過去に内山興正老師の書かれた自己生命図の紹介に始まり、それをアレンジする格好でいろんな生命図を描画し開示してきた。
今般、物理、生理、心理と言う形で整理し直し、かつ、個々の生命が宇宙レベルにおいては一体のものであることを示してみた。
図を見れば一目瞭然のものであるが、若干説明を加えると、上に突き出たドーム型の認識世界は意識によって作られた架空の世界である。
寝れば消える、目が覚めれば現れる、目を瞑れば暗がりの世界となる。
その世界を実際の世界と勘違いして、その世界の中で生きているのである。それは記憶した映像のパッチワークであり、人ごとに独自の世界となっている。
人と人は言葉というインデックスを用いてコミュニケーションを取るが、伝えられるのはインデックスだけであり映像は自分持ちのものを呼び出すことになる。
個々の生命は宇宙の一部が変成したもので、重力、電磁力の影響範囲が無限大であるから、それぞれが影響し合っている。
「彼あるがゆえに我あり、我あるがゆえに彼あり」 つまり、仏教でいう縁起である。
宇宙内のあらゆるものとのっぴきならない関係で連結しているのである。
生命力は宇宙力である。
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