先住民族関連ニュース

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東北土器 縁に南北交流 青森の泉山さん、撮影で北谷訪問

2017-03-10 | アイヌ民族関連
琉球新報2017年3月9日 05:00

北谷町で出土した土器を撮影に訪れ、町民と交流する泉山元さん(前列左から4人目)=2日、北谷町吉原
 【北谷】北谷町教育委員会社会教育課文化係主催の「北谷の縄文人養成講座」の受講生らが2日、青森県から訪れた泉山元さん(67)=同県八戸市=らとの交流会を開いた。泉山さんは、同町伊平の平安山原(はんざんばる)B遺跡から出土した亀ケ岡式土器の撮影のため来県した。同係の藤彰矩主事は「土器を通して、時間と空間を超えての交流が生まれた。博物館が文化交流の場となってほしい」と話した。
 泉山さんはこれまで青森県の亀ケ岡石器時代遺跡の土偶やアイヌ民族の祭りなど、日本人のルーツとされている縄文人に関する写真を撮影してきた。年内に「縄文人を尋ねて」と題して東北編・北海道アイヌ民族編・九州沖縄編の3部作の写真集を刊行予定だ。
 泉山さんは「土器撮影にも増して沖縄の人の温かさに触れられて良い思い出になる」と話した。
 北谷町で発見された土器は6日に、弘前大学人文社会科学部の北日本考古学研究センターでエックス線分析装置による鑑定が行われた。文化係の山城安生主任主事は「土器に残る赤い顔料成分などから、産地など新しい情報が分かることが楽しみだ」と期待している。
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-457637.html


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地下鉄さっぽろ駅の「アイヌ文化発信空間」 天井に文様、VRも

2017-03-10 | アイヌ民族関連
北海道新聞 03/09 07:00、03/09 17:53 更新
 札幌市が2018年度に市営地下鉄南北線さっぽろ駅コンコースに新設する「アイヌ文化発信空間」(仮称)のデザイン案が8日わかった。約340平方メートルに、アイヌ民族の文様を切り抜いた木製の天井を取り付けるほか、伝統の楽器や工芸品などの特徴を学べるバーチャルリアリティー(VR、仮想現実)機器を設置する。視覚的にアイヌ文化に親しめる仕掛けとした。
 デザイン案は、札幌市立大の蓮見孝学長やアイヌ民族の団体の代表者ら8人でつくる検討会議が昨年11月から意見交換し、8日に市に提案した。
 天井については、道内でも地域ごとに特徴が異なる複数の文様を組み合わせ、それぞれの美しさが際立たつデザインを提案した。VR機器は画面に指で触れるだけで、民族伝統の弦楽器「トンコリ」や各種工芸品の画像を好きな角度から眺めたり、所蔵施設を調べたりできるようにする。
(続きあり)
http://www.sankei.com/west/news/170308/wst1703080009-n1.html

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ぼや乗り越え…アイヌの伝統的家屋、完全復元し23日公開 大阪・国立民族学博物館

2017-03-10 | アイヌ民族関連
産経ニュース-2017/03/08
公開に向け、国立民族学博物館で進む「チセ」の復元作業=大阪府吹田市(南雲都撮影)
 国立民族学博物館(民博、大阪府吹田市)で、アイヌの伝統的家屋「チセ」の屋根などの吹き替え作業が大詰めを迎えている。チセをめぐっては昨年、展示物の入れ替え作業中に一部が焼けるぼやがあり、その後、屋根にかやぶきのない状態で展示が続いていた。復元されたチセは23日から公開される。
 民博では、アイヌ文化への理解を深めてもらおうと昭和54年からチセを展示している。最近では北海道の博物館を中心にチセの復元が進んでいるが、北海道以外で現存するのは、民博を含めて数棟だけだという。
 ぼやは昨年3月に発生。展示場のリニューアルに伴う写真撮影中、照明の熱で屋根の一部が焼けた。けが人などはなかった。民博は、監視カメラや消火栓を増やすなどの対策を講じ、昨年6月から屋根にかやぶきがない状態で、チセの展示を再開していた。
 民博のチセは縦約7・2メートル、横約5・4メートル、高さ約4メートル。居住スペースになる母屋と道具などを保管する玄関部分に分かれている。
 吹き替え作業は、アイヌの伝統を継承する北海道の職人らが担当。現地から運んだかやで束を作って屋根に乗せ、シナノキの樹皮の縄で束を固定するなどの作業を進めている。
 民博でアイヌ文化を研究する斎藤玲子准教授によると、チセは、雨に強いだけではなく、かやぶきが空気の層を作り、断熱性も高い。斎藤准教授は「ようやくチセが本来の姿に戻る。ぜひ見ていただき、アイヌ文化に触れてもらいたい」と話している。
http://www.sankei.com/west/news/170308/wst1703080009-n1.html

