地質用語でいうと泥岩(でいがん)。
山を切り取りして、こいつが砕けると「だけ土」になります。
「だけ土」、語源は不明です。岳とか嶽とかいう漢字を私は思い浮かべるのですがホントのところはどうなんでしょうか。
頁岩(けつがん、高知県東部の海岸によく見られる黒い岩)を砕いたものも同じく「だけ土」と呼びますし、県内の四万十帯以外の地域でも「だけ土」という呼び方をするらしいので、どうやら、
土状になった岩砕=「だけ土」、と考えるのが正解のような気がします。
盛土材料としては一級品です。
ジオパック工法の品質は、ひとえに盛土材の良し悪しにかかってきます。
ですから、貴重な「だけ土」は、ひとまず仮置きをしておくのです。
このあと、仮置きした「だけ土」にブルーシートをかけ、余分な水が染み込まないようにします。
ひのでした。