小島トンネル終点側坑口対策工事。
受圧板をセットする位置へ
「ざぶとんわく」を組み立てする作業が進んでます。
手前に見える砂防ダムは
平成24年から約1年間かけて
当社が施工したものです。
当時、ダムをつくる前段として掘削を始めたものの、
画像で見える渓の右岸側の岩盤がもろくて、
鉄筋を挿入して山を補強するように
設計を変更してもらったのを思い出します。
それでも、いっぺんに下まで掘ってしまうのは危険なので、
段階ごとに岩盤を補強しながら掘り下げました。
今度の仕事は、
この周辺の地盤がゆるんでるので、
トンネル工事の安全を図るために行うものです。
今回、調査設計成果品の内容を読んで一帯の地盤の様子を知ったときには、
砂防ダム工事の画像が鮮明に思い出されて、
さすがにゾ~っとしました。
まさか、グラウンドアンカーで抑えなければいけないようなところだったとは・・・
そこを20メートル近く掘り下げたなんて・・・
幸い無事故無災害で済んだからよかったケド・・・
思い返すと背筋が寒くなってきます。
とはいえそれは結果オーライではなく、
当時現場にたずさわってくれたみんなの努力のたまもの。
今回もそれに劣らず、
安全作業でがんばってくれてます。
「今日も笑顔で安全作業がんばるぞ!」
いいですねえ、じつにいい。
ってモデルの口から言うのもなんなんですが・・・^^;
(みやうち)
地域に貢献し 地域と共に生きる
「より良いモノをより早くつくる」 をモットーに
災害復旧工事から「モネの庭」まで
幅広い分野の土木工事を施工しています
発注者(行政)と受注者(企業)がチームワークで
住民のために工事を行う
(有)礒部組は「三方良しの公共事業」を推進しています。