食べられない植物でも、みなみなそれぞれに大切な役割があります。
その役割は、見る人の心に芽生えるもの。
夏の花は、うちの庭には濃いめのピンク色のさるすべりが咲きます。
近所に咲いているノウゼンカズラも大好き。
花びらの中の、うすオレンジ色と黄色のグラデーションが
胸をとらえます。
不思議というか
当然というか、
鉢で栽培するアサガオよりも、庭の隅のこぼれ種から
自然と伸びてきたものの方がずっと生育がはやい。
水をやらなければ枯れてしまう場は本来向いてないのかも。
命を育む循環のあるところでしか、自然の草花は生きられない。
逆に、そのような循環=動きのある場には、エネルギーが干渉して
圧倒的によく育つのだろう。
裏庭のミニトマトも、種さえ蒔いていないのに、
野菜くずの中に種が残っていたのか、ぐんぐん伸びて
僕の背丈よりもずっと高く、いまも伸び続けて
沢山の実をつけている。
こういうことが普通にあるから、僕は種は色んなところに
ばら蒔くことにしている。
想定外の場所が最も繁茂することがある。
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