隼 シュン・ジュン はやぶさ 隹部

解字 「隹スイ(とり)+ 一(まっすぐに)」の会意。隹の足に一を加えて、足をまっすぐ横にして飛ぶ鳥を示す。ハヤブサは極めて速くとぶので、その飛ぶ姿を表わした。現代字は「隹+十」の形になっている。

意味 (1)はやぶさ(隼)。ハヤブサ科の鳥。速く飛ぶので古来鷹狩りに用いられた。 (2)勇猛な人のたとえ。「隼人はやと」(古代九州南部にいた勇猛な民族)
イメージ
「はやぶさ」(隼)
「同音代替」(準・准)
音の変化 シュン:隼 ジュン:準・准
同音代替
準 ジュン・みずもり 氵部

中国古代の水準器
解字 「氵(みず)+隼(ジュン)」 の形声。ジュンは順ジュン(したがう)に通じる。溝を掘った細長い材に水を注ぎ、中の水が水平にしたがうことを利用して水平面を測量する器具をいう。
意味 (1)みずもり(準)。水平をはかる器具。「水準器スイジュンキ」「準縄ジュンジョウ」(準は水準器、縄は墨縄。二つをあわせ、のり・てほんの意となる) (2)めやす。のり。法則。「準則ジュンソク」「基準キジュン」「標準ヒョウジュン」 (3)標準にする。よりどころ。なぞらえる(準える)。「準拠ジュンキョ」(よりどころ。標準としてそれにしたがう) (4)そなえる。「準備ジュンビ」
准 ジュン・なぞらえる 冫部
解字 準の略字。準の意味(3)の「なぞらえる」意から、ある役職になぞらえる地位となり、その役職と同等であるが実質的にはその下になる地位をいう。おなじく「標準にする」意から、規定に準拠して処置することをいい、転じて「ゆるす・認める」意となる。いずれも官庁用語・法律用語として用いられる。
意味 (1)なぞらえる(准える)。そのものに准ずる。「准将ジュンショウ」(将に准ずる=副将)「准教授ジュンキョウジュ」(教授に准ずる地位) (2)ゆるす。認める。「批准ヒジュン」(条約を国家として認め、最終的に確定すること)「准許ジュンキョ」(認めて許す)
<紫色は常用漢字>
バックナンバーの検索方法
※一般の検索サイト(グーグル・ヤフーなど)で、「漢字の音符」と入れてから、調べたい漢字1字を入力して検索すると、その漢字の音符ページが上位で表示されます。

解字 「隹スイ(とり)+ 一(まっすぐに)」の会意。隹の足に一を加えて、足をまっすぐ横にして飛ぶ鳥を示す。ハヤブサは極めて速くとぶので、その飛ぶ姿を表わした。現代字は「隹+十」の形になっている。

意味 (1)はやぶさ(隼)。ハヤブサ科の鳥。速く飛ぶので古来鷹狩りに用いられた。 (2)勇猛な人のたとえ。「隼人はやと」(古代九州南部にいた勇猛な民族)
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音の変化 シュン:隼 ジュン:準・准
同音代替
準 ジュン・みずもり 氵部


中国古代の水準器
解字 「氵(みず)+隼(ジュン)」 の形声。ジュンは順ジュン(したがう)に通じる。溝を掘った細長い材に水を注ぎ、中の水が水平にしたがうことを利用して水平面を測量する器具をいう。
意味 (1)みずもり(準)。水平をはかる器具。「水準器スイジュンキ」「準縄ジュンジョウ」(準は水準器、縄は墨縄。二つをあわせ、のり・てほんの意となる) (2)めやす。のり。法則。「準則ジュンソク」「基準キジュン」「標準ヒョウジュン」 (3)標準にする。よりどころ。なぞらえる(準える)。「準拠ジュンキョ」(よりどころ。標準としてそれにしたがう) (4)そなえる。「準備ジュンビ」
准 ジュン・なぞらえる 冫部
解字 準の略字。準の意味(3)の「なぞらえる」意から、ある役職になぞらえる地位となり、その役職と同等であるが実質的にはその下になる地位をいう。おなじく「標準にする」意から、規定に準拠して処置することをいい、転じて「ゆるす・認める」意となる。いずれも官庁用語・法律用語として用いられる。
意味 (1)なぞらえる(准える)。そのものに准ずる。「准将ジュンショウ」(将に准ずる=副将)「准教授ジュンキョウジュ」(教授に准ずる地位) (2)ゆるす。認める。「批准ヒジュン」(条約を国家として認め、最終的に確定すること)「准許ジュンキョ」(認めて許す)
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