時間があったので、「タリーズ」でお茶。
読書するにはええわー
読書。カレン・バルーク=フェルドマン / 「17歳でもわかるGRITワークブック」
GRITとは?
重要な長期目標に向かって努力し続ける情熱と粘り強さ。目的を明確にして、あきらめず、それに向かい続ける気持ちのこと。
GRITとは、ペンシルベニア大学で心理学教授のアンジェラ・ダックワースのベストセラー「GRIT」で有名になった言葉で、日本では「やり抜く力」と言われています。ダックワーク博士の「GRIT」も読んだのですが、読んでGRITがいかに重要かは理解できたのですが、内容がけっこう抽象的で、GRITを伸ばすための具体的な方法がいまいちよくわからなかったので、こちらの本も読んでみることにしました。
「才能」を成功するためのスキルへと変換できるのは努力だけ。
GRIT=努力
才能×努力=スキル
スキル×努力=目標達成
自分のGRITを伸ばすことで、達成したい目標のポジティブな面を見つけられることができるなら、今すぐ情熱を感じられない点があっても最後までやり抜くことができる
→その行動によって得られるよい結果に着目することが大切!
悲観主義者は、あらゆるチャンスの中に問題を見つける
楽観主義者は、あらゆる問題の中にチャンスを見つける
悲観的な人は、3つのPと呼ぶ傾向に陥っている
Permanence(永続化)、Pervasiveness(普遍化)、Personalization(自責化)
GRITを強化したいなら、この3つのPを次の3つのPに変える
Passion(情熱)、Perseverance(粘り強さ)、Purpose(目的)
成長型マインドセットを持つことは、GRITを強化するカギのひとつ
成長型マインドセットとは、努力によって知能や能力を伸ばすことができると信じること
自分の思いに「まだ」という言葉を加えることで、GRITを強化することができる
目標はSMARTに
Specific(具体的)、Measurable(測定できる)、Attainable(達成できる)、Relevant(関連のある)、Time Bound(期限のある)
自制心を鍛えて自分をコントロールできれば、GRITも強くなる
自分をコントロールするには、誘惑してくるものに対する考え方を変えて誘惑をはねのけることが効果的
① 環境を選ぶ
② 環境を変える
③ 選択的に注意を向ける
④ 認識を変える
⑤ 反応を調整する
GRITを発揮できる行動をしっかり身につけるのは習慣化してしまう
目標を自分の中心(=核)となる価値観と結びつける
目的意識があれば、長期的な目標に対して粘り強くなり、失敗しても立ち直ることができる
目的は、自分にとって重要であると同時に、世界に役に立つ(人を喜ばせる、環境を守る等)目標を持つこと
マインドフルネスでいることと感謝の気持ちを持つことは、どちらもGRITを強くする
17歳でもわかる、と題名に入っているとおり、GRITについて非常にわかりやすく、かつ具体的に書かれてあり、なるほど、と腑に落ちる点の多い内容だった。
「努力することでいい結果が起こる」その経験を少しずつ積み重ねることで、目標を達成するために粘り強く努力を継続する力が養われる。
ちなみに、ダックワース博士の家では、家族全員が自分で決めた少しハードなことに挑戦しないといけないルールがあるそうだ。ここで重要なのは、親も挑戦すること。子どもは親の行動をお手本に学んでいくためである。
というわけで、マラソンにチャレンジすることに。がんばろ。