鶴・いしい&あき

野鳥観察してます

アー鳥

2011-02-14 22:57:00 | 鳥撮る
   
土曜日を休業にし金土日と三連休、420㌔西のフィールドに出かけたがまたまた大荒れのお天気。
その中で出会ったアトリの群れ、広い農耕地は遠く軽トラに乗ってきた農家の一人だけ。それに二階席からこの大群を独り占め状態、数時間の自然体の演出を見せてくれた。

1月30日出会ったカシラダカはイギリス風、地味な色であるがお洒落な色合い。
それに対してアトリは明るい色と黒色のバランスの取れた配色はフランスファッションだ、と頭に浮かんだのは、クリーニング業を何十年も続け、アパレルの世界もちと知識興味がある私だからの発想であろう。
つづきはナベナベ。



鈴なりってこんな光景を言うのだろう



背面から見ると腰の白さが目立つ



電線は寛ぎの場所、羽づくろいもしていた



農耕地で草の種などを食べているのであろう



何色あるのだろうか、羽を広げて飛ぶ姿は止めて(写真)見ると
いろんな顔がありより美しく見える



ツノ がまだない小鳥

2011-02-09 20:12:00 | 鳥撮る
   
20数年前大根島でツノがある小鳥をKR64で撮影、この時一羽だけであったがまたこの度もヒバリの中に一羽。目的の大きなタカ、今日はいろんな面で出会いは難しかったので次回にリベンジと、ツノがまだない小鳥と付き合った。

しかしなかなかの忍者、顔は黄色と黒、腹部は白で目立つが、枯野の田んぼで採食時、頭を突っ込んだり背を向けるとまわりに溶け込んで、ちと目を放すとどこどこと慌ててさがす。
動きは速いし距離はあるし相手は小さい(ヒバリ大)し双眼鏡で捜しまわる。後から後から県外ギャラリーも集まり、目玉は多くなるがそれでも右往左往。双眼鏡でやっと捕えファインダーを覗く。だが動きは早く姿は無い。またファインダーから目を離してさがす、疲れるわぁー。

後ろの方で、春が来たらツノが伸びて目立つようになると周りの人たちに話していた。きっとベテランバーダーなのであろうが、私は後ろを振り向かなかった。



正面は目立つが背中はまわりの色に溶け込んでしまう





飛翔時、脇の褐色も見た
ヒバリ数羽と同じ田で行動を共にしていた





フィールドに出かけると夕日夕焼けも楽しみの一つ
しかしなかなか一枚の絵にはならない。



ツノ がある鬼 と チュウヒ

2011-02-07 22:14:00 | 鳥撮る
   
2月立春が過ぎた5日土曜日、仕事は昼までとし北へ出かけた。峠から下りは両サイド除雪した雪の壁の道路。こんな道を昼間走るのは初めてでメルヘン気分、これを過ぎるといい事が待っている小説の一説のような予感がし3時間の運転は疲れ無し。

山陰のフィールドでは大きなタカとツノがある鳥とツノがまだ出ていない小さな鳥と他県ナンバーのギャラリー達とで大賑わい。私もその中の一人である。

節分の日はもう終わってしまったが、赤鬼でもない青鬼でもないツノのある鬼三つに、福は内鬼も内と言いながらポケットの中のピーナツを口に頬張りながら豆まきは終わった事にした。



ツノ(長い羽角)がある顔は強そうな鬼に見えたが、
このツノを隠せば福(フクロウ)顔になる。
毎冬姿を見せるが環境によって塒場所は変わるみたい





私のテーマはやっぱり枯野の猛禽、チュウヒだぁー





今シーズンはこの周りに4個体いるみたい



ケアシノスリ 成鳥雄 雌

2011-02-04 20:12:00 | 鳥撮る
   
野鳥プロカメラマンが二年目雄と連絡があった気になる個体のつづき。 smile

雌成鳥は10年前、赤名峠を三往復し時間をかけて付き合った。地上に降りている正面の胸、腹帯(脇から腹部)のパターンは、この時の雌と気になる個体と同じ。2007年マイフィールドに雄成鳥が現われ形態を記録、一個体であるが雄の特徴を知ることができた。

我が手元の洋書でケアシノスリのはっきりした雄雌成鳥の写真を再確認。これらを含め私の世界の中で気になる個体は彼女と確信しているが・・・さてプロの反論は



いい画像は金庫に保管、この画像なら煮て食おうが焼いて食おうがOKと言うことで、地元バーダーのボスから拝借した一点。niko 
  


2001年ポジで撮影した雌成鳥



雄成鳥は胸だけではなく腹帯(脇から腹部)も小さいと思う



真後ろからだと雄雌の判断は尾羽を確認しないと分からない




ケアシノスリ 気になる個体

2011-02-03 20:07:00 | 鳥撮る
   
1月9日フィールドで空高く凧が浮いていた。
双眼鏡で捉えると即ケアシノスリと判断。三日ぐらい前から見られるようになった、幼鳥だ、複数いる、と地元バーダー達の噂。

私の見たのは一個体のみ、虹彩が黒く尾羽の先端部分は太い暗褐色の横帯で雌成鳥と思ったが、ベテラン野鳥プロカメラマンが私の証拠写真を見、尾羽に二本目の細い横帯があり二年目の雄と思われると連絡があった。雄成鳥を何個体も撮らえているとは聞かなかったが、20年前雌成鳥は北海道で遠いのを一枚切ったきり、雌成鳥はなかなか出会えない、珍しいと電話の向こうの声。

プロのおっしゃる二年目雄は正解なのであろうが、私の知識の中では疑問符である。
阿知須(幼鳥)笠岡(幼鳥、雄成鳥)平田(幼鳥、雌成鳥)と中国地方だけの出会いであるが、特に2008年十数個体の出会いがあった。そして尾羽に注目し個体識別を心がけた。

この経験でこの度の気になる個体は雌と判断。根拠は尾羽先端部分の太い横帯の中に下から見ると細く薄い横帯があるが上からだと太い一本に見える。
体の正面から見ると胸、腹部は雌の特徴あり。2001年雌成鳥、2007年雄成鳥を比較しながら特に胸を確認した。
二年目以降の雄なら二本目の横帯の間に白い横帯が入り、上からでも下からでも二本ある事が分かり、胸にも雄羽が現われてもおかしくないと思う。虹彩の黄色の個体でも、はっきり雄尾羽パターンになっていた。個体差によって違いがあるのかなぁー。

9日10日は短い時間の出会いであったが、近距離で真後ろ姿も収集出来ればと16日23日30日とチャンスをうかがったが、もう抜けてしまったのか目の前には現われなかった。
気になるタカで終わってしまったかぁー。



上からだと太い一本の横帯に見えるが、下からだと細い薄い二本目の横帯が覗く、
気になる個体の尾羽。





プロが個体を確認したいと連絡があり、この三点の画像を送った。



2008年出会った虹彩が黄色い個体の尾羽。



2007年に出会った雄個体、尾羽だけではなく胸にも特徴がある。