山が部首になる常用漢字を追加しました。
山 サン・セン・やま 山部
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/37/1e59cb81e70f83c19b2164755161c4f6.jpg)
山が三つ地表に付き出た形の象形。山は部首となるが、山の意で音符ともなる。
意味 (1)やま(山)。山の形をしたもの。「火山カザン」「氷山ヒョウザン」「山脈サンミャク」(2)寺院。「山門サンモン」(3)やま。物事の頂点。「山場やまば」
山は部首「山やま」になる。漢字の偏や冠などに付き、山・高い意味を表す。「新漢語林」で225字収録されている。
常用漢字 16字
山サン・やま(部首)
崖ガイ・がけ(山+音符「厓ガイ」)
岳ガク・たけ(山+丘の会意)
岩ガン・いわ(山+石の会意)
岸ガン・きし(山+音符「厈カン」)
岐キ(山+音符「支シ」)
崎キ・さき(山+音符「奇キ」)
峡キョウ・はざま(山+音符「夾キョウ」)
岡コウ・おか(山を含む会意)
岬コウ・みさき(山+音符「甲コウ」)
崇スウ・シュウ・たかい( 山+音符「宗シュウ」)
島[嶋]トウ・しま(山+音符「鳥チョウ⇒トウ」)
峰ホウ・みね(山+音符「夆ホウ」)
崩ホウ・くずれる(山+音符「朋ホウ」)
嵐ラン・あらし(山+風の会意)
峠とうげ(山+上+下の国字)
なお、このうち山サン・岡コウ・島トウは音符にもなる。
イメージ
「やま」(山・仙・辿・杣)
「形声字」(疝)
音の変化 サン・セン:山 セン:仙 ・疝 テン:辿 そま:杣
や ま
仙 セン 人部
解字 「イ(ひと)+山(やま)」の会意形声。山にすむ人の意。
意味 (1)せんにん。山に入って不老不死の術を修めた人。「仙人センニン」 (2)俗界を離れた人。また、そのところ。「仙郷センキョウ」 (3)すぐれた。非凡な。極めた人。「詩仙シセン」(①詩の大家。②李白の敬称)
辿 テン・たどる 辶部
解字 「辶(行く)+山(やま)」の会意。山道をゆっくり歩く意。日本では、いろんな所を尋ねあるく意味に用いられる。
意味 (1)ゆっくり歩く。 (2)[国]たどる(辿る)。さがしながら行く。すじ道を追い求めて考える。
疝 セン 疒部
解字 「疒(やまい)+山(やま)」の形声。下腹部にふくらみ(山)が出る病気。ヘルニア(脱腸)に当てる。ヘルニアとは、筋膜が薄くなっている部分から、腸などの内臓が腹腔外に飛び出す病気。また、広く臓器が通常の位置から、皮膜の弱い部分を通り移動することによる腹部や腰の痛みをいう。なお[説文解字]は「腹痛なり」とし、腹部の痛みのある病気をいう。
意味 (1)はらいたみ。あたはら(あたばら)。「疝気センキ」(下腹部や腰がひきつって痛む病気)「疝痛センツウ」(疝気による痛み)「疝癪センシャク」(胸・腹部のさしこんで痛む病気。癪は急に痛くなること) (2)ヘルニアに当てる(おもに中国)。「疝気センキ」(ヘルニア)「股疝コセン」(大腿ヘルニア。脱腸)「腰疝ヨウセン」(椎間板ヘルニア)
杣 <国字> そま 木部
解字 「木(き)+山(やま)」の会意。木をとる山の意の国字。
意味 (1)そま(杣)。そまやま(杣山)。木材とする木を植えている山。 (2)そまき(杣木)。山林から切り出した材木。 (3)そまびと(杣人)。きこり。
<紫色は常用漢字>
バックナンバーの検索方法
※一般の検索サイト(グーグル・ヤフーなど)で、「漢字の音符」と入れてから、調べたい漢字1字を入力して検索すると、その漢字の音符ページが上位で表示されます。
