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なんでも、道徳の教科書の
パン屋→和菓子屋に変更、という内容をニュースで見ましたが、

日本のパンと和菓子って、あまり違いが無いというか、

欧米のパンと和菓子の中間に日本のパンがあるような氣もする。

たとえば、まんじゅうは和菓子屋にあるが、皮は発酵させた小麦の生地は、
パンとあまり変わらない。それを蒸したのがまんじゅうで、焼いたのがアンパンともいえる。

ところで、洋菓子と和菓子の違いは何と問わば、
洋菓子の方が油を多用し、和菓子は米と豆を多用しているのと、
和菓子はそこに季節的な美しい外観にも心を注いでいるようにも感じる。

僕は具体的な表現が好きだから、教科書でただ「パン屋」と表すのもつまらない。
それは和菓子も同じことで、和菓子だって星の数ほど種類があるといってもよい。
抽象的な表現を好むと、言葉に飲まれてしまう。


さて、道徳の教科書なら、色々と考えさせるほうがよいので、
たとえばこんな内容とか。

「日曜日、いさお君はさんぽに出かけました。
 途中で友達のあきこさんと出会い、一緒に歩きはじめました。
 川の橋をわたった所に和菓子屋さんがあるのを見つけました。
 氣になるお菓子があったので、味見に買ってみることにしました。
 うきうきしながら「このお菓子をいっこください」というと、
 お店の人は、つまらなそうに「いっこか…」とつぶやきました。
 このお店にはもう行かないと、いさお君は誓いました」

「しかし、食べてみると、お菓子はとても美味しかったので、奥で作っている人は
 よい人なのかもと思いました。」

「その後、美味しそうなパン屋さんがあったので入ると、お店の人も感じよくて、
 ついたくさん買ってしまいました。わくわくしながら、風のそよ吹く土手に座り
 2人でパンをほおばると、それがちっとも美味しくありません。いさお君は空を見上げ、
 何だかたまらないきもちになりました」

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