十方世界共生山一法寺

自己の世界を建設しよう
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福島第一原発事故で放射性物質が漏えい

2011年03月14日 | 共生

 福島第一原発事故の拡大は留まるところを知らない。次から次へと懸念材料が現出してくる。地震、津波のよる施設へのダメージが主原因であるがその対応の不手際が目立つ。1号から4号まで全部爆発させるのはなんてとんでもない。

 また、現状等についての情報周知が遅すぎるし、中には笑いながら記者会見する者もいたが頬を緩める場面でないのに・・・。

 放射能といえば、我々年配者にはソ連、中国の核実験を思い出す。核実験で舞い上がった塵埃が日本上空までやって来て雨に混じって降ってくる、放射能雨である。放射能雨にはセシウム137(半減期30年),ストロンチウム90(半減期29年)、及びヨウ素131(半減期8日)が含まれていて主としてそれらが人体に悪影響を与えるということを知った。

 今回の原発事故でセシウム、ヨウ素が検出されたということであるが、セシウムは体内に取り込まれると筋肉等に留まると半減するまで70日ほどかかるらしい。ヨウ素は甲状腺に集まり8日と短いが短い分放射線が強く甲状腺ガンを起こす、チェルノブイリ事故後甲状腺ガンが多発し、特に小児のガンが痛ましいものだった。

 ストロンチウムは骨に入り込み人体に取り込まれれば半減するには15年かかるという。

 何とか現状で食い止めてほしいものである。

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