先住民族関連ニュース

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【白老】わがまちに寄り道して 新手の集客作戦

2010-04-16 | 日記
(苫小牧民報 2010年 4/15)
 白老町に観光客を取り込む新たな動きが進んでいる。商船三井フェリー(東京)と提携し、乗船客が町内飲食店などの割引を受けられるサービスが一つ。登別温泉では、レンタカー利用者に白老のアイヌ語地名マップを配る店も現れた。共に車の旅行者がターゲット。ドライブの「寄り道」としてアピールする作戦だ。
 商船三井フェリーは、大洗(茨城県)から苫小牧に毎日2便到着。高速道路の割引もあって、道内旅行はマイカーやレンタカーを利用する客が増えているという。
 町はこれに着目、商船三井フェリーと提携し、乗船券の半券を、アイヌ民族博物館や白老牛レストランなど18カ所で「割引パスポート」として使える制度を1日から始めた。フェリー客の多くは、札幌や旭川方面に向かうとされている。町は「帰りのフェリーが出るまでの空き時間に、ちょっと立ち寄ってもらうだけでいい。まずは白老を知ってもらうことが大事」と話している。
 「観光の三大要素」とされる温泉、食材、文化がすべてそろうまち・白老。1度の「寄り道」が2度、3度目のリピートにつながる、との読みも。今後はフェリーを使った団体ツアーの企画も検討しており、港からの誘客にも力を入れていく。
 登別温泉街の大黒屋民芸店は、白老観光協会が3月に発行した「白老アイヌ語地名マップ」をレンタカー利用者に配布している。「登別近郊に半日ぐらいで観光できるルートは無いのか」。そんな客に応え、協会の勧めもあってマップを置くようになった。
 マップには町内のアイヌ語地名の由来解説と地図、写真が掲載されており、ドライブをしながら、歴史散歩が楽しめる点が好評だという。坂井昭一専務は「レンタカー利用者のニーズとして、その土地の歴史や景観に触れたいという要望が多い。地名マップは、今までと違った白老の楽しみ方を提案できる」と期待している。
http://www.tomamin.co.jp/2010s/s10041501.html

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【白老】姉妹都市で白老PRと特産品販売

2010-04-16 | 日記
(苫小牧民報 2010年 4/14)
 白老竹浦中学校(福岡俊文校長)の3年生14人が、4月下旬に仙台市を訪問して、特産品の販売活動に挑戦することになった。題して 「わが町白老PR大作戦」。地元の食材の魅力を学んできた生徒たちは「成果を出し切りたい」と張り切っている。
 食材の宣伝を通してふるさとに誇りを持ってもらおうと、竹浦中は3年前から、白老の食をテーマにした学習に取り組んでいる。3年生は、1年生の時に、白老牛加工品やシイタケなどの生産者を訪ね、昨年は札幌市内のホテルや菓子店に足を運んで、白老産食材の使用を呼び掛けた。
 大作戦は、いわばその仕上げ。22日からの修学旅行を利用して、24日に宿泊先の仙台市の秋保温泉で、虎杖浜たらこや白老牛ハンバーグ、ギョウジャニンニクのあえ物など町内4業者の加工品6種類を販売する。生徒たちは、宣伝のチラシを作り、接客のトレーニングにも励んできた。
 仙台市は、幕末の仙台藩が白老に元陣屋を築いたのを縁に交流を続ける姉妹都市。市長訪問のほか、地元のテレビ番組に出演してPRするという。実行委員長を務める成田祥史君(14)は「すべての商品を完売させます」と意気込んでいる。
 生徒たちは13日に、飴谷長蔵町長を訪ねて大作戦を報告。町長は「白老の食材は素晴らしいものばかり。仙台の方々に自信を持って販売してきてほしい」と、まちの若きセールスマン・レディーに期待を寄せていた。
http://www.tomamin.co.jp/2010s/s10041401.html

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