北川道路和田工区
ブロック積み擁壁をつくる作業もいよいよ大詰め。
川原へと降りていく坂路部分を
アントラーブロックを積み上げてつくってます。
設計書で指定されているのは
間知ブロックなのですが
(例えばこんなの)
↓↓
(画像はhttps://studio3go.stores.jp/より)
据え付けがかんたんで作業が早い
アントラーブロック
(平米ブロック(=1個が1平方メートルのブロック)の一種)
の使用を発注者に申請し
承諾を受けたうえで施工しています。
このブロック
その使う位置によっていくつかの種類があります。
まず基本型
縦半分型
横半分型
4分の1型
施工をする前に
どこにどのブロックを使うかを割り付けした図面をつくり
それにもとづいて据え付けていきます。
で
据え付け風景に戻りましょう。
それらのブロックの基礎部分を据え付けているところですね。
大ベテランの職長さんが
今度はどれを使うか
手元(=建設業で補助作業をする人を指す)のおにいさんに指示してます。
「次はこの横半の半分上がりで
半基礎の横半で
2個の半分耳がないヤツやぞーーーー!」
そしたら案の定
ちがうブロックを選ぼうとしたので
すかさず現場監督が修正してました。
監督さんに聞くと
「そういう言葉で指示されたときはいつもまちがうのでボクが常に気をつけてます」
とのこと。
思わず、
さっきの指示をアタマのなかで反芻してみます。
横半の半分上がり
半基礎の横半
2個の半分耳がないヤツ
う~ん
オレなら・・
やっぱムリかな。
そう独りごち
それでもよどみなく
流れるように進んでいく作業を
口をあけてながめているおじさんなのでした。
(宮内)
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