(苫小牧民報 2010年 4/15)
白老町に観光客を取り込む新たな動きが進んでいる。商船三井フェリー(東京)と提携し、乗船客が町内飲食店などの割引を受けられるサービスが一つ。登別温泉では、レンタカー利用者に白老のアイヌ語地名マップを配る店も現れた。共に車の旅行者がターゲット。ドライブの「寄り道」としてアピールする作戦だ。
商船三井フェリーは、大洗(茨城県)から苫小牧に毎日2便到着。高速道路の割引もあって、道内旅行はマイカーやレンタカーを利用する客が増えているという。
町はこれに着目、商船三井フェリーと提携し、乗船券の半券を、アイヌ民族博物館や白老牛レストランなど18カ所で「割引パスポート」として使える制度を1日から始めた。フェリー客の多くは、札幌や旭川方面に向かうとされている。町は「帰りのフェリーが出るまでの空き時間に、ちょっと立ち寄ってもらうだけでいい。まずは白老を知ってもらうことが大事」と話している。
「観光の三大要素」とされる温泉、食材、文化がすべてそろうまち・白老。1度の「寄り道」が2度、3度目のリピートにつながる、との読みも。今後はフェリーを使った団体ツアーの企画も検討しており、港からの誘客にも力を入れていく。
登別温泉街の大黒屋民芸店は、白老観光協会が3月に発行した「白老アイヌ語地名マップ」をレンタカー利用者に配布している。「登別近郊に半日ぐらいで観光できるルートは無いのか」。そんな客に応え、協会の勧めもあってマップを置くようになった。
マップには町内のアイヌ語地名の由来解説と地図、写真が掲載されており、ドライブをしながら、歴史散歩が楽しめる点が好評だという。坂井昭一専務は「レンタカー利用者のニーズとして、その土地の歴史や景観に触れたいという要望が多い。地名マップは、今までと違った白老の楽しみ方を提案できる」と期待している。
http://www.tomamin.co.jp/2010s/s10041501.html
白老町に観光客を取り込む新たな動きが進んでいる。商船三井フェリー(東京)と提携し、乗船客が町内飲食店などの割引を受けられるサービスが一つ。登別温泉では、レンタカー利用者に白老のアイヌ語地名マップを配る店も現れた。共に車の旅行者がターゲット。ドライブの「寄り道」としてアピールする作戦だ。
商船三井フェリーは、大洗(茨城県)から苫小牧に毎日2便到着。高速道路の割引もあって、道内旅行はマイカーやレンタカーを利用する客が増えているという。
町はこれに着目、商船三井フェリーと提携し、乗船券の半券を、アイヌ民族博物館や白老牛レストランなど18カ所で「割引パスポート」として使える制度を1日から始めた。フェリー客の多くは、札幌や旭川方面に向かうとされている。町は「帰りのフェリーが出るまでの空き時間に、ちょっと立ち寄ってもらうだけでいい。まずは白老を知ってもらうことが大事」と話している。
「観光の三大要素」とされる温泉、食材、文化がすべてそろうまち・白老。1度の「寄り道」が2度、3度目のリピートにつながる、との読みも。今後はフェリーを使った団体ツアーの企画も検討しており、港からの誘客にも力を入れていく。
登別温泉街の大黒屋民芸店は、白老観光協会が3月に発行した「白老アイヌ語地名マップ」をレンタカー利用者に配布している。「登別近郊に半日ぐらいで観光できるルートは無いのか」。そんな客に応え、協会の勧めもあってマップを置くようになった。
マップには町内のアイヌ語地名の由来解説と地図、写真が掲載されており、ドライブをしながら、歴史散歩が楽しめる点が好評だという。坂井昭一専務は「レンタカー利用者のニーズとして、その土地の歴史や景観に触れたいという要望が多い。地名マップは、今までと違った白老の楽しみ方を提案できる」と期待している。
http://www.tomamin.co.jp/2010s/s10041501.html