先住民族関連ニュース

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給食にアイヌ伝統料理 千歳で初提供 「文化に親しんで」

2024-09-26 | アイヌ民族関連

柳沼雅貴 有料記事

北海道新聞2024年9月25日 21:08(9月25日 22:23更新)

チェプオハウなどアイヌ伝統料理を味わった児童たち

 【千歳】市学校給食センターが25日、市内の小学校18校の給食で、アイヌ伝統料理を初めて提供した。児童と教員らは「チェプオハウ」(サケの汁物)と「ユクカツ」(鹿肉のカツ)、「チポエプ」(カボチャの混ぜ煮)、いなきびご飯の4品を味わい、アイヌ文化の一端に触れた。

 市内の給食の献立を考える末広小の山根明子・栄養教諭(45)が企画。20日は、市内の中学校9校で同じメニューを提供した。アイヌ伝統料理を初めて食べる児童も多いことから「いかに本物に近づけるか。味付けにこだわった」(山根教諭)。

 料理は千歳アイヌ協会の上野亜由美さんに監修を依頼。チェプオハウは昆布で取っただしでサケやジャガイモ、ゴボウ、ニンジン、白菜などを煮て、塩で味付け。サケは、本来の皮付きと、食べやすい皮なしの2種類を準備した。だしを取った昆布も刻んで加えた。

 ユクカツ・・・・・・

 ☆チェプオハウのプとユクカツのクは小さい字

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1067188/


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様似でアウトドア体験を 国立公園指定受けツアー開発 マウンテンバイクで観光、アイヌ文化体験も

2024-09-26 | アイヌ民族関連

加藤敦 有料記事

北海道新聞2024年9月25日 19:38

町内を巡るツアーの事業化に向けて行われた、E-MTBの試験走行(様似町提供)

 【様似】町は、日高山脈襟裳十勝国立公園の指定を観光振興に結びつけるため、「国立公園生誕祭」としてアウトドア好きの層に向けた祭典や、電動アシスト付きマウンテンバイク(E-MTB)を使って町内を巡るツアーの開発を行う。同国立公園内でも比較的行きやすいアポイ岳を前面に押し出し、インバウンド(訪日客)を中心に呼び込みたい考えだ。

■10月キャンプ場で「生誕祭」

 インバウンド消費の拡大を目指す観光庁の委託事業として、補助金4千万円を使って取り組む。ツアー事業化に向け、6月にE―MTBの試験走行も行った。

 10月26、27日に「国立公園生誕祭」と位置づけてアポイ山麓ファミリーパークキャンプ場で「ヒダカ トレイルデイズ」を開く。キャンプやハイキングなどの各種アウトドアブランドが出店。初日は東京のアウトドアショップの経営者らによるトークショーもある。

 E-MTBの試乗や地元食材の販売も行われ、その場でバーベキューを楽しむこともできる。2日目には、町内外の自然愛好家らでつくるアポイ岳ファンクラブの会員とともに登山道を整備するツアーも予定されている。2日間通しの入場料千円で、中学生以下と町民無料。特設サイトから申し込む。

・・・・・・・

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1067147/


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アイヌ工芸品の魅力、大阪で発信 北海道が期間限定ショップ

2024-09-26 | アイヌ民族関連

福田講平 会員限定記事

北海道新聞2024年9月25日 17:31(9月25日 22:42更新)

アイヌ工芸家の関根真紀さん(右)の説明を聞く来場者=25日、高島屋大阪店

 北海道が25日から、アイヌ工芸品の期間限定ショップ「with AINU CRAFTS from HOKKAIDO」を、大阪市中央区の高島屋大阪店で開いている。アイヌ工芸品の関西での認知度向上や販路拡大を目指す狙いで、大阪で開催するのは初めて。

・・・・・・

10月1日まで。午前10時~午後8時。

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1066993/


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<ウポポイ オルシペ>98 特別展示「驚異と怪異」 世界から多彩な資料300件

2024-09-26 | アイヌ民族関連

有料記事

北海道新聞2024年9月25日 10:46

龍舞の金龍(中国)=国立民族学博物館蔵

 特別展示「驚異と怪異―想像界の生きものたち」の会場に入ると、10メートルほどある大きな金色の龍が、天井から出迎えてくれます。本展示は、世界各地の人びとの想像の中に息づく生きものたちを通じて、人の想像力と創造力の源泉とその行方を探る内容です。

 会場には、龍や人魚をはじめ大小さまざまな「生きものたち」の資料であふれています。インドネシアに伝わる鷲(わし)の王ジャタユや、魔女ランダの迫力ある衣装、八戸藩の藩主が収集した「人面石」や「人魚の頭皮」などの標本、「ヲー」「ひょ~っ」など不思議な音が流れてくる部屋など、300件を超す資料に出合えます。

 展示会場は大きく2部に分かれています。第1部「想像界の生物相」では、水、天、地の「生態圏」を通して想像界の生きものたちの多様性を見られます。

 第2部は「・・・・・・・

 同特別展示は11月17日まで。入場料と別に大人300円などの観覧料が必要。〈文・笹木一義=国立アイヌ民族博物館研究学芸部室長補佐、是澤櫻子=同研究員〉

 ☆「キサラリ」のラは小さい字

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1066812/


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<聞く語る>三菱重工爆破事件を追う映画を監督 キム・ミレさん

2024-09-26 | アイヌ民族関連

今川勝照 会員限定記事

北海道新聞2024年9月25日 10:44(9月25日 16:47更新)

