十方世界共生山一法寺

自己の世界を建設しよう
 日本のことも世界のことも自分自身のこともみな自己の内のこと。

もきなき

2011年05月19日 | 道楽

 今日は転輪号で枚方大橋まで走ってきた。往復25Km、昨日も枚方まで30Kmでトータル9855Kmとなった。ここまで来るとゴール目前である。

 帰り道橋から少し下った岸辺の薮でウグイスの声がすぐ近くでした。耳を澄ますといろんな鳥の声が次々に聞こえ、走るほどにウグイスの声がいくつもしてくる。真上の空には雲雀の声が聞こえる。枚方大橋から上流に行けばバードウオッチングででかい望遠レンズのカメラを持った人を多く見かけるが、どうやら多くの鳥が見られるのであろう。

 私には今日ウグイス、雲雀、雀くらいしか聞き分けられなかった。
 今日は気温も上がり夏日にもなって鳥の声を聞く内、「もきなき」を思い出した。内山老師が子供の頃「夏は来ぬ」の歌詞で「ホトトギス はやもきなきて」と学校で教わったが「もきなき」の意味が分からなくて困ったという話をされたことがあったのを思い出した。ホトトギスは時期的にはぴったりだと思うのだが鳴き声を知らないのでいたのかどうか不明である。

 ネット検索で声を確かめてみるとどうやら聞いた声のように聞こえるのだが・・・。 

 なお、内山老師が「もきなき」の話をされたのは、佛を勉強しようとする人がその用語の意味を知ろうと苦労するのは子供が「もきなき」に苦労しているようなものと例えられたのである。

コメント
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