夏風邪が長引いてて、それでも、
当初の咳や痰は解消し、高熱は数日で、次は唇の口内炎
の痛み、それが去ると頭痛、というように症状が移行して
体力的には回復してきていた。
咳は全く無くなり、最終調整段階と思しき頭痛。
これが抜ければ新生というこの折、ちょうど週末で
何か外の用事や買いものがあると子どもたちは一緒に行きたがる。
土手でうさぎの草を摘むときなど、ごみが目立つので、
息子の希望でトングを買いに行くことに。
でも確実に妹たちも真似したくなり、取り合いになるから
結局ホームセンターで3人分のトングを買った。
まだ残る頭痛を抱えながらも、三兄妹と
土手のごみ拾いしながら、駅ビルまで歩いて
のりと折り紙とクレヨンを買いに行った。
長女が裸足で長靴履いて走ったりしたために
足の皮が一部むけて痛がり、途中から彼女を抱っこしながら
進んだが、風邪の道程で様々な疲れが溶融されたのか、
ずしり重くてしんどかったはずの抱っこが、
頭痛にも関わらず存外平氣でいけた。
そして何より、帰り道には裸足で土手を四つんばいで
はしゃぎ進む子どもたちの圧倒的な元氣にさらされて、
家で寝転がるよりも大きな癒しを、ショック療法のように
注入された。
抱っこが楽だったのは、風邪で大変だったときに
より効率的な身体のつかい方を身につけたためでもある。
全身の表面積でなるたけ広く接して対することで
からだと一つになり、筋肉や一ヶ所の負担が無くなる。
とにかく、風邪を自然の経過で治すことは、様々な経験と
氣づきを得る機会となる。
このたびは特に、家族の絆がつよくなったように感じる。
はじめ長女が幼稚園で流行った風邪を受けて、
家族に広がったので妻も不調だったため、
僕も家事や育児をより積極的に手伝うようになり、
ささいな協力が大きな救いになることを互いに感じ合えたと思う。
ひと眠りしてからこれを書いている今は頭痛もだいぶ消えたから、
明日からは晴れてますますよいだろう。
そんな7/3(月)は妻の誕生日でもある。
息子は昨日、金魚を買ってきて、長女は折り紙を折って
母親にプレゼントした。
僕は記念日に疎くて、いまだ贈り物が決まっていないのだが、
焦らずに自然の流れに任せます。
土手のごみ拾い用の3つのトングにはそれぞれ、
マスキングテープを巻いた上に3人の子どもたちの名前が書いてある。
写真を貼るアルバムをプレゼントでもよいかもしれない。
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