スマイリーな毎日

笑う門には福来たる

「mugi」@倉敷

2020-09-03 | グルメ

倉敷美観地区にある「mugi」に。

カレーパンもちょっとハード系

バゲットも

ハード系のパンが充実しています。

読書。ハワード・マークス / 「投資で一番大切な20の教え」

アメリカでは有名な、運用資金800憶ドル以上を誇る投資会社オークツリー・キャピタル・マネジメントの会長兼共同創業者のハワード・マークスが、長年の豊富な投資経験から身につけてきた投資に関するアイデアや思考方法をまとめた一冊。

ひとつめの教えは「二次的思考をめぐらす」ことだと述べられている。

成功する投資の定義はなにか?と聞かれたら、投資家のほぼ全員が、「市場を上回るパフォーマンスを上げること」と言うだろう。平均的な投資パフォーマンスならインデックス・ファンドに投資すれば誰でも達成でき、その市場全体の動きに連動したリターンが得られるからだ。

ただ、その上を目指すためには、二次的思考が欠かせないと著者は述べている。

投資で成功するには、物事を正しく見極めることが必要条件になるだろうが、それだけでは十分条件にならない。ほかの投資家よりも正確に見極める力が必要、言い換えれば周りとは違う思考方法(二次的思考)を持たなければならない。

二次的思考を具体的にいうと、

・「これは良い企業だから、株を買おう」というのが一時的思考。一方、「これは良い企業だ。ただ周りは偉大な企業とみているが、実際にはそうでない。この会社の株は過大評価されていて割高だから売ろう」というのが二次的思考。

・「経済成長率は低下し、インフレ率は上昇する見通しだから、持ち株を売ろう」というのが一時的思考。一方、「景気見通しは悪いが、他の投資家はみなパニック売りをしている。今が買いどきだ」というのが二次的思考。

・「この企業は減益になると思うから、売りだ」というのが一時的思考。一方、「この企業の減益幅は周りが予想しているよりも小さいと思う。予想より良い業績が発表されて株価は上昇するだろうから、買いだ」というのが二次的思考。

個人投資家なら、この「二次的思考をめぐらす」という章を読むだけでも、この本を買う価値があるんじゃないかというくらい素晴らしく勉強になる内容だった。

これはスゴ本!

コメント
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