呑む気オヤジ/蔵王山麓蓬莱庵便り

訳アリで山暮らしから都会に戻ったオヤジの日記。合唱も映画もドライブも温泉も、たまには俳句も・・・😄

阿佐ヶ谷にこんな呑兵衛横丁があるとは・・・!

2006-09-16 | 食べ物・お酒の話
♪阿佐ヶ谷駅北口「スターロード」

東京に出てきて30有余年、高円寺や中野は結構呑み歩いたのに
阿佐ヶ谷にこんな呑兵衛垂涎の横丁があるとは知らなんだ!

写真が用意できなかったので
文章で説明しても伝わるか、もどかしい。
なんたって赤提灯や電飾看板がずら~っと並ぶ。
ひとつひとつは小さな店だけど、どこもなんか暖かそう。
暖簾をくぐると、女将さんや大将が「お帰り!」って声を掛けてくれそうだ。

あぁ~、行きたいな、毎日通いたいな!
会社が近ければ、絶対通うな!
というか、今は会社が新宿だから遠くはないんだけれど
でも通うほど近くはないはなぁ。
それに、職場がまた変わるかもしれない。トホホ・・・。

「善知鳥」にご一緒したKさん、Oさん、
今度はお泊りで「阿佐ヶ谷スターロードツアー」だな!

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「善知鳥(うとう)」 阿佐ヶ谷スターロード

2006-09-16 | 食べ物・お酒の話
♪久々に旨い酒を呑んだなぁ

呑み友達の、更にその友達が一度行きたかったというお店。
呑兵衛の行くところなら、どこへでも付き合いますよ、とお相伴・・・。
いやぁ~、おとっつぁん久しぶりに脱帽!
旨ぁ~い!酒も肴(つまみ)も、ご主人も、お店も、最高~!

ご主人の今さんは言う。

「日本酒はどんな種類でも、燗で呑めます」
「大吟醸は燗をしないなんていう店は、燗をする自信がないからです」
「同じ酒でも、冷と燗では全然味わいが違います」
「燗酒は猪口の深さによっても味が変わります」
「濁り酒だって、いい酒は燗で呑んでも美味しいんです」etc・・・。
ご主人は、土鍋で酒をお燗し、銚子を両手で包み込んで温度を確認する。

今さんのお勧めで濁り酒「生酛のどぶ(奈良)」を冷と燗で
そして燗も、深めの猪口と浅い盃とで呑み比べた。
全然味が違う!
最初に冷を口に含むと、甘さがほとんどなくスッキリして旨い。
次に猪口で燗酒を・・・まろやかで芳醇。
盃で呑むと、ほぼ同時に注いだのに温度が低く、猪口よりもきりっとしている。
そしてまた冷に口をつけると・・・さっきより味も香りも強く感じる。



へぇ~、目からウロコ!
「日本酒って、ひとつの銘柄でも呑み方や器でこんなに味が違うんです」
「それを知って欲しいし、味わって欲しい」と今さん。
なんと日本酒の奥深いことか!

酒に合わす肴が、これまた旨すぎ!
「莫久来=ホヤとこのわたの塩辛」「生カラスミ」「にがうるか=鮎の肝」・・・。
もう、酒が進んで仕方がないよ。
青森の郷土料理の「煎餅汁」も美味かった。

どちらかと言うと、このわた系をちょびちょび舐めながら、美味しい日本酒を楽しむ店だ。
「“取り敢えず”のビール&軽いつまみ」を済ませてから
本格的に日本酒を堪能するために立ち寄るのが、正解かな。


店名「善知鳥(うとう)」は、今さんの出身地青森に生息する海鳥の名前。
青森市の市鳥にも指定されているらしい。
現在ビックコミックオリジナルに連載されている「蔵人(クロード)」に登場する
「小野寺せつ」の居酒屋は、この善知鳥がモデル。
店内は、漫画の通りですよ!

【本日のお酒】
・豊盃倶楽部 ・生酛のどぶ ・宇野勇三初駒 ・雁木 ・後は記憶なし・・・
コメント (2)
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