先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

<新入国禁止令停止>「信仰の差別」見透かす…裁判所が痛撃

2017-03-17 | 先住民族関連
会員限定有料記事 毎日新聞2017年3月16日 21時10分(最終更新 3月17日 00時31分)
 【ワシントン朴鐘珠】イスラム圏6カ国からの入国と全難民の受け入れを一時禁止する米大統領令を、発効前日に差し止めた15日のハワイ州連邦地裁の仮処分命令。選挙公約を実現するため、トランプ大統領が「最初の大統領令から薄めた」内容だったが、裁判所からは信仰の差別であることを見透かされ、「痛烈な一撃」(米紙ニューヨーク・タイムズ)を浴びる結果となった。
 「理論的で客観的な視点で読めば、この大統領令はいくら宗教的に中立を装ってみたところで、特定の宗教に不利益を与える意図で書かれたものであるとの結論に行き着く」
 ハワイ先住民の子孫であるワトソン判事が書いた計43ページの決定理由書には、トランプ氏に対して辛辣(しんらつ)な表現が散見された。トランプ氏の過去のテレビインタビューでの「イスラム教徒は我々を嫌っている」といった発言なども引用。大統領令の本質はイスラム教徒を排斥するものと喝破し、宗教差別を禁じた憲法に違反する可能性があると論じた。
 裁判所から先月、執行停止の仮処分を受けた旧大統領令を修正するにあたり、トランプ政権は入国させるべきでない人物像としてイスラム教徒を連想させる表現があった箇所を削除。対象6カ国のイスラム教徒数も世界全体の9%未満しかないと説明した。だが、ワトソン判事は「6カ国はイスラム教徒の人口割合が90.7~99.8%と高く、国単位での規制はイスラム教徒を標的にした規制も同然」と反論した。
 トランプ氏は「勝つためなら最高裁まで闘う」と宣言したが、先行きは暗い。今回は宗教差別が仮処分の主な判断基準になったが、今後は別の争点が浮上する可能性もある。
 ジョージ・ワシントン大のシュラグ教授(法学)は政治専門紙ヒルへの投書で、大統領令には本来の目的とするテロ対策の効果が見込まれない欠陥があると指摘。一方、米国の入国審査は現状でも査証(ビザ)申請の際の面接や指10本の指紋採取が課せられており、テロ抑止効果は高いという。トランプ政権が入国禁止令の必要性を訴えるのなら、現在の入国審査が脆弱(ぜいじゃく)であることを具体的に立証する義務が生じると、シュラグ教授は語る。
http://mainichi.jp/articles/20170317/k00/00m/030/072000c

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

先住民マオリ崇拝の川に「法的人格」認める、ニュージーランド

2017-03-17 | 先住民族関連
AFP=時事 3/16(木) 18:44配信

ニュージーランドのワンガヌイ川を先住民マオリ伝統のカヌー「ワカ」で下る英王室のヘンリー王子(右から2人目、2015年5月14日撮影)。(c)AFP/Marty MELVILLE
【AFP=時事】ニュージーランドの議会は15日、先住民マオリ(Maori)が崇拝する川に「法律上の人格」を認める法案を可決した。河川を法人と認める判断は世界初とみられる。
 欧米諸国の判例とマオリの神秘主義を兼ね備えた法律は、ワンガヌイ川(Whanganui River)を「生きている実在物」だと正式に宣言した。クリストファー・フィンレイソン(Christopher Finlayson)司法長官は、「(ワンガヌイ川は)法的な人格と、それに付随するあらゆる権利、義務、法人としての法的責任を有することになる」と述べた。
 マオリの人々から「テアワトゥプア(Te Awa Tupua)」の名で呼ばれるワンガヌイ川は、ニュージーランドで3番目に長い川。フィンレイソン長官によると、川の周辺に暮らすマオリの部族(イウィ)は1870年代から川をめぐる権利を主張しており、同国でも最も長期に及ぶ法的な争いとなっていたという。
「ワンガヌイ・イウィと、先祖伝来の川との深い精神的なつながりを認める法律」だと、フィンレイソン長官は語った。
 法律に基づき、実際面ではマオリ側と政府側をそれぞれ代表する弁護士2人が代理人として法的手続きを行い、ワンガヌイ川の利益を守っていくこととなる。
 また、ワンガヌイ・イウィには政府から、長期に及んだ裁判の損害賠償として8000万ニュージーランド(NZ)ドル(約63億円)と、川の環境改善費用として3000万NZドル(約24億円)が支払われた。【翻訳編集】 AFPBB News
http://www.afpbb.com/articles/-/3121661

