土木のしごと - (有)礒部組現場情報

地域のためにはたらき、ふつうの暮らしを支える人たち。(有)礒部組とその仲間たちのたのしくゆかいな面々。日々是土木。

ハレーション

2025年02月18日 | 国道493号北川道路柏木工区関連工事
10月半ばから北川道路柏木2号橋A1橋台工事も5ヶ月目に入り
いよいよ最後のひと月
最終盤となって
ここ数日の現場作業というと
きのうも埋戻し
今日も埋戻し
あすも埋戻し

橋台背面にクレーンで土を入れ
それを締め固めるという作業が毎日つづいています。

そんななか
現場報告にアップされていた先週末の作業終わりの写真がこれ。







全体がガラスの球体のなかに入っているような
なんだか不思議な感じがする画像です。

なんのことはない

たぶん
右端にちょこっと写っている太陽が原因でしょう。

太陽の光がコンクリートの壁に反射して
その光がレンズに入りこんだのだと推察されます。
そう
いわゆるハレーションというやつです。
強い光の影響で写真の一部が白くぼやけてしまう現象です。
逆光や強い光源を直接撮ったときに光が乱反射することで発生します。

この場合
撮る角度を変えて少し左側に移動すれば
かんたんにその発生を抑えることができます。

ここまではごくごく初心者用の解説
それと
工事記録写真に限定すれば
ハレーションが起きないようにするのはイロハのイ
なのでそうするべきなのですが

がっ
がっ
がっ
しかぁ~しっ

現場で撮るのは工事記録写真だけとは限りません
というか
土木現場技術者たるもの
せっかく写真を撮るのが欠かせない業務のひとつ
(つまりいつもどこでも何かあれば写真を撮ろうとしているひと)
なのですから

そこはそれ
その業務のなかに
おもしろみを見つけるのもモティベーションアップの秘訣です。
となると
ちょっとばかりの遊びごころを常にもっておくのが必須。
であれば
あえて太陽を写し込みたい
という場合だって多々あるはず。
(たとえばそれで強い陽差しを表現するとか)

そういう面から見れば
わるい写真ではなく
むしろおもしろい
という評価さえできますよね。

問題はそこに意図があるかどうか
その構図や色合いや光と影などなどを含めた仕上がりに
撮影者が主体的にかかわっているかどうか。
そうでなければただの偶然ただの失敗作となるだけです。

自己満足といえば自己満足なんですけどね。
そんなのもまた
仕事をおもしろくするためのひとつの方法。

そんなふうに考えると
現場には宝物がたくさん転がっています。

おもしろいよ~~~
ぜひ (^O^)/

(みやうち)



ち・な・み・に・・・・








けっして
こんなことを勧めているわけではございませんので
誤解のなきようお願い申し上げます ^^;

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