山 サン・セン・やま 山部
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山が三つ地表に付き出た形の象形。山は部首となるが、山の意で音符ともなる。
意味 (1)やま(山)。山の形をしたもの。「火山カザン」「氷山ヒョウザン」「山脈サンミャク」(2)寺院。「山門サンモン」(3)やま。物事の頂点。「山場やまば」
山は部首「山やま」になる。漢字の偏や冠などに付き、山・高い意味を表す。「新漢語林」で225字収録されている。
常用漢字 16字
山サン・やま(部首)
崖ガイ・がけ(山+音符「厓ガイ」)
岳ガク・たけ(山+丘の会意)
岩ガン・いわ(山+石の会意)
岸ガン・きし(山+音符「厈カン」)
岐キ(山+音符「支シ」)
崎キ・さき(山+音符「奇キ」)
峡キョウ・はざま(山+音符「夾キョウ」)
岡コウ・おか(山を含む会意)
岬コウ・みさき(山+音符「甲コウ」)
崇スウ・シュウ・たかい( 山+音符「宗シュウ」)
島[嶋]トウ・しま(山+音符「鳥チョウ⇒トウ」)
峰ホウ・みね(山+音符「夆ホウ」)
崩ホウ・くずれる(山+音符「朋ホウ」)
嵐ラン・あらし(山+風の会意)
峠とうげ(山+上+下の国字)
なお、このうち山サン・岡コウ・島トウは音符にもなる。
イメージ
「やま」(山・仙・辿・杣)
「形声字」(疝)
音の変化 サン・セン:山 セン:仙 ・疝 テン:辿 そま:杣
や ま
仙 セン 人部
解字 「イ(ひと)+山(やま)」の会意形声。山にすむ人の意。
意味 (1)せんにん。山に入って不老不死の術を修めた人。「仙人センニン」 (2)俗界を離れた人。また、そのところ。「仙郷センキョウ」 (3)すぐれた。非凡な。極めた人。「詩仙シセン」(①詩の大家。②李白の敬称)
辿 テン・たどる 辶部
解字 「辶(行く)+山(やま)」の会意。山道をゆっくり歩く意。日本では、いろんな所を尋ねあるく意味に用いられる。
意味 (1)ゆっくり歩く。 (2)[国]たどる(辿る)。さがしながら行く。すじ道を追い求めて考える。
疝 セン 疒部
解字 「疒(やまい)+山(やま)」の形声。下腹部にふくらみ(山)が出る病気。ヘルニア(脱腸)に当てる。ヘルニアとは、筋膜が薄くなっている部分から、腸などの内臓が腹腔外に飛び出す病気。また、広く臓器が通常の位置から、皮膜の弱い部分を通り移動することによる腹部や腰の痛みをいう。なお[説文解字]は「腹痛なり」とし、腹部の痛みのある病気をいう。
意味 (1)はらいたみ。あたはら(あたばら)。「疝気センキ」(下腹部や腰がひきつって痛む病気)「疝痛センツウ」(疝気による痛み)「疝癪センシャク」(胸・腹部のさしこんで痛む病気。癪は急に痛くなること) (2)ヘルニアに当てる(おもに中国)。「疝気センキ」(ヘルニア)「股疝コセン」(大腿ヘルニア。脱腸)「腰疝ヨウセン」(椎間板ヘルニア)
杣 <国字> そま 木部
解字 「木(き)+山(やま)」の会意。木をとる山の意の国字。
意味 (1)そま(杣)。そまやま(杣山)。木材とする木を植えている山。 (2)そまき(杣木)。山林から切り出した材木。 (3)そまびと(杣人)。きこり。
<紫色は常用漢字>
バックナンバーの検索方法
※一般の検索サイト(グーグル・ヤフーなど)で、「漢字の音符」と入れてから、調べたい漢字1字を入力して検索すると、その漢字の音符ページが上位で表示されます。