先住民族関連ニュース

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コンブ製のクリスマスツリー登場 室蘭・エンルムマリーナ

2019-11-24 | アイヌ民族関連
北海道新聞 11/24 01:28
 室蘭市絵鞆町の室蘭港エンルムマリーナ内の弁当店「母恋めし本舗」が、地元特産コンブ「ヤヤンコンブ」製のクリスマスツリーを飾っている。高さ約3メートル。観光客らの目がくぎ付けになっている。
 24日に同店で初開催する「ヤヤン昆布収穫祭」に合わせて従業員らが作った。収穫祭ではコンブのつかみどりや、コンブ製品が当たるくじ引き「宝引き」などのイベントがある。
 ヤヤンはアイヌ語で「捨てるもの」の意。ヤヤンコンブは細くて破れやすく流通量が限られていたが、同店が7年前に商品化した。関根勝治代表(81)は「気づかないところに宝がある。ひと味違うコンブをどうぞ」。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/367758

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アイヌ語弁論大会 千歳の中村さん最優秀賞

2019-11-24 | アイヌ民族関連
北海道新聞 11/23 20:52
 【千歳】公益財団法人アイヌ民族文化財団(札幌)主催のアイヌ語弁論大会「イタカンロー」が23日、千歳市内で開かれた。アイヌ語を学ぶ道内外の36人が出場し、神謡のカムイユカラや自身の体験などをアイヌ語で発表した。
 イタカンローはアイヌ語で「話そう」の意味で、大会開催は23回目。口承文芸や弁論などの3部門で、アイヌ語の習熟度や表現力を競った。
 千歳市の中村勝信さん(75)は4回目の出場。口承文芸部門でカムイユカラの「沼貝(ぬまがい)の謡(うた)」を披露し、最優秀賞に選ばれた。中村さんは今夏、病気で両目の視力を失ったといい「最後の出場と思ってお手本の録音を何度も聞いて覚えた。思った通りにできた」と受賞を喜んだ。
 このほか、保育園児らのグループがカムイユカラの「ホタルの婿さがし」の劇を演じたほか、アイヌ民族の刺しゅうを学んだ体験を語った人もいた。(山口美智瑠)
※「カムイユカラ」の「ラ」は小さい字
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/367715

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