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伝承の担い手研修生・山本さん トンコリの音色披露

2017-03-10 | アイヌ民族関連
苫小牧民報 (2017年 3/7)

トンコリの演奏方法を説明する山本さん
 白老町のアイヌ民族博物館で4日、伝統民族楽器トンコリの演奏体験企画が行われ、約10人が軟らかな音色を奏でながらアイヌ文化の魅力を楽しんだ。伝承の担い手育成事業に研修生に参加している山本理恵さん(29)が、3年間の学習成果発表の位置付けで企画した体験講座。参加者の多くが楽しみながら理解を深めた。
 トンコリに関心がある約10人が集まり、遠方では函館市からも参加。一人ひとりに調弦の異なる2本のトンコリが用意され、弦を指で弾くときの位置やリズムなど見本を示しながら分かりやすく解説した。会場では同期の担い手研修生も協力して参加者に分かりやすくアドバイスした。
 今回の講座について山本さんは「トンコリの魅力を知ってもらうとともに、自分自身で歌い弾きができるようになることも目標にあった」などと説明。企画の最後には自宅でも練習を重ねたという歌を演奏し、参加者から大きな拍手が送られた。
 独特の音色に魅せられ、トンコリを購入したという中島瑞希さん(28)は函館市からの参加。「トンコリに関する資料がなく自己流で練習してきた。今回は持ち方など基本的なことを教えてもらえてとても勉強になった」と笑顔で話した。
 山本さんは「これを機会にトンコリに少しでも興味や関心を持っていただけたらうれしいですね」と笑顔で話していた。
http://www.tomamin.co.jp/20170348365

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アジアNGOリーダー塾2016年度報告会<ご参加ください>

2017-03-10 | 先住民族関連
EICネット2017.03.09

【3/25(土)】アジアNGOリーダー塾2016年度報告会開催
フィリピンの先住民族対象の大学を運営するNGOでインターンシップを体験した塾生より、そのリアルな体験、NGOリーダーからの学びを報告します。また、起業した修了生からの最新の活動報告もあります。ぜひご参加ください。

――――――――――――――――――――――――――
次世代を担うアジアの社会起業家へ 第2次アジアNGOリーダー塾2016
アジア域内のNGOでのインターンシップ 報告会と活躍する修了生の活動報告!

2017年3月25日(土)午後2時~4時00分 
関連URL:http://acc21.org/news/anlpintership2016reporting.html

「アジアNGOリーダー塾(http://acc21.org/action/anli.html)」は、日本が深いつながりを持つアジアの中で、国境を超えて社会変革をめざす「21世紀を担うNGO起業家」の発掘・支援を目的に2009年度に開講された人材育成塾です。