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

WA州議会選挙、マクガワン労働党新政権組閣に

2017-03-17 | 先住民族関連
日豪プレス-2017年3月16日
保守連合政権の7閣僚が落選の大政変
 3月16日、マーク・マクガワン新WA州首相は、「新閣僚17名を決定した」と発表した。ABC放送の選挙分析コンピュータでは、労働党は41議席を獲得する見込み。
 ABC放送(電子版)が伝えた。
 自由党連邦下院議員のケン・ワイヤット氏の甥にあたるベン・ワイヤット氏は、財相の他金融、エネルギー、アボリジニ問題の各省も任され、オーストラリア初の先住民族出身の財相となった。
 ロジャー・クック氏は副首相に選ばれ、保健、精神衛生の担当も任された。また、アラナー・マクティアナン議員は農業と地域開発の担当大臣に任命された。
 また、多くの新閣僚が野党時代に務めていた影の大臣からそのまま大臣職に移っており、教育相にはスー・エラリー、警察相にはミシェル・ロバーツ、法務長官にはジョン・クイグリー、水源担当にはデーブ・ケリー、自治にはデビッド・テンプルマン、運輸相および計画相にはリタ・サフィオティ各議員が選ばれた。
 マクガワン新首相は、「時代の要請にあった内閣だ。政権担当に真剣な人々、雇用創出と医療制度改革に真剣な人々の内閣だ。また、才能にあふれた内閣だ」と語っている。
 影の大臣から表の大臣になれなかったのは、マーガレット・クァーク、クリス・タレンタイア、ピーター・ワトソン、ケート・ダウストの4人のみ。
 労組の影響の強すぎる内閣という批判に対して、「様々な経歴の出身者が混じった内閣だ」と反論しているマクガワン新州首相だが新閣僚の半数以上が労組出身者で占められている。
■ソース
WA election: McGowan unveils Labor ‘cabinet for the times’ with Cook as deputy, Wyatt named treasurer
http://nichigopress.jp/ausnews/politics/140606/


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ブラジャーを長く着けると乳がんになるってホント?

2017-03-17 | 先住民族関連
J-CASTニュース-2017/3/16 11:30
  女性の乳房に関する多くの都市伝説の中でも、最も怖いのは「ブラジャーを長時間着けていると乳がんになりやすい」というものだろう。
   ノーブラの人に比べ、夜寝る時も含めて24時間着けると、乳がんになるリスクが何と125倍にもなるという説が広がっている。本当だと怖すぎるが......。
ブラを着けない先住民には乳がん患者がいない
   この都市伝説は出所がはっきりしている、多くのメディアが報道し一気に広まるきっかけになった本がある。1995年に米国のシドニー・シンガー&ソマ・グリスメイジャー夫妻が共同執筆した『Dressed to Kill:The Link Between Breast Cancer and Bras』だ。ただし、断っておくと、彼らは医師でもがんの研究者でもない。サイエンスライターだ。本も論文ではなく、ノンフィクションとして発表された。しかし、当時の英文書評やワシントンポスト紙2014年10月26日付記事などのメディア報道を読むと、衝撃的な内容だ。かいつまんで紹介しよう。
   (1)乳がんは、近代になり女性がブラジャーを着用する文化を発達させた先進国に多くみられるようになった。たとえば、ブラジャーを着けるようになったニュージーランドの先住民(マオリ族)は欧州と同じくらい発症率が高いが、今でもブラジャーを着けないオーストラリアの先住民(アボリジニ)の女性は、ほとんど乳がんにかからない(発症率は男性並み)。
   (2)2人は、ブラジャーがリンパ系を締め付け、発がん性のある毒素が乳房内に滞留するため、乳がんを発症させるという仮説をたてた。リンパ系は体内から老廃物や毒素を取り除く働きをする。多くの毒素は体脂肪内に蓄積するため、大部分が脂肪組織の乳房は毒素がたまりやすい。ブラジャーによってリンパ系の毒素排除機能が妨げられ、乳房にたまった毒素が正常な細胞をがん細胞へ変えてしまう。
   (3)2人は、実際に米国の5大都市を訪問、乳がん患者2056人と乳がんではない2674人の合計4730人の女性からアンケートをとった。そして、ブラジャーの使用状況を聞き、着用時間と乳がん発症率の関係を調べた。すると、いつもノーブラの人に比べ、1日12時間ブラを着ける人は発症率が約25倍、24時間着ける人は約125倍に上昇した。
   (4)2人は、医療界は自分たちの主張が正しいか間違っているか、科学的に評価するためにさらなる研究を行なうべきだと訴えた。
http://www.j-cast.com/healthcare/2017/03/16293163.html?p=all

