先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

高雄 民の誇り壊さないで

2010-04-15 | 日記
(中日新聞 2010年04月14日)
「故郷への思いは強い。でも、あんな大水害があると、やはり怖い。仕方ない」。昨年8月に台湾を襲った台風8号で被災した先住民族の男性(61)。春節(旧正月、今年は2月14日)を前に、台湾南部の高雄県杉林郷に建設された永住用の復興住宅に移り住んだ。
馬英九政権は、台風襲来から1年の今年8月までに家を失ったすべての被災者が入居できる復興住宅の建設を進めている。杉林郷の住宅は大企業が土地を提供、慈善団体が協力して約750戸が一足早く完成した。
ただ先住民の思いは複雑だ。伝統が失われるとして「故郷に帰り自主的に再建したい」という声は根強い。入居に踏み切った男性も「ブタを分け合う祭事ができないなど生活の制約が多い」と嘆く。
入居を祝う式典には馬総統も駆け付けた。「着工からわずか3カ月で荒野が桃源郷になった」と自慢したが、先住民に対するねぎらいの言葉は一言もなかった。強い違和感を持った。 (栗田秀之)
http://tabi.chunichi.co.jp/from-the-world/100224gaoxiong.html

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ディカプリオらがガラパゴス諸島でエクアドル副大統領と面会 自然保護を支援

2010-04-15 | 日記
(シネマ カフェ ネット 2010-04-14 12:56)

レオナルド・ディカプリオが9日、エドワード・ノートンらと中米・エクアドルのガラパゴス諸島を訪れ、モレノ副大統領と面会した。

2人は、自然環境保護のためにガラパゴス諸島・ヤスニ国立公園内での石油採掘を放棄を提案するプロジェクト「ヤスニITT イニシアティブ(Yasuni-ITT initiative)」を支援する旅行に参加し、同地を訪れた。地球温暖化防止と先住民の居住地区であるアマゾン熱帯雨林の保護を目的としたプロジェクトは国連信託基金方式によって進められる予定だったが、今年に入り、6月にも採掘開始かという情報が流れ始めている。

レオたちが参加したのは、環境保護団体「ミッション・ブルー」と「TED(技術、エンターテインメント、デザインといった分野の人々が集まる団体)」が共催、「ナショナル・ジオグラフィック・チャンネル」が協力し、「The Misson Blue Voyage」と名づけたガラパゴス諸島への旅行で、グレン・クローズやダリル・ハンナらも参加した。

面会したモレノ副大統領によれば、レオは自然保護キャンペーンへのさらなる協力に意欲を見せていているという。 (text:Yuki Tominaga)
http://www.cinemacafe.net/news/cgi/gossip/2010/04/8067/

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アイヌ協会支部、函館に 来月にも発足 元町に事務所

2010-04-15 | 日記
(北海道新聞 04/14 14:01)
 【函館】北海道アイヌ協会(加藤忠理事長)の函館支部が、5月初旬にも発足する。4月22日に札幌で開かれる同協会の理事会で承認後、正式に活動を開始する予定。事務所は函館市元町に置き、チセ風のギャラリー兼店舗を併設する。発足へ向け奔走してきた函館市湯川町の加藤敬人さん(55)は、「函館にいるアイヌ民族が胸を張って生きられるような活動をしていきたい」と話している。
 同協会によると、道内には現在48カ所の支部があり、道南では八雲と長万部に支部がある。支部設立には、会員が2人以上いて、アイヌ民族文化の継承活動を行うことなどが条件。函館支部発足に向けては、加藤さんが中心となり2008年11月ごろから準備を進めていた。
 函館支部は2人で発足。加藤さんによると、今月初旬、同支部事務所として同市元町に延べ床面積約50平方メートルの建物を借り、改築を進めている。2階を事務室と交流の場、1階を伝統的家屋のチセ風のいろりがあるギャラリー兼店舗にする。ギャラリーには阿寒支部の職人がつくった工芸品などを展示するほか、函館市内のアイヌ刺しゅうグループの作品も並べる予定だ。
 同協会の秋辺日出男理事は「函館に支部がないことを寂しく思っていた。歴史的には因縁の地でもあるが、新たな歴史を築く拠点にしてほしい」と歓迎。加藤さんは「アイヌ民族の側から道南の歴史を掘り起こし、見つめ直していきたい」と抱負を語っていた。(大原智也)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki2/226096.html

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白老・アイヌ民族博物館入館者、過去最低20万人割れ

2010-04-15 | 日記
【室蘭民報 2010年4月14日(水)朝刊】
白老・アイヌ民族博物館の21年度中入場者は、20年度を8・7%下回る過去最低の19万5383人にとどまった。20万人割れは初めて。平成3年の87万人をピークに入館者の減少に歯止めがかからない状態が続いている。同博物館は4月から古式舞踊定時公演の充実を図るなど入場者増に知恵を絞っている。
 同博物館は金融危機に端を発する世界的な不況、円高、韓国通貨のウォン安、新型インフルエンザ禍などを要因に挙げている。ただ、年明け3カ月は対前年度同期を49・8%上回っており、回復の兆しを見せている。特に韓国からの入場者が3カ月間だけで1万2393人と2・5倍の伸び。
 月別の前年度比は昨年4月の34・9%減をピークに減少率は縮小しており、昨年12月には3・8%増とプラスに転じた。
 団体客は14万8469人(対前年度比11・9%減)、個人客4万6914人(同3・0%増)と団体客の減少が目立つ。全体入場者の34%を占める外国人の国別は、韓国3万4646人(同5・5%減)シンガポール1万5708人(同25・0%減)中国4268人(同24・1%増)など。日本人は12万9145人(同2・0%減)。
 財団法人が運営する同博物館の経営内容は厳しく、存続も危うい状況にあることから、白老町は22年度、国や道に支援を要請しながら、緊急的な独自の「財政的支援」を実施する。
(富士雄志)
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2010/04/14/20100414m_08.html

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小熊秀雄賞に花崎皋平さん

2010-04-15 | 日記
(朝日新聞 2010年04月14日)
 優れた現代詩集に贈られる第43回小熊秀雄賞の受賞作に、小樽市在住の花崎皋平(こうへい)さん(78)の「アイヌモシリの風に吹かれて」が選ばれた。旭川ゆかりのプロレタリア詩人小熊秀雄(1901~40)にちなんだ賞で、今回は全国から78作品の応募があった。
 作家の辻井喬さんら4人の選考委員は、「周到な工夫に裏付けられており、小熊の切り開いた叙事詩を引き継ぎ、長い時間の評価に耐える作品」と評価する。
 花崎さんは、「アイヌの人々の自然観や精神文化を愛し、口承詩や叙事詩に関心を持ってきた。また、小熊の生き方、思想に共鳴してきたので、この賞に選ばれ大きな喜び」とコメントしている。
 主催する市民実行委員会による贈呈式は5月22日に旭川市内で予定されている。
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000001004140007

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