日刊建設通信新聞 (会員登録)-[ 2017-03-27 10面 ]
文化庁は、国立アイヌ民族博物館の整備概要を公表した。博物館は、アイヌ文化復興の拠点「民族共生象徴空間」の中核施設として、ポロト湖畔に整備し、文化庁が整備管理者となり、北海道開発局が発注を担当する。 建物は、湖畔周囲に広がるすり鉢状の山並みや自然林と緩やかに連続させる形状で、規模はSRC一部S造3階建て延べ約8600㎡となる。
湿気対策などから2階に展示室や収蔵庫、1階に映像や音声でアイヌ文化の概要を紹介するシアターやエントランス、カフェ、調査・研究スペース、3階に機械室などを配置した。
展示スペースは基本展示室(1250㎡)、テーマ展示室(600㎡)、特別展示室(1000㎡)からなり、テーマ展示室と特別展示室は間仕切りを移動可能としており展示内容に合わせ、両スペースを一体的に使用することも可能にしている。
また、建物の湖畔側には屋外テラスやガラス張り眺望スペースを設け、自然環境との調和を図っている。
建物基本設計は久米設計、展示基本設計は丹青社で進めており、秋ごろには完了し、20年4月の公開を予定している。
建設場所は白老町若草町(民族共生象徴空間内)。
https://www.kensetsunews.com/archives/34247
文化庁は、国立アイヌ民族博物館の整備概要を公表した。博物館は、アイヌ文化復興の拠点「民族共生象徴空間」の中核施設として、ポロト湖畔に整備し、文化庁が整備管理者となり、北海道開発局が発注を担当する。 建物は、湖畔周囲に広がるすり鉢状の山並みや自然林と緩やかに連続させる形状で、規模はSRC一部S造3階建て延べ約8600㎡となる。
湿気対策などから2階に展示室や収蔵庫、1階に映像や音声でアイヌ文化の概要を紹介するシアターやエントランス、カフェ、調査・研究スペース、3階に機械室などを配置した。
展示スペースは基本展示室(1250㎡)、テーマ展示室(600㎡)、特別展示室(1000㎡)からなり、テーマ展示室と特別展示室は間仕切りを移動可能としており展示内容に合わせ、両スペースを一体的に使用することも可能にしている。
また、建物の湖畔側には屋外テラスやガラス張り眺望スペースを設け、自然環境との調和を図っている。
建物基本設計は久米設計、展示基本設計は丹青社で進めており、秋ごろには完了し、20年4月の公開を予定している。
建設場所は白老町若草町(民族共生象徴空間内)。
https://www.kensetsunews.com/archives/34247