「炎天下 子猫が車道を ゆうゆうと」
チャンコで走っていて見かけた光景である。
4車線ある道路を少し大きくなった子猫が横断しているのに出くわした。交通量は少なくて渡れたのだろうがやはり危なっかしい。近づく車も猫に気づいて避けたり速度を落としたりしたので何とか通り抜けた。後の方で警笛を鳴らされて慌てて走り抜けたが・・・。
小さな動物だし運転者が気づかない場合もある。
さて、私の20年も昔の体験だが、猫が車に轢かれるところに遭遇したことがある。
大津市に紅葉パラダイスというヘルスセンターがあってそこで遊び仲間一杯飲んだことがある。酔い覚ましにと一人で湖西の幹線道路を浜大津の方に歩いて帰った。歩道を歩いていたら横道から猫が飛び出して来て私の方へ来ようとしていたのだが、猫は私と予期せぬ形で出逢ったので、方向を変えて車道の方へ飛び出していった。危ないと思った瞬間、「コン」という音がした。轢かれたなと思ったら案の定、臓物なんかが飛び出してぺしゃんこになっていた。車は停まろうともせず走り去っていた。
あの猫も私とかち合わなければあの事故に合わなかっただろうし、可哀想な後味の思いであって、子猫の様子を見ていたのだが無事に渡れてよかった。しかし、道路を渡らなければならない状況にあの猫があるなら、相当やばいことである。
無事を祈るったって、どうしようもないもんね。