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先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

外国人観光客90人足止め ボリビア住商系鉱山占拠

2010-04-23 | 先住民族関連
【共同通信2010/04/23 01:13 】
 【サンパウロ共同】ボリビア南部ポトシ県で住友商事が出資するサンクリストバル鉱山の施設の一部を先住民が占拠した問題で、先住民側は22日までに、千人近くを動員し、この施設があるチリとの国境の町アバロア周辺の道路を封鎖、フランス人ら外国人観光客約90人が足止めされた。観光客は近くにある世界有数の塩湖を訪れたとみられる。
 在ラパスの日本大使館によると、日本人が巻き込まれたとの情報は今のところないという。
 地元メディアなどによるとポトシ県側は対話による解決を求めているが先住民側は拒否。解決の糸口はつかめていない。
 先住民側はアバロア周辺の電化や道路建設の遅れなどに不満を表明しているほか、サンクリストバル鉱山が鉱物を洗い流す際に大量の地下水を使用し、環境保護上の問題があるなどと訴えている。
http://www.47news.jp/CN/201004/CN2010042201001236.html

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気候変動解決 変革の力で ボリビアで世界諸国民会議 129カ国・2万人集う

2010-04-23 | 先住民族関連
「しんぶん赤旗2010年4月22日(木)」
 【メキシコ市=菅原啓】南米ボリビアで20日、モラレス政権と社会運動団体が呼びかけた「気候変動に関する第1回世界諸国民会議」が開幕しました。会場となった同国中部コチャバンバ近郊のティクイアパには、世界129カ国の環境運動、先住民団体の活動家、政府代表など約2万人が集まりました。
 「気候を変動させず、モデルを変える」とのスローガンがあふれるスタジアムで行われた開会式で演説したボリビアのモラレス大統領は、気候変動の大本に、環境破壊を顧みない資本主義経済モデルの問題があることを強調。「資本主義は不平等と同義語であり、母なる大地(地球)の破壊と同義語だ。資本主義が死滅するか、さもなくば、地球が死滅するかだ」と声を張り上げました。
 チョケワンカ外相は、「国民には、少しずつだが、自分たちの問題を自分たちで解決していく変革の力がある」とのべ、参加者を励ましました。
 潘基文(パン・ギムン)国連事務総長は開会式で読み上げられたメッセージで、今回の会議を通じて、「私たちは、気候変動(の脅威)に最もさらされている人々、この現象に関係がないにもかかわらず、今後その影響をもっとも受ける人々の声に耳を傾ける」と表明。11月にメキシコで開催される気候変動枠組み条約第16回締約国会議(COP16)に向けて、今回の会議が積極的、建設的な貢献となることを期待すると述べました。
 会議は、22日までの予定で、温暖化に責任のある企業や国を裁く国際法廷の創設、温暖化問題の具体的な方策の是非を問う世界一斉国民投票の実施などについて、17の分科会に分かれて議論が行われます。
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik10/2010-04-22/2010042207_01_1.html

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オバマの核なき世界:足元のウラン鉱汚染/下 「繁栄」が命を壊した

