先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

道アイヌ協会:釧路支部不適切会計処理 道、現地調査が終了 /北海道

2010-01-29 | 日記
(毎日新聞 2010年1月29日 地方版)
北海道アイヌ協会釧路支部(秋辺得平支部長)の事業で不適切な会計処理が指摘されている問題で、道は28日、計4日間に及ぶ現地調査を終えた。道側は「不適切な処理を疑わせるケースがあった」として2月下旬の道議会開会までに報告をまとめる考え。
 同支部が実施した「イタオマチプ(伝統的海洋船)復元」「イチャルパ(慰霊祭)」などの事業で不適切な会計処理が指摘されている。
 これに対し秋辺支部長は疑惑を全面否定し、「行政側として何らかの方向を示すなら、こちらもそれを点検した上で対応したい」と話している。【山田泰雄】
http://mainichi.jp/hokkaido/shakai/news/20100129ddlk01040265000c.html

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アイヌ民族の副葬品放置 北大医学部 段ボール28箱分

2010-01-29 | 日記
(北海道新聞 01/29 07:33)
 北大医学部で、刀や漁具などアイヌ民族の墓の副葬品が段ボール箱に詰め込まれた状態で大量に放置されていたことが28日分かった。昭和期に医学部教授らが民族の系統などを調べるために墓を掘って人骨を集めた際に収集されたとみられる。同大は「アイヌ民族の人骨などについて放置されたものがないか、以前に調査したが見落としていた。調査が不十分だったことを道アイヌ協会に謝罪した」と話している。
 アイヌ民族の死生観には、死後はあの世で、この世同様に暮らすという考えがあり、墓には生前の愛用品などが副葬されている。
 同大の逸見勝亮(へんみまさあき)副学長によると、医学部の改修工事などに伴い、昨夏までに段ボール箱28箱分の副葬品が見つかった。はさみや鍋などもあり、道内各地やサハリンの集落名と墓の番号が付されていた。個人名はなかった。劣化が激しく、現在北大総合博物館に移し、さび止め処理などを行っている。見つかった状態は「医学部に照会中」としている。
 医学部では児玉作左衛門教授(故人)らがアイヌ民族の骨格研究のため、戦前から戦後にかけて各地で19世紀から20世紀前半の墓を中心に発掘した。最近は同様の研究はなく、同大は「この過程で集められた以外、考えられない」としている。
 逸見副学長は「副葬品をぞんざいに扱ってきたことを恥ずかしく思う。今後は保管に努め、尊敬の念を表したい」と話している。同大は同協会に対し、返還の求めがあれば応じる意向を伝えた。<北海道新聞1月29日朝刊掲載>

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バンクーバー五輪:先住民の子供たち、関連行事へ踊り練習

2010-01-29 | 日記
(毎日新聞 2010年1月28日 20時56分)
 カナダ・バンクーバーの北約50キロに位置するスコーミッシュでは五輪を目前に控え、先住民のスコーミッシュ族の子供たちが関連イベントなどで披露する踊りの練習に励んでいる。
 6歳から12歳の子供など十数人が参加。ワシやクマなどの動物を模した動きをしながら歌と太鼓に合わせて踊る。2月4日に当地を聖火リレーが通過する際や五輪中の関連イベントで披露する。
 練習に参加していたジョナサン・ウィリアムズ君(11)は「カナダ人として、先住民族として、五輪にかかわれることを誇りに思う。本番では緊張すると思うけど頑張る」と笑顔で話していた。【文・須賀川理】
http://mainichi.jp/enta/sports/general/general/news/20100129k0000m050075000c.html

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「アイヌ文化楽しいデ~ス」 倶知安 外国人に古式舞踊など披露

2010-01-29 | 日記
(北海道新聞 01/28 14:14)
 【倶知安】外国人スキー客らにアイヌ民族の古式舞踊などを披露する「白老アイヌ民族博物館フェアinニセコ」が26日夜、町内ひらふ地区のホテルで開かれ、約200人が伝統の舞踊や楽器の演奏などに酔いしれた。
 同博物館(胆振管内白老町)の移動博物館の一環で、ニセコプロモーションボードなど主催。民族衣装を着た館員が狩りやツルの親子を表現した舞を披露したり、口琴「ムックリ」を演奏した。最後は参加者も加わり、大きな輪をつくって一緒に舞踊を体験した。
 オーストラリア人のマーティン・モーガンさん(30)は「歌も踊りも素晴らしく感動した。一緒に踊ると本当に楽しい」と目を輝かせた。(内藤景太)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki/212609.html

