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ひらひらと 昼の田んぼに ヒル舞うよ

昨日、蟻が部屋に来なくなって
心配?していると書きましたが、
庭で、野菜の皮を置いた(土に返すため)
その上に乗せた板をめくったら、
にぎやかな蟻の王国でした。

推察するに、野菜の皮を食べている
ごく小さな生物が、蟻の食料となっている。
エネルギーに満ちた生のエサがふんだんにあるので、
わざわざ危険を冒して部屋のパンくずなど、
取るに足らないということでしょう。

蟻を嫌う人もいますが、
普通の黒い蟻はシロアリの天敵でもあるので
実は家を守る存在ともいえる。
ただし、シロアリも既に腐りかけている木材を
食べるので、使われている建材が湿氣に弱い
種類の木、乾燥が充分でない、木に精油がない、
床下の通氣がよくない、そんな原因で弱った
ところをシロアリが食べて土に返そうと
しているだけです。

縄文時代の遺跡から出土した柱は栗。
硬く、水分につよく、腐りにくい。
自然乾燥の栗の木の土台ならば、
シロアリは拝みこそすれ、
かじろうとも思わないだろう。
動物は植物の召使的存在であっても
敵ではない。ピークを過ぎたものや
弱ったもの、あるいは人為が過ぎて
不自然なところを、食べて土に返し
母なる植物環境に貢献する。

動物が動くのも、植物のためのフンの栄養が
一箇所に集中しないためだと思う。

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