仙台から帰ってきた川崎駅の改札付近。
GW真っ盛りということもあり、まぁすごい人込みだ。
最近雑踏を歩いていると、ふとかぐや姫の3rdアルバムの「あてもないけど」という歌を思い出す。
『人並みの中を、僕は歩いているのに、なぜこんなに寂しいの。みんなどこへ向かって歩いて行くの。僕は一人当てなどありゃしない・・・』
僕は別に当て所もなくほっつき歩いている訳ではないが、なんとなくこの歌が思い浮かぶ。
いい曲だなぁ。かぐや姫のこのアルバム「さあど」は、僕にとって青春時代に聴いたレコード(CDじゃないよ!)のベスト1だ。
「ポカポカ日曜日」で始まり「アビーロードの街」に続き、「あてもないけど」でグッと来て、「そんな人違い」で大泣きしてA面終了。
涙を拭きながらLPレコードをひっくり返し、B面に針を落とすと「神田川」のあのヴァイオリンのイントロが始る。
一度引っ込んだ感涙が、またまた噴出すってぇ寸法だい!
そして締めが「僕の胸でおやすみ」なんとも絶妙な曲構成だなぁ。
かぐや姫の3人は絶対に天才だな。作曲は南こうせつが多いが、作詞は伊勢正三も山田パンダも担当している。
今聴いても、全く色褪せない名曲ばかりだ。
僕のお勧めを是非聴いてください。感想でもお寄せいただければ幸です。
♪かぐや姫3rdアルバムから「あてもないけど」
ついでに僕が聴くと必ず感涙にむせんだ「そんな人違い」
久しぶりに会った元カノの薬指には指輪が・・・。
好きで好きで仕方がなかった女性に似た姿を街で見かると、今でも思わず追いかけそうになる。
付き合っていた頃は、彼女からの手紙が届くのが楽しみで、毎日郵便配達が来るのを心待ちにしていた・・・。
何百回聴いて、何百回泣いたことだろう。今聴いていても涙が出てくる。
携帯メール世代には理解できないだろうね。
わずか30年数年前には、こんな純情な男もいたんですよ!
♪かぐや姫「そんな人違い」