先住民族関連ニュース

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白老地産地消推進協メンバーが“薬膳料理”の先進地視察

2010-01-20 | 日記
【室蘭民報2010年1月20日(水)朝刊】
 食材王国しらおい地産地消推進協議会(会長・飴谷長蔵町長)はこのほど、白老に自生する食材を利用した「薬膳(やくぜん)料理」開発を目指して、関係者が岐阜や大阪、東京などの先進地を視察した。今後、試作を重ねて商品化を目指すことにしている。
 「薬膳料理研究会ツアー」と銘打ち、町内のホテル、牛肉、卵、レストラン関係者、観光協会職員ら6人が参加。2泊3日の日程で岐阜・長良川温泉、大阪・コリアンタウンなどを訪問した。
 長良川温泉では「三大薬膳」と呼ばれる「美濃薬膳料理」を、大阪ではツルニンジン、ドングリを活用した韓国料理を、都内ではヘルスツーリズムから見た料理、各地の薬膳料理の実例について説明を受けた。
 虎杖浜温泉ホテルいずみの調理長兼支配人の福田茂穂さんは「女性客が多かった」と本州での薬膳料理の主流ニーズ層の印象を語り、「漢方的食材だけではなく、その中に白老の食材を生かしたほうがいいというアドバイスを受けた」と白老牛や白老産卵などと合わせた薬膳料理の開発に意欲をみせた。
 同協議会は、白老の山海の多彩な食材とアイヌ民族の食文化の知恵を融合させた「白老薬膳料理」開発を目指しており、ツルニンジンやドングリ、オオウバユリなどを候補とした薬膳料理を検討している。今後は試作を重ね、成果発表、商品化・販売を経て、ゆくゆくは「医食同源」ツアー化を視野に入れている。
(富士雄志)
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2010/01/20/20100120m_08.html

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苫小牧支部でアシリパカムイノミ

2010-01-20 | 日記
(苫小牧民報 2010年 1/18)
 北海道アイヌ協会苫小牧支部(沢田一憲支部長)は17日、アイヌ民族の新年の神事「アシリパカムイノミ」を市内弥生町の市生活館で執り行い、今年1年の健康と幸せを祈った。今年で15回目を迎える。アイヌ文様の伝統衣装を身にまとった会員と関係者約60人が集まった。ヤナギやミズキの枝で作った祭具のイナウをいろりに置き、祭事役の沢田支部長が伝統酒のほか、イナビキや塩など、海や山の幸を火にくべ、アイヌ語で神々に感謝の気持ちを表した。その後に行われた新年交流会で、旭川支部の会員や苫小牧アイヌ文化保存会のメンバーが伝統舞踊を披露。交流を深めた。

http://www.tomamin.co.jp/2010t/t10011804.html

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四宅さんのアイヌ語伝承学ぼう あす釧路で研究会 故四宅ヤエさん

2010-01-20 | 日記
(北海道新聞01/18 13:40)
 アイヌ語の白糠方言伝承者として知られた故四宅(したく)ヤエさん(1904-80年)の伝承記録の研究会(釧路公立大地域分析研究委員会主催)が、19日午後6時から、釧路公立大で開かれる。
 白糠町出身の四宅さんはアイヌ語を母語に育った最後の世代の一人。研究者に協力して生前、英雄叙事詩や神謡、歌謡などを音声テープに残し、その一部が2007年、「四宅ヤエの伝承 歌謡・散文編」(「四宅ヤエの伝承」刊行会、非売品)として、CD5枚と本にまとめられた。
 19日は、四宅さんの孫の平良智子さん(釧路市阿寒町在住)、千葉大大学院でアイヌ語を研究する田村雅史さんと、いずれも刊行作業に携わった2人が講演する。司会を務める釧路公立大の金子康朗教授は「優れた伝承者だった四宅さんの功績に触れ、アイヌ文化について学んでほしい」と話している。
 聴講無料。問い合わせは同大(電)0154・37・3211へ。(久保田昌子)

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki3/210815.html

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