本年度は、フィリピンの先住民族の出身の学生を対象にNGOが運営する大学PAMULAAN(ミンダナオ・ダバオ市)で、塾生1名が貴重なインターンシップを約1カ月間経験しました。塾生は、先住民族の問題について理解を深め、貧困、平和、教育のあり方、組織のマネジメントについて語り合ってきました。今回の報告会では、その学びと今後の抱負を語ります。
また、今回は、第2部には、NPO支援や地域振興活動などを行ってきた本塾修了生の柚木理雄さん(5期生)から自身の活動を紹介してもらいます。彼は、4月に地域と世界をつなぎ、そしてアジアからの訪問者を受け入れるゲストハウス「Little Japan」を東京浅草橋にオープンさせます。
<詳細>
◆主催:(特活)アジア・コミュニティ・センター21 (ACC21)/(一財)MRAハウス
◆日時:2017年3月25日(土)午後2時 から 4時(受付1時半より)
      終了後、修了式そして交流会を予定しています。
◆会場:アジア文化会館 本館 2階129号室
     (東京都文京区本駒込2-12-13)
◆地図:http://acc21.org/contact/index.html
(都営三田線「千石駅」A1出口から徒歩5分、JR「巣鴨」または「駒込駅」から徒歩13分)
◆参加費:無料(交流会参加 要300円)
◆申込:必須ではありませんが、できるだけ、(1)お名前、(2)所属、(3)連絡先(電話、もしくはメールアドレス)を記載し、下記、アジアNGOリーダー塾事務局まで、メールか電話でお申込みください。*当日参加可
◆申込・問い合わせ先:
(特活)アジア・コミュニティ・センター21
アジアNGOリーダー塾事務局 担当 西島、福田
メール:anlp@acc21.org  電話:03-3945-2615  FAX:03-3945-2692
<プログラム>
第1部:海外インターンシップ報告会
 報告者:吉野華恵(2016年度 8期生)
 テーマ:PAMULAANでのインターンシップで得た気づき
     インターンシップ先:PAMULAAN Center for IP Education
     「パムラアン先住民族教育センター」(フィリピン)
 【参考】塾生・インターンシップ先について:
    http://acc21.org/news/anlpinternship2016.html 
第2部:元塾生からの報告
 報告者:柚木理雄(2013年度 5期生)
 芸術家の村 理事長、Little Japan 代表取締役社長
 テーマ:「地域」創生。地域と世界をつなぐ「Little Japan」の取組み
(アジアNGOリーダー塾2016年度の修了式があります)
(終了後、4時過ぎから交流会を予定しています)
【参考】
アジアNGOリーダー塾 http://acc21.org/action/anli.html
FB: https://www.facebook.com/anlp.asia/
2015年度報告会 開催報告http://acc21.org/news/anlp2015-report.html
http://www.eic.or.jp/event/?act=view&serial=35218


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自然保護のために!パタゴニアがGoogleとコラボしたVR動画を作成

2017-03-10 | 先住民族関連
IRORIO(イロリオ) - 海外ニュース・国内ニュースで井戸端会議
Posted: 03/09/2017 11:03 am|Updated: 03/09/2017 11:03 am

環境保護に配慮したものづくりで知られるアウトドアブランド、パタゴニアは、Googleと協力し、オバマ前米大統領が保護区域に指定したユタ州のベアーズ・イヤーズの環境保護を訴えるVR体験キャンペーンを展開している。
「最後の荒野」を守る戦い
アメリカ先住民の聖地であり、10万以上の考古遺跡を有するベアーズ・イヤーズは、クライミングやバイクライディングの冒険の宝庫でもある「最後の荒野」。
この土地の環境保護をかねてから呼びかけてきたパタゴニアは、オバマ前大統領による保護区域指定の措置が、石油やガスなどの鉱業開発をもくろむ勢力に脅かされている現状に危機感を抱き、人々をベアーズ・イヤーズの空間の魅力に没入させる、よりインパクトの大きいキャンペーンに踏み切った。
歴史を学び、環境保護のために行動したくなるVR体験
パタゴニアの環境保護の取り組みは、Googleの360度動画の技術により、没入型の短編動画として体験できる。
アメリカ先住民族の歴史や、ベアーズ・イヤーズの神聖な遺産、文化について、考古学者など専門家の解説から始まり、クライマーやランナーなどのアスリートが、アウトドア・スポーツやレジャーの貴重な宝庫への愛情、重要性を語る。
最後に、米内務長官ライアン・ジンク氏にベアーズ・イヤーズの保護を訴えるよう、直接行動を呼びかけている。
それぞれの動画もサイトも、モバイル端末やVRヘッドセット用に最適化されており、スマートフォンやタブレットで見ることはもちろん、Google Cardboardなどのヘッドセットを使えば臨場感抜群の体験を楽しめる。
米国には、アラスカの北極野生生物国家保護区など、他にも環境破壊の危機に脅かされている地域があるという。
パタゴニアでは、引き続き新技術を駆使し、アウトドア産業と環境保護運動を同時に盛り上げていく方針だ。
出典元:This is Bears Ears National Monument - patagonia
関連タグ:
Google,VR,グーグル,パタゴニア,環境保護
http://irorio.jp/glycine/20170309/390299/

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