徒然なるままに…建築家のボヤキ。。。

I・N設計スタジオ ブログ

鳥海山を納めるイエ現場日記 141014

2014-10-17 08:38:51 | 今日の現場
 引渡しまで残り1ヶ月となった鳥海山を納めるイエ。

 連休前にクライアントと打合せをし、決定したフローリングが現場に届きました。今回使用するのはクリ無垢フローリング。中々の色合いと触感です。

 

 すでに塗装を施してあるので、張っては清掃、張っては清掃の連続作業です。現場には大工さんの横に、専属の清掃要員がぴったりマーク。背後霊のよう…笑。

 ベランダの床モルタルも前の日に施工完了し、シート防水の施工を待つのみ。外装は細かな部分は除き、太陽光パネルの設置を残すのみとなりました。

 

 

 内装の色彩計画も先日の打合せで決定し、後は粛々と工事を進めてもらうのみです。工事はいよいよ大詰めです。
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距離をつなぐイエ現場日記 141010

2014-10-14 08:23:30 | 今日の現場
 内装の色彩計画も決まり、いよいよ追い込みの時期に入ってきた距離をつなぐイエ。

 この日、クライアントとの打合せの前に現場に立ち寄った。床のフローリングはほぼ張り終え、壁の石膏ボード張に汗する職人さん達。

 

 外壁は杉板張は張り終え、その他の部分もジョイントの処理に余念がない。台風一過から吹付工事を始める予定である。

 

 

 クライアントの打合せも終盤に入り、打合せも残すところ後2~3回ぐらいだろうか。出会って1年半。クライアント夫婦には、遠方はるばる打合せに来てくれて頭が下がる思いだ。もうすぐこのイエもそのときを迎える。また、嫁を送り出すときが近づいてきた。
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今日の客人

2014-10-10 08:29:26 | 今日のひとり言・雑談
 昨日の午前中、一通のメールを受信した。メールの差出人は、東京からUターンした時の恩人H氏。山形市に在住している。仕事で酒田に来てるので一緒にお昼をとろうという内容。

 恩人H氏からの誘いは断れない。すぐに待合せ場所に駆けつけ、二人でとんかつランチを取った。

 

 もうH氏と出会ってから12年が過ぎた。再就職活動をしていた12年前、一人での再就職・Uターン活動はいろんな意味で限界を感じていた。まず、どう動いていいのか分からない…。途方にくれていたときに、ネットで「再就職」「Uターン」「山形」で検索に引っ掛かったのが、人材紹介コンサル業をやっていたH氏。

 思い切ってH氏にメールを送ったのが始まり。始めて会ったのがまだ寒かった2月だった。清水屋(酒田で唯一のデパート)の喫茶店でコーヒーを飲みながら色んなレクチャーを受けた。この人なら…と思い、その後山形市内の彼の事務所に数回通って、再就職のためのスキルを学んだ。

 あの時、彼に会ってなかったら今の自分は存在しないといっても良い。独立起業するときも、独立起業の先輩であるH氏にアドバイスをもらいに山形に車を走らせた。私の人生の転機に必ずH氏がいたのである。

 1年ぶりに会ったH氏はまったく変わらなかった。彼の会社はここ数年でスタッフが急激に増え、順調な足取りを踏んでいる。

 高く澄み渡った秋空のお昼時、お互いの近況報告等々の話はランチに最高の調味料となった。

 再就職・Uターンに興味のある方は、こちらからH氏の会社を覗いてみて下さい。 株式会社キャリアクリエイト
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祝全国大会出場

2014-10-06 08:43:00 | 愛しき野球おバカ達
 中2の息子が所属している硬式野球チーム。3年生が引退した後の新チーム結成以来無敗街道を驀進している。

 そして東北地区の代表を決める秋季新人東北大会が先月末から始まった。この大会でもチームは連勝記録を延ばし、ベスト8を難なく決める。しかも相手に隙を与えない勝ち上がり方。なかなか私は応援に行けないが、逐一試合経過の連絡が入ってくる。

 

 ベスト4を賭けた戦いもコールドで塩竃中央を下し、準決勝で藤崎桜城(弘前)に挑む。この試合に勝ち決勝に進めば、来春に大阪で開催される全国大会への出場権を得る。2点を先制するも追いつかれ延長戦へ。延長8回に4点を取り、6-4で逃げ切り全国出場を勝ち取った。

 

 ここまでこのチーム未だに無敗。人数は13人と少数精鋭だが、一人一人個性のある子が揃って勝つごとにチームとしてのまとまり、雰囲気が良くなっている様だ。大阪での全国大会の活躍を想像し、応援旅費のそろばん勘定を始めたオヤジであった。

 決勝戦はというと…青森山田を相手にまったく野球をさせてもらえず0-7で敗退。しかし準優勝。胸を張って帰ってきた子供たちは、しばらく見ないうちに自信に満ち溢れた顔をしていた。良い顔だった。

 来春大阪に、♪さあ~行きましょう♪
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秘密基地の行く末

2014-10-03 09:19:27 | 建築つれづれ…
 建築家フィリップ・ジョンソンがこんなことを言ってたそうです。「男の子は樹上に家を持ち、女の子は人形の家を持つ」。

 この言葉を耳にし、少年時代の記憶が蘇ってきました。多聞にもれず碇谷少年も、実際に木の上の家(秘密基地)づくりに汗を流しました。

 日本海側の港町酒田市の中心街に生まれ育った私。生家の裏には神社がありました。神社にはもちろん木が生い茂っている訳ですが、その一角の少年にはちょうど良い大きさの木の上に、板切れや布切れを集めては「家づくり」に励んだものでした。

 

 浅はかな少年のやることですので、大したものはできるはずもありません。自分と友達との共用の秘密基地。その木の上に上がっては、自分の創作した「自分の棲家」にご満悦でした。

 その棲家には自分の気に入ったものを持ち運び、漫画を読んで過ごしたりしたのです。つまりは、居心地の良い場所を自分で探し、創出しそこに居る。

 そんな経験、男の子だったら少なからずあったはず。その少年が大人になった結果がご覧の通という訳…。他人の居心地に口を出し、手を貸す建築家という職業に就くハメになったのです。苦笑

 自分だけの秘密基地、棲家、隠れ家。これからも他人の居心地に口を出し手を貸す人生を全うします…。
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