2010-04-23 | 先住民族関連
(毎日新聞 2010年4月22日 東京朝刊)
 「ウランが危険だなんて、まったく知らされなかった」。米アリゾナ州の先住民ナバホ族のジョン・ナイトさん(76)は、同州のウラン鉱で働いていた50年前を振り返った。
 白人の牧場のフェンスの修繕などをしていた59年、鉱山労働者を募集していると聞いた。ちょうど厳しい気候で多くの牛が死んだ時だった。もらっていた日給4ドル(当時1440円)に比べ、2週間ごとに150ドル(同5万4000円)と高額の給与にもひかれ、転職した。
 ドリルで穴を掘りガイガーカウンターで放射線の強さを測る鉱脈調査の手伝いや、ウラン鉱に掘った穴の中で爆砕した後の鉱石を掘り出す作業をした。
 「現場監督は白人で、働いていたのは先住民だった。ヘルメットは付けて入ったが、多くの労働者がマスクを付けていなかった」という。掘り出したウランが核兵器に使われると聞いていた。
 東西冷戦下で米国の核兵器生産は最盛期を迎えた。ウランはトゥバ市のウラン精製工場に集められ、米原子力委員会(当時)に売却された。ジョンさんのウラン鉱は転職後2年で「資金調達が止まった」といわれ閉山した。
 ナバホ族の居留地内で放置されたウラン鉱は520に上る。砕かれたウラン鉱石を洗い流した雨水がいつごろから地下水を汚染したのかはわからない。ジョンさんと妻(74)は毒性を知らずに井戸水を飲み続けた。
 連邦政府は92年、米国内核実験の風下住民やウラン鉱労働者などのため放射線被ばく補償プログラムを始めた。放射能が原因とみられる病気にかかれば金銭補償を受けられる。だが、汚染水を飲んで病気になった人たちへの補償制度はない。
 鉱山会社がウランを掘り始める時、ナバホの地元住民は「繁栄の時が来た」と言われた。だが閉山後、電気すら届かないままだ。
 「ウランの採掘は家畜を、コミュニティーを、そして我々の命を破壊した。核兵器に反対するオバマ大統領に賛成するよ。原料のウランに掘る価値はない」。ジョンさんは静かに訴えた。【トゥバ(米アリゾナ州北東部)で吉富裕倫】
http://mainichi.jp/select/world/news/20100422ddm007030051000c.html

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【白老】暮らしに便利な飲食店マップ

2010-04-23 | アイヌ民族関連

(苫小牧民報 2010年 4/22)
 白老観光協会(小西秀延会長)が、町内の飲食店を地図にした「しらおいランチョンマップ」を作った。春、夏、秋、冬年4回発行していく。観光協会は「町民や観光客の方に役立ててもらえたら」と話している。
 白老の歴史やイベント情報も載せている。B4判両面刷りで、「春号」として3万部製作した。まちの地図をデザインした表面に、町内83カ所の飲食店の所在地と連絡先、裏面でアイヌ民族の古式舞踊や白老牛、名誉町民第一号である高橋房次医師などについて紹介している。裏面は毎回、内容を変えていく予定という。
 マップは掲載店舗や町役場、JR白老駅、観光協会などで入手できる。問い合わせは観光協会 電話0144(82)2216。
http://www.tomamin.co.jp/2010s/s10042203.html

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シャチ 威風堂々 ハローオーシャン

2010-04-23 | アイヌ民族関連
(朝日新聞 2010年04月21日)
海の動物たち 笹森琴絵
■連係プレーで家族守る
 鉛色の海面を滑るように船は走る。5月の知床沖。風は痛いほど冷たく、どんより空からは、今にも雪が舞い落ちてきそうだ。
 私たちが追っているのは、シャチの群れ。背びれの高いオス数頭を先頭に、子供は真ん中、周囲をメスや若者たちが固める。移動や警戒時の隊列だ。母系の血縁関係で群れを作るとされるシャチの絆(きずな)はとても強い。特に、子供を守ろうとする群れは見事なチームワークを見せる。オスや若者は、「敵」とみなした船に接近し、つきまとい、尾びれで海面を打ち鳴らして気を引く。いわばおとりだ。その間にこっそりと、母子は逃げるのだ。
 船乗りたちから黒い悪魔と恐れられた時代もあるが、北海道ではアイヌの人々が全く別の価値観をもってシャチを見ていた。彼らはシャチをこう呼んだ。「レプンカムイ」(沖の神)と。
 目の前を疾駆するシャチの群れの姿は、まさしく神々のように気高く見える。群れが浮上するたびに轟(とどろ)く呼吸音と風の音に包まれていると、はるか遠い神話の世界に紛れ込んだような、不思議な感覚に陥った。
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000851004210001

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