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「観光施設にアイヌ語表記を」札幌市検討委

2010-01-29 | 日記
(朝日新聞 2010年01月28日)
■民族理解へ素案
 札幌市のアイヌ民族政策を提言する市アイヌ施策推進計画検討委員会(委員長=常本照樹・北大アイヌ・先住民研究センター長)は27日、上田文雄市長に提出する報告書の素案を明らかにした。
 学識者やアイヌ民族で構成する同委による素案では、市民のアイヌ民族への理解を深めるため、観光施設でのアイヌ語案内表記の実施、学校でのアイヌ文化紹介やアイヌ民族でアイヌ文化に詳しい人を講師として小中学校に派遣することを盛り込んだ。
 このほか、伝統文化活動の推進策として、札幌地区でのイオル(民族の伝統的生活空間)再生構想の計画策定、イオル運営への協力、生活関連施策として、民芸品を展示販売するスペースを市内中心部に設置、区民センターでの文化講座などでの民芸品販売、アイヌ民族の生活相談・交流施設の市街地への設置などを盛り込んだ。
 将来の実施に向けて検討する施策として、既存の「さっぽろブランド」への参加を促し、アイヌ民族の制作品の「ブランド化」を目指す。
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000001001280001

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アイヌシアター建設・釧路市新年度予算案

2010-01-29 | 日記
(釧路新聞 2010年01月27日)
 釧路市の2010年度予算案の概要が26日固まった。新規事業としては、アイヌの伝統文化を紹介する施設として(仮称)阿寒湖温泉アイヌシアターの建設や釧路小学校の改築、さらに国の交付金を活用しながら雇用につながる事業も盛り込んでいる。一次産業振興では、地場野菜需要拡大のために農家や直売所の紹介パンフレットを作製するほか、森林整備のために音別地区の期間作業道を開設。また、地域材の利活用を進めるため釧路市民球場屋内練習場の整備に地元材を利用する。商業振興では、地元スーパーが閉店となった白樺台地区に出店する食品小売事業者への融資を行う。
http://www.news-kushiro.jp/news/20100127/201001276.html

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卓上四季 シカを食べる

2010-01-29 | 日記
(北海道新聞 1月27日)
かつてアイヌ民族は、よくエゾシカを狩り、肉を食べた。呼び笛を持って山に入る。木陰に隠れ、鳴き声をまねて吹くと、シカが集まる。弓を引き、毒矢を放つ。そうして仕留めたと萱野茂さんの著書にあった(「二風谷に生きて」)▼だがシカが豊富に食べられたのは明治までだ。伐採や開拓、鉄砲による乱獲に大寒波が加わって、絶滅寸前になった。禁猟の措置が広がる。シカ肉が入手しにくくなったのは、和人も同じだった▼エゾシカの数は1990年代以降、急回復した。農業や森林の被害が大きくなったため、最近は年間7万頭前後も捕獲されている。だが長い間にシカを食べる文化がすたれたのだろう。食用に回されるのは1万頭ほどしかない▼いま「エゾシカ肉を食べよう」と呼びかける動きがある。道やエゾシカ協会などが主催する「2010エゾシカ料理まつり」もその一環だ。札幌、江別、小樽の34飲食店で、来月1日から始まる▼シカ肉の味は撃った直後の処理が肝心という。いいものは臭みがなく、あっさりしておいしい。野生の鳥獣肉ジビエはフランス料理の高級食材だ。「まつり」以外にもエゾシカ料理を出す店は増えている▼現代の日本で、狩猟した肉を食べる機会は多くない。山や森からの恵みとして「命をいただく」ことは、自然と人間の関係を考える機会にもなろう。新しい北海道名物に定着するとよい。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/fourseasons/212345.html

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アイヌ協支部長 道が事情を聴取 不明朗会計問題

2010-01-29 | 日記
(北海道新聞 01/26 15:22)
 【釧路】北海道アイヌ協会釧路支部(秋辺得平支部長)が道などの助成を受け実施している事業に不明朗な会計処理があると指摘されている問題で、道は26日、秋辺支部長を釧路支庁に呼び、事情を聴取した。
 午前中の聴取で秋辺支部長は、同支部が2008年度、助成金で行ったイタオマチプ(伝統的な帆船)復元事業で使用したロープが、補助申請したものより安価な素材だったと証言した。道によると、秋辺支部長は「当初のロープでは不具合があったため取り換えた」と説明したという。
 これまでの調査でも、イチャルパ(慰霊祭)の踊り手に謝金を支払ったとする支部の経費書類を道が確認しているのに対し、一部の踊り手が「参加していない」と証言するなど、不可解な点があることが分かっている。
 道は各事業について今回の聞き取りで経費や物品の流れを確認し「事実関係を明らかにしたい」としており、27日も事情を聴く。
 調査の結果は2月をめどにまとめ、補助金の不正使用が確認できれば返還請求をする予定。支部への調査は昨年11月に続き2度目。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/212222.html

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道がアイヌ民芸企業組合を立ち入り検査

2010-01-29 | 日記
(釧路新聞 2010年01月26日)
  北海道アイヌ協会釧路支部が、国が所管する財団法人からの助成を受け実施した事業をめぐり、個々の商取引に不明朗な部分があるなどとして釧路支庁は25日午後、釧路アイヌ民芸企業組合への立ち入り検査を行った。同支部長の周辺では、不明朗な会計処理が相次いで発覚しており、同支部を所管する道では26日にも、同支部長ら役員を呼び出し事情を聴くことにしている。
http://www.news-kushiro.jp/news/20100126/201001266.html

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