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

先住民の男性、単独で巨大イノシシ2頭捕獲/台湾

2017-03-17 | 先住民族関連
中央フォーカス台湾 2017/03/16 11:45

(台東 16日 中央社)台東県延平郷桃源集落で15日、台湾原住民(先住民)ブヌン族の男性が、単独で巨大なオスのイノシシ2頭を仕留めることに成功した。1人が1日に2頭のイノシシを捕まえるのは、近年では珍しい。
男性は四十数年間に1000頭のイノシシを仕留めた経験のあるベテラン猟師。膝を負傷して数年前に引退したが、農作物や家畜への獣害が多発し、近隣住民から切実な駆除依頼が相次いだため、最近になり再び山へ登るようになった。
この日は、猟犬10匹を従え、イノシシが頻繁に出没していた家畜小屋周辺に出動。ほんの数分で1頭の若いイノシシが見つかり、猟犬がすかさず攻撃を仕掛けた。牙の長さは10センチ以上あり、体重は60キロを超える大物だったが、男性は約30分ほどして弱ったところを見計らい、刃物で心臓を突いて捕獲した。
2頭目は、下山の準備をしている最中に発見。500メートルほど離れた場所にいたものの、全速力で駆けつけ仕留めたという。
攻撃の際、猟犬1匹がかまれて頭をけがした。男性は「猟の経験が少なく、猛進してしまったのだろう」とねぎらう。また、1回の猟で2頭の大物を仕留めるのは長年の猟師生活の中でも初めてと話している。
今年1月から今までに、イノシシ12頭を捕獲したと話す男性。「農民が攻撃されるのが怖い」と語り、今後も山に登る覚悟を示している。
(盧太城/編集:齊藤啓介)
http://japan.cna.com.tw/news/asoc/201703160001.aspx



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コントで紹介 お笑いコンビ「ペナンペパナンペ」、イベントや結婚式で披露 /北海道

2017-03-17 | アイヌ民族関連
会員限定有料記事 毎日新聞2017年3月16日 地方版
 アイヌ民族の男性お笑いコンビ「ペナンペパナンペ」が、道内の催しでアイヌ文化を題材にしたコントを披露している。2人は「文化を面白く紹介することで、見る人にアイヌを好きになってもらいたい」と話す。
 コンビを組むのは北海道アイヌ協会職員の川上竜也さん(41)とアイヌ文化振興・研究推進機構職員の川上将史さん(34)。2人とも川上姓で日高地方の平取町出身だが、兄弟や親戚ではない。コンビ名はアイヌ民話の笑い話に登場する「ペナンペ」(川上の人)と「パナンペ」(川下の人)にちなんだ。
 2月中旬、釧路市で開かれたアイヌ料理のイベントで、2人はアイヌ料理店の店長(竜也さん)とグルメ番組…
残り400文字(全文687文字)
http://mainichi.jp/articles/20170316/ddl/k01/040/184000c

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする