前回は 古代ギリシャ哲学者エピクロスの言葉を紹介した。
「 我々が存在するとき死は存在せず 死が存在するとき 我々は存在しない」
去年の10月には、古代ギリシャ哲学者 キケロの「死者の命は生ける者の記憶に留まる」という言葉を用いて文章を書いた。
それに関連するが「人は二度死ぬ」ということが言われるようになった。
「一度目の死は肉体が滅んだ時、二度目の死は全ての人から忘れられた時」という意味で使われるようだ。キケロのいう記憶に留まっていたものもなくなってしまうと意味である。
永六輔が言い出した言葉のようで膾炙されるようになってまだ日が浅い。
お釈迦さんなんか多くの人に今も記憶されているお方だから生存中ということになる。
まあ、悪名を残さないようにしましょう。
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