先住民族関連ニュース

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米オクラホマ州の先住民部族、同性婚を容認

2017-03-25 | 先住民族関連
ロイター 2017年 03月 24日 14:43 JST
[PAWHUSKA(米オクラホマ州) 22日 ロイター] - 米オクラホマ州北部の先住民部族であるオセージ族(約2万人)が、同性婚を認める規則を可決した。2015年に最高裁判所が米国全州で同性婚を合法とする判断を下して以来、少数の先住民部族で同性婚が容認されている。
オセージ族は、20日に非公式投票を実施。その結果、部族法の結婚定義に同性婚を含めることを承認する票が52%となった。
すでにチェロキー、シャイアン、アラパホの各部族が同性婚を実施、あるいは認めている。他にも多くの部族が同性婚について検討しているという。
http://jp.reuters.com/article/samesex-idJPKBN16V0IZ

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「パタゴニア」がユタ州知事に反発 自然保護地区の開発をめぐり

2017-03-25 | 先住民族関連
WWD JAPAN.com  2017/3/23 (THU) 17:00
アウトドアブランドの「パタゴニア(PATAGONIA)」は、アメリカ・ユタ州で年2回行われる見本市、アウトドア・リテイラー・ショー(Outdoor Retailer Show)に参加しないことを表明した。これは、ゲイリー・ハーバート(Gary Herbert)ユタ州知事が、州南東部で国定記念物として保護されているベアーズ・イヤーズ(BEARS EARS)地区の指定を無効にするようトランプ政権に要請する決議に署名したことを受けてのもの。「パタゴニア」は、「アウトドアのレクリエーションがユタで生み出す120億ドルにおよぶ消費と12万2000の職という経済的利益の価値が評価されていない」と反発し、ベアーズ・イヤーズが国定記念物としてこれからも保護されるべき地域だと訴えた。
 バラク・オバマ(Barack Obama)前アメリカ大統領は、石油やガス、鉱物の採掘が計画される同地域を保護するため、2016年12月にベアーズ・イヤーズを国定記念物に指定。国定記念物への指定は、先住民族や多くのユタ州民、環境保護団体、クライマーグループ、そして「パタゴニア」が連合を組織して、長年に渡って取り組んできたもので、悲願だった。
https://www.wwdjapan.com/403507


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国立アイヌ民族博物館基本設計公表 17年度着工、地上3階建て

2017-03-25 | アイヌ民族関連
苫小牧民報  (2017年 3/24)
 文化庁は23日、白老町のポロト湖畔に2020年開設する「国立アイヌ民族博物館」の基本設計を公表した。湖周辺の約10ヘクタールに整備される民族共生象徴空間の中核施設で、初めて建物や展示室のイメージ図が示された。展示室は代表的な資料を通してアイヌ文化を一望できる「プラザ」を中心に配置。アイヌ民族の視点で伝える「六つのテーマ」に沿って一体的に紹介する。17年度中に着工、建物内の資料展示整備を含め19年度末までに完成させる方針だ。
 国立アイヌ民族博物館の整備の基本方針は、▽ポロト湖畔の自然景観等、周辺環境との調和▽アイヌの歴史・文化等に関する正しい認識と理解を促進する展示・研究拠点▽国内外の多様な人々に向けたアイヌの歴史・文化等の発信拠点―の三つ。
 建物は地上3階建てで、鉄筋コンクリート造り一部鉄骨造り。全長約130メートル、奥行き約40メートル、高さ約20メートルで、延べ面積は約8600メートル。1、2階にそれぞれ来館者ゾーンと管理・運営ゾーンを設けて利用する。外観について文化庁伝統文化課は「周囲の景観となじむよう落ち着いた色調にした」などと説明。体験交流施設など今後整備される各建物との調和に配慮し、濃い茶色を基調とした。
 1階は、映像や音声でアイヌ文化を紹介するシアター、ポロト湖を一望できるカフェ、ミュージアムショップ、研究交流室などを整備する。
 2階は、天井高6~7メートルの広い空間を確保。来館者ゾーンには基本展示室(1250平方メートル)のほか、可動壁でスペースを分割できるテーマ展示室(最大600平方メートル)と特別展示室(400~1000平方メートル)、シアター(150平方メートル)を設ける。管理・運営ゾーンでは、温湿度を管理できる資料収蔵庫などを集約する。
 基本展示室は中心部に「プラザ」を設け、それを取り巻くように▽私たちのことば▽私たちの交流▽私たちの仕事▽私たちの歴史▽私たちのくらし▽私たちの世界(信仰)―の六つのテーマで、過去から現代までのアイヌ民族の営みや文化などを学べる資料などを展示。体験キットやワークシートで楽しく伝統文化が学べる「子供向け展示」も行う。
 展示の特色として、最新情報を公開できるよう可変する展示形態システムなどを採用。館内の解説パネルや案内表示はアイヌ語、日本語、英語、中国語、韓国語など8カ国語程度の多言語で表記する考えだ。
 文化庁は総工費を明らかにしていないが、今後のスケジュールについて担当者は「現在、実施設計を作成中で、17年度中の着工に向けて作業を進めている」としている。
 基本設計が公表されたことを受け、白老町の岩城達己副町長は「イメージを共有できる鳥瞰(ちょうかん)図が出たことで、これから町民と一緒に機運を盛り上げていける」とコメント。まちづくりを進める同町商工会の熊谷威二会長も「開設まであと3年。この間、どれだけ町民一体になって盛り上げられるかが課題。(イメージ図の公表で)町民意識に弾みが付くよう期待している」と話した。
http://www.tomamin.co.jp/20170348908


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アイヌ博物館の基本設計公表 文化庁 6テーマで展示

2017-03-25 | アイヌ民族関連
北海道新聞 03/24 07:00
 文化庁は23日、2020年に胆振管内白老町のポロト湖畔に開設する「国立アイヌ民族博物館」の建物と展示内容の基本設計を公表した。ポロト湖畔周囲の自然景観との調和に配慮したという建物外観のイメージ図も初めて示した。展示スペースで最も広い基本展示室は、世界(信仰)、くらし、歴史など六つのテーマを、アイヌ民族の視点で語る展示になる。
 博物館は、国が整備するアイヌ文化復興の拠点「民族共生象徴空間」の中核施設。17年度中に着工する。
 建物は地上2階(一部3階)建て、鉄骨鉄筋コンクリート造(展示スペースは鉄骨造)で、延べ床面積は約8600平方メートル。湖畔の周囲の山並みや自然林に溶け込むよう低層で横長の形状とし、外観の色合いや使う素材も自然と調和したデザインにするという。2階の展示室ロビーには、ポロト湖畔が眺望できるスペースをつくる。(続き)
http://dd.hokkaido-np.co.jp/entertainment/culture/culture/1-0382060.html

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