工事をはじめてから約5ヶ月。
ここまで順調に進んできた
北川道路柏木1号橋う回路設置工事ですが、
年明けの1週間作業をすると工事が全面的に中止となります。
その原因は・・・
これです。
ではよくわかりませんね。
これです。
それぞれの部材をつなぐボルトです。
高力ボルトと呼びます。
画像は『モノタロウ』より
この高力ボルトが夏ごろから全国的に不足しているのです。
以下、日経アーキテクチュアという専門誌からの引用です。
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あって当たり前の小さな部材がない。鉄骨をつなぐ「高力ボルト」の不足問題が、現場で大きな不安材料になっている。事態を重く見た国土交通省は2018年11月22日、需給動向に関する緊急調査の結果を公表した。納期は、全国平均で通常時の約4倍に当たる約6カ月程度と長期化しており、「工期に影響がある」との回答が8割を超えた。納期は最大で1年以上の場合もあった。
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原因は、
東京オリンピック開催に向けた建築ラッシュのせいで原材料が不足した
という説もあれば、
これまで建設工事用ボルトに回っていた原材料が自動車業界に流れたため
~国内自動車メーカーの下請が海外メーカーにも売り始めたことによる需要増~
という説もあり、
わたしなんかにはよくわからないのがホントのところですが、
とにもかくにも現実として足りない。
というか、
ない。
もちろん、それは、工事をはじめるときからわかっていて、
四方八方手をつくしてきたのですが、
これほど大きな規模の問題になると
田舎の土木業者がどうこうできるようなもんではなく、
結局、万策つきました。
ということで、
北川道路柏木1号橋う回路設置工事、
年明けの1週間ほど作業をすると
一時中止です。
再開は未定。
予定がたちしだい報告します。
さて、当社は本日をもって平成30年の仕事納め。
あす(29日)から正月休みに入りますので
この『土木のしごとー(有)礒部組現場情報』も
そのあいだは休ませていただきます。
では皆さま
どうかよいお年をお迎えくださいませ。
(みやうち)