毎日新聞-会員限定有料記事 毎日新聞2017年3月20日 地方版
平取町の門別徳司さん(34)は2015年、10年以上続けた建設関係の仕事を辞め、狩猟の道で生きていくことを決めた。アイヌ民族の血を引いており、「アイヌはもともと狩猟民族。その文化を継承する者として、現代社会でどのような生き方ができるのか、実践してみたい」。連日、散弾銃を担いでエゾシカを追う。
子供のころからハンター(狩猟者)は身近な存在で、仕留めたシカを自宅に持ってくる近所のハンターにあこがれていた。30歳で狩猟免許を取得。会社勤めの傍らベテランのハンターからシカ猟を学ぶうち、狩猟で生計を立てたいとの思いが募った。妻に伝えると「3人も子供がいるのに大丈夫なのか」と大反対に遭った。
説得して専業のハンターとなり、「子供のころに遊び場だった山が、職場になった」。軽自動車で山道を回り…
残り416文字(全文760文字)
http://mainichi.jp/articles/20170320/ddl/k01/040/034000c
平取町の門別徳司さん(34)は2015年、10年以上続けた建設関係の仕事を辞め、狩猟の道で生きていくことを決めた。アイヌ民族の血を引いており、「アイヌはもともと狩猟民族。その文化を継承する者として、現代社会でどのような生き方ができるのか、実践してみたい」。連日、散弾銃を担いでエゾシカを追う。
子供のころからハンター(狩猟者)は身近な存在で、仕留めたシカを自宅に持ってくる近所のハンターにあこがれていた。30歳で狩猟免許を取得。会社勤めの傍らベテランのハンターからシカ猟を学ぶうち、狩猟で生計を立てたいとの思いが募った。妻に伝えると「3人も子供がいるのに大丈夫なのか」と大反対に遭った。
説得して専業のハンターとなり、「子供のころに遊び場だった山が、職場になった」。軽自動車で山道を回り…
残り416文字(全文760文字)
http://mainichi.jp/articles/20170320/ddl/k01/040/034000c