■2022.06.30 入山三日目で最終日です。
朝食は栄養バー(400Kcal)とコーヒー、生せんべいでも600Kcal程度。ちょっとこれでもお腹が空いているが行動食と非常食合わせて800kcal分あればなんとかなるね。(昨日消費は5,500kcalなので全然足りていない)
4:00 テント場出発。
仙水峠まではほぼ沢沿いの樹林帯。岩稜帯が見えたら峠は近い。この道も土石流で所々コースが変わっている。
峠ではホシガラスが出迎えてくれた。
ここから駒津峰までが標高差500mの急登。
6:21 駒津峰。ここで後続の女性2名パーティーと山座同定(南アルプス中心)
最後にやっと分かったのが尾高山から奥茶臼の尾根。一応頭の中では3Dで山の位置と高さが入っているのでそこから導き出した。ただし場所が変われば見え方も変わる。
早川尾根に続きに鳳凰三山。奥に北岳、塩見、荒川、赤石、聖と南部に繋がる。
尾根の岩を乗り越しながら六方石に到着。人が多いとこの尾根で渋滞待ちが発生する。
いつもの様に景色の良い直登コースへ。
威圧的な甲斐駒。
岩稜帯に咲くツガノサクラ。
ハクサンイチゲとコイワカガミ。甲斐駒は花崗岩質で花は少ない。
ふと下を見ると女性パーティーが・・・・巻き道を行かず直登コースを登ってくる。後で聞くと私がストック出したままで登っているので行けると思い踏み込んだと行っていた。ちょっと怖かったようだが楽しかったと言っていた。
ここで私の登るペースを少し下げる。
登ってきた直登コース。
ミヤマダイコンソウ。
女性的な仙丈と比べ甲斐駒ヶ岳は男前ですね。
山頂直下の砂礫帯に入った。
8:01 甲斐駒ヶ岳。
誰も居ません。ここまで来る稜線で七丈小屋で泊まり甲斐駒を超えて早川尾根を通り鳳凰小屋まで行くと言っていた若者に出会ったのみ。
祀られているのは大己貴大神と駒室大神
少しずつ登山者が登ってくる。
八ヶ岳。乗鞍から穂高、後立山連峰、頸城山系の稜線には雲が掛かっている。
奥秩父方面。
瑞牆山、金峰山。
仙丈の右奥は恵那山。
鋸岳方面。ここは落石が多いので踏み込んでいない。
下山は砂礫の迂回路。鈴鹿御在所や鎌ヶ岳も花崗岩質で同じ様に砂礫の登山道がある。
男前の甲斐駒ヶ岳。下山したら南アルプスの天然水を飲みテニスしよう。
駒津峰から。
そろそろ熱くなって来た。予定を変更して仙水峠経由に。(涼しいと考えた)
ところがどっこい暑いです。
仙水峠から暫く行くとやっと樹林帯で涼しくなった。
仙水小屋前の水をがぶ飲みし顔を洗うとすっきり。ここで下山して来た若い女性と暫し会話。
11:37テント場。
13:10分のバスまでには余裕の時間。
ゆっくり撤収し北沢峠へ。
バス待ち中にクリンソウ鑑賞。
しかし見事です。
14時頃仙流荘着。
ι(´Д`υ)アツィー
何時もトドクロちゃんへのお土産はこれです。
このクロワッサン美味しい。平日で予約しなくても沢山買えました。
仙流荘のお風呂には入らず一路自宅へ。
お腹がペコペコなの駒ヶ根SAで信州そば+野沢菜ごはんに生卵をトッピング、もちろん蕎麦は大盛り。
やっぱり美味しい。
今回の仙丈ヶ岳・甲斐駒ヶ岳は好きな山です。
女性的な仙丈ヶ岳は尾根コースと沢コースがあり其々高山植物が多く咲いている。運が良ければ雷鳥にも出会える。
一方の甲斐駒ヶ岳は花崗岩の山でゴツゴツとした男前の山。直登ルートではアルピニズムも感じられる。
ベースの長衛荘テント場も横に沢が流れる静かな場所でお気に入り。
たぶんまた来ると思います。
大きな写真は↓
■コースタイム等
04:00テント場→08:01甲斐駒ヶ岳→11:37テント場
タイム 07:41(休憩1:46含む)
距離8.4km、上り1092m/下り1088m
カロリー3056kcal
スマホの写真。
食事計画は日毎に並べて計画。今回はカロリー不足気味で餅を止めたのがミスでした。
残りは家族への連絡用写真。
最近スマホを替えたがGPSログも安定して動作しバッテリーの持ちも良くなった。
私が利用している地図アプリはYAMAPで地図は事前にダウンロードしている。そうすれば山で通信が繋がらなくても機能する。
以前から持っていたガーミンは自転車で活用。
何かと便利ですね。
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