土木のしごと - (有)礒部組現場情報

地域のためにはたらき、ふつうの暮らしを支える人たち。(有)礒部組とその仲間たちのたのしくゆかいな面々。日々是土木。

学べよ〜

2022年12月07日 | 国道493号北川道路柏木工区関連工事

 

 

いらっしゃいませ〜

 

きのうは安芸桜ケ丘高校機械土木科3年生御一行の現場見学。

さてどこを見てもらおうかな

と考えたとき

真っ先に浮かんだのがココ

北川道路柏木1号橋の橋台工事現場でした。

 

いや

何回か来てもらってるんですけどね。

その度に現場の様子がどんどん変わっていくのが目に見えてわかるし

なにより今は

橋台の基礎杭を施工してるじゃないですか。

完成してしまえば誰の目にも触れることがない

だけど

構造的な見方をしたら肝心かなめの基礎。

しかも深礎工法という

一般的にみればとってもめずらしい工法でつくってますから。

 

でレクチャー中の監督さん。

 

 

 

 

どんなに若くても

どんなに少人数でも

誰が来ても同じ

現場を伝えることに手は抜きません。

 

 

 

 

でも

やっぱりオレはアレが気になるんだよなぁ〜。

 

 

 

 

パイプクラムを運転中のオペレーターに目が釘ずけの男子。

 

うんうん

そうでしょそうでしょ

おじさんだってソレを見はじめたらずっと見てるんだもの。

 

で質問

「この穴は何日で掘ったんですか?」

 

うん、そこ大事。

だって

時は金なり

タイムイズマネー

工程は現場作業の基本ですから。

 

ということで

若者よ

これからも

いつまでも

学べよ〜。

 

おじさんも

これからも

いつまでも

学ぶよ〜。

 

(みやうち)

(写真撮影はN先生でした)

 

 

 

 

 

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任して!

2022年12月06日 | 国道493号北川道路柏木工区関連工事

 

 

 

北川道路柏木1号橋A2橋台(奈半利側)

上段深礎杭の施工が完了しました。

 

↓↓

青く塗りつぶした部分

 

さっそく下段にとりかかります。

 

↓↓

赤く塗りつぶした部分

 

 

山を掘って

土を均して

 

 

 

杭を掘る箇所にライナープレートを設置し

 

 

 

ガイドコンクリートを打設

 

 

 

今日から掘削開始。

またパイプクラムの出番です。

 

そうそう

10日ほど前

当社ホームページにこんな記事を載せました。

↓↓

深い穴を掘るならオイラに任して

 

この時は何も考えずに

「任して」

という言葉を使ったんですが

あとでよく考えてみたらこれ

書き言葉としては

「任せて」

というのが正解だったようですね。

もともとが

「任せる」

という動詞が基本なんですから

「任せ・て」

と活用するべきなんでしょうね。

 

といっても

「任して」

という言葉もマチガイではないようですし

そもそも

いつもあえて

書き言葉と話し言葉をごちゃまぜにして書いてるわけですから

ま、ええかと

そのままにしてるというわけです。

 

ということで今日から掘削。

「深い穴を掘るならオイラに任して」とばかりに

パイプクラムの登場です。

 

(みやうち)

 

 

 

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トーフを切るように

2022年12月05日 | 琵琶ヶ谷川砂防工事

 

みなさんは使いませんか?

 

たとえば山をカットするときなど

現実は

図面に表示されている断面のように

そんなにスパッと切れるもんじゃないんですよ

というのを表現することば

 

「トーフを切ってるわけじゃないんだから」

「トーフを切るようにはいかないんだから」

 

わたしはよく使います。

 

ところがドッコイ

エンヤとっとうんとこどっこいどっこいしょ。

つくったコンクリート構造物が

スパッと

しかも瞬時に切れるんです。

 

まず

構造物を地上レーザー型スキャナでスキャニング

(もちろんドローンでもOKですが今回はTLSで)

とったカタチを点群データにして

点群処理ソフト上で欲しい断面をスパッと切る。

 

