今日、実家へ菩提寺から坊さんがお参りに来た。盆行事に前から疑問を持っていてしたくもないことであるが母が仏事にうるさいのでいろいろと手伝いする羽目になった。
7日に施餓鬼があり参列して塔婆を貰ってこなければならず、ついでに墓参り。昨日は供え物の用意、仏壇の清掃、花瓶・蝋燭立て等真鍮製の磨き、僧侶迎の用意等諸々の雑用をこなす。
今日はいつも拵えるお佛膳は止めにしてちょっと簡素化、母親に手伝わないから止めるように言って止めさせた。
日本で行なわれる祖先の霊を祀る一連の行事。一般に佛教の行事と認識されているが、仏教の教義で説明できない部分も多い。古神道における先祖供養の儀式や神事を江戸幕府が庶民に強いた檀家制度により佛教式で行う事も強制し、佛教行事の「盂蘭盆」(うらぼん)が習合して現在の形が出来たとされる。(ウキペディア「お盆」の記述より)
盂蘭盆は『盂蘭盆経』は説かれる目連尊者の餓鬼道に堕ちた亡母への供養の伝説による行事だが、『盂蘭盆経』は中国で作られた偽経(ぎきょう)だといわれている。
そもそも仏教は霊魂の存在を認めていないから佛教行事ではないはず。佛教教義にないことをいつまでもやりつづけている佛教界はおかしいというべきである。