に拍手、そして期待に応えてほしい背番号10。彼は全校応援のスタンド、ベンチの期待に応え、見事にこのピンチを切り抜けた。神様は見ていた。私の熱いものが止まらなくなった。
しかし、練習不足は否めず、6回につかまり1点を取られ試合終了。背番号10を含めた、3年生5人の夏は終わった…。
君たちの人生はまだ始まったばかり。これからもっと逆境に相対する時が何度も来るだろう。その時に勝者になれば良い。そして、人間として大きくなってまた会いたいものだ…。