「工事だより」用の空撮を行っていたときです。
「よ~し、もうそろそろ戻そうか」と私。
「あれ?」
「あれ?」
「あれ?」
と本日のドローンオペレーターTくん。
(基本わが社はディスプレイを見ながら誘導する役とオペレーターとのツーマン体制で飛ばしてます)
そのときスマホの画面には
ぐるぐると当てもなく回る地上の風景が写しだされるだけ。
「操縦できません!」
「落ち着け、あわてるな。」
と努めて冷静を装う私ですが、
もちろんどこをどうすればいいのか、そのときまったくわかってません。
「今、どっちを向いてますか?」
「お、こっち向いた。そのままこっちに戻せ!」
「ゆうことききませんもん」
とかナントカというやり取りがつづいたあと、
Tくんの懸命の操作が功を奏したか、
ふらふらとはしているが何とかこちらの方へ向かい始めたPhantom2+。
ほどなくして正常な動きに戻り、帰ってきました。
「おお!ええぞ!今のうちに早う着陸させえ!!」
「結局イチバン興奮してたのはオレか?」
帰社後、オペレーターチームのメンバーたちが
現状把握と今後の対策を冷静に協議しているのを横目で見ながら、
反省しきりの私なのでした。
(みやうち)
地域に貢献し 地域と共に生きる
「より良いモノをより早くつくる」 をモットーに
災害復旧工事から「モネの庭」まで
幅広い分野の土木工事を施工しています
発注者(行政)と受注者(企業)がチームワークで
住民のために工事を行う