 

堤軸方向

 

お次は堤軸直角方向

 

 

 

そしてそれを

図面で要求されている寸法と対比して出来形の精度を確認します。

 

 

 

 

 

 

この方法だと

危険な思いをして

えん堤の上で寸法を測らなくても

パソコン上で確認や検査ができますよね。

 

発注者からの指定でも

監督職員から要望されたわけでもなく

こんな方法もありますよ

っていう試行に過ぎませんが

せっかくの先端技術ですから

試してみない手はないですよね。

 

ということで

 

 

 

 

 

 

琵琶ヶ谷川砂防工事

昨年度のえん堤背面土砂取除き工事につづき

今回は既設えん堤補強(コンクリート腹付け)工事が竣工しました。

最終の鋼製スリット工事をはじめる前に行う完成検査は明々後日8日です。

それに先立ち本日は社内検査。

検査員は

自称仏よりやさしい

他称鬼よりこわい

不肖みやうちでございます。

 

なんだかんだと苦労を重ねた工事ですから

ふだんよりいっそうマジメに

精一杯つとめさせていただきます。

では。

 

(みやうち)

 

 

 

 

 

 

 

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トップランナー

2022年12月02日 | その他

 

 

 

高知県土木部技術管理課主催のICTトップランナー意見交換会。

今年は徳島県の(有)高木建設さんを招き

県内6社でICTを担当する技術者が一同に会して行われました。

当社からは・・・

もちろんICT推進チーム長が参加です。

 

許可を得て同伴させてもらったわたしは

え?

アンタも参加?

てな感じの皆さんの視線を浴びながら

「ハイ、ただの見学者です」

と答えて隅っこの方に着席。

 

オンライン配信ですので

画面になるだけ映らないよう

うつむいたりのけぞったり

アタマをアッチへふったりコッチへふったりしながら

おとなしく見学してたんですが

終盤になって

突然司会者さんからの指名。

意見を求められたので仕方なくしゃべることに。

 

それはご愛嬌ということで許してもらうとして

正式参加のチーム長

昨年あたりから徐々に発表の機会が増えてきたからでしょうか

なかなか堂々とした受け答えになってきたようです。

 

 

 

 

 

わたしはビリから2番めぐらいですけど

キミはりっぱな県内トップランナーのひとり。

これからも当社代表として

自信をもって

よろしくお願いしますね~。

 

(みやうち)

 

 

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のぼるひと

2022年12月01日 | 国道493号北川道路柏木工区関連工事

 

 

 

深礎杭の先端

地下16メートルでのモルタル吹付け作業です。

 

 

 

 

 

のぼるひと。

 

はて?

この場合の「のぼる」ってどんな漢字をあてるのが適当なんだろ?

上る?

昇る?

登る?

 

検索してみました。

 

******

のぼる

〔下る・下りるの対語〕

うわさに上る、階段を上る、川を上る、煙が立ち上がる、坂を上る、出世コースを上る、食卓に上る、水銀柱が上る、損害1億円に上る、頂点に上り詰める、日程に上る、上り坂、上り列車、人の口に上る、屋根に上る

〔降の対語〕

エレベーターで昇る、神殿に昇る、天に昇る、日が昇る

登る〔よじのぼる〕

うなぎ登り、演壇に登る、木に登る、コイの滝登り、登り窯、マウンドに登る、山に登る、よじ登る

(『毎日ことば』より)

******

 

あらためて写真を見てみましょう。

 

 

 

「階段を上る」

ではなく

「ハシゴをのぼる」

ですよね。

とすると

「上る」

なのか

「登る」

なのか。

 

でも

16メートルを垂直にのぼるんですから

「よじ登る」

「登る」

の方が適当なような気がします。

 

ということで

 

 

登るひと。

 

登る先には明かりが見えます。

明かりに向かって登る。

安堵感と希望を感じる

いい写真です。

 

では今日も一日

ご安全に!

 

(撮影:ST)

(文:みやうち)

 

 

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