十方世界共生山一法寺

自己の世界を建設しよう
 日本のことも世界のことも自分自身のこともみな自己の内のこと。

12月8日は何の日?

2008年12月06日 | 佛教

12月8日は何の日?
私の年配より上の人なら昭和16年の太平洋戦争開戦・真珠湾攻撃の日を想起される人が多いと思う。

しかし、仏教を学ぶ者としては、釈尊が臘月(12月)の8日に悟りを開かれた、つまり、成道されたとされているので、成道会(じょうどうえ)という記念日となっていることを忘れてはならない。また、成道会を臘八会(ろうはちえ)とも称し、この日に法要が行われる。禅門においては臘八接心と称し12月1日から8日まで坐禅三昧の修行が行われる。だから、今はその最中である。



日本においては、552年の仏教伝来以来、多くの人々は仏教に帰依し心の拠りどころとして来ているのに釈迦の成道を祝わず、イエスの誕生を祝うのか訳が分らない。



 クリスマス、バレンタインデイ、カーニバル、ハロウィン。果てはパリ祭を何故日本で日本人がやるのだ?祭なら何でもよいという軽薄さを笑うしかない。

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