 50年前の1974年夏、「東アジア反日武装戦線」と名乗るグループが大企業を標的に爆弾闘争を始めた。東アジア諸国を植民地化した日本の加害責任を問題提起したが、多数の市民を巻き添えにし、メンバーは翌年、一斉に逮捕された。3年前、韓国の映画監督キム・ミレさん(59)が事件を追うドキュメンタリー「狼(おおかみ)をさがして」を公開した。メンバーの1人が少年期を過ごした釧路も舞台となり、今も各地の小集会で上映される。事件から50年となる8月、釧路に再訪したキムさんに映画に込めた思いを聞いた。

■制作を通し、自分たちの加害性についても考えさせられた

 ――「東アジア反日武装戦線」は、1974年8月30日の三菱重工爆破事件で8人もの人命を奪い、無差別テロと厳しく批判されました。なぜ興味を持ったのですか。

 「私の父は韓国の建設現場で働く日雇い労働者でした。日本の実態も知りたいと思い、2002年、日雇い労働者が集まる大阪の釜ケ崎に行き、労働問題をテーマにした『土方』というドキュメンタリーを撮影しました。そこで出会った人に『戦線』のことを教えてもらったのが最初でした。彼らは戦線について『1970年代に日本社会を変えようと集まった若者がいた』と話していました」

 ――「戦線」の中心メンバーで釧路出身の大道寺将司元死刑囚(2017年に68歳で病死)も釧路の高校を卒業後、釜ケ崎で暮らした時期がありました。

 「手記を数多く読みました。彼らは事件を起こす前、釜ケ崎に集まるような日雇い労働者を見て、社会をどうすべきかと、大いに悩み抜いたと思いました。私が釜ケ崎に行った当時の韓国は民主化が進んで社会運動が力を持ち、政治社会が少しずつよくなっていました。一方で市民らに新たな問題意識が出てきたころでもあり、社会運動という観点からアプローチした作品が作れないかと思い、『狼~』の取材を始めました」

 ――「戦線」は、日本は東アジア諸国を植民地化した加害責任をうやむやにし戦後も経済侵略を続けていると訴えました。

 「『狼~』にも冒頭で釜ケ崎の場面が出てきますが、釜ケ崎は日本の植民地時代の痕跡が残り、在日韓国・朝鮮人の2世、3世が数多く住んでいる場所です。彼らは差別の中で仕事もなく、1日1日食べるのも精いっぱいで非常に貧しい生活を送っていました。『戦線』は日本企業が戦時の強制労働や植民地支配で利益を得て、その中で数多くの韓国人や中国人が無残に死んでいったことを訴えました。私もそういう歴史には怒りを感じます。一方で『戦線』が活動した1970年代の韓国はまだ日本などに経済的に頼るしかありませんでした。そういう時期に『戦線』があのような問題提起をしたことにも興味を持ちました」

 ――「狼~」を制作中に大道寺元死刑囚は病死しました。映画には直接登場しませんが、故郷の釧路の場面は出てきます。

 「大道寺元死刑囚には存命時に1度、面会を試みました。認められませんでしたが、親族が面会するのを控室で待つ間、40年余り刑務所の壁を見つめて過ごした彼がもう戻ることはない故郷とはどんなところだろうと思いました。彼は小中学校時代から通学路に住んでいたアイヌ民族の生活を目の当たりにして育ったので、アイヌ民族への差別や貧困の問題を無視できなかったのでしょう。アイヌ民族の問題は、釜ケ崎の日雇い労働者や東アジア諸国に対する日本の植民地化の問題を意識するようになった彼の原点だと思います。直接そういう思いに触れたく、釧路に行きました」

 ――ただ、どんな主張を持っていても、8人もの命を奪った彼らの行為は正当化できるものではありません。

 「彼らは日本社会の中で日本の加害性という問題を提起しながら、事件の結果、自分たちも加害者になってしまいました。だから大道寺元死刑囚らが獄中で書いた手記などは、社会変革に目覚めて行動したという物語ではなく、三菱重工爆破事件の失敗について長い間、加害者として悩み苦しんだという物語でした。その悩みは、現在を生きる私にとって、自分たち自身の加害性についても考えさせるものでした」

 ――自分たちの加害性とはどういうことでしょうか。

 「『狼~』を編集している当時、韓国の大企業のベトナム工場で現地の労働者が労務管理について抵抗している映像がネットで拡散していました。大道寺元死刑囚は事件前に書いた文章で、日本企業は海外に進出し、現地の労働者を低賃金で働かせて搾取してきたと問題提起しましたが、これは今の韓国にも共通する問題です。韓国は経済成長を遂げた今、海外に進出した大企業が現地の労働者を低賃金で働かせ、抑圧している現実があります。映画を制作する中でまさにこうした問題に気づかされたのです」

 ――映画には刑期を終えて2017年に出所した「戦線」のメンバーも登場しますね。

 「彼女は出所したばかりで日本社会に適応できていない時期で、まだ多くのことを話せる状況ではありませんでした。また出所直後の彼女が何か話せば、日本社会から厳しい非難を浴びせられる可能性もあり、私はインタビューをとても慎重に進めました」

 ――映画には支援者も登場します。

 「『戦線』のメンバーは日本で殺人者、暴力魔と厳しく批判されてきました。そういう状況で40年余りにわたってメンバーを支えてきた人たちのことも深く考えさせられました。支援すること自体、社会から非難されかねず、とても難しいことですから。支援者たちも人命を奪った爆弾闘争を支持していたわけではなく、当然、批判的な立場です。それでも支えたのは、日本の戦争責任を問うという提起自体には共感していたからでしょう。でも、そういう支援者たちも日本社会で発言することは自由ではないと感じました」

 ――そういう印象は映画制作に何か影響しましたか。

 「出所したメンバーや支援者らの直接的な言葉で内容を表現することは控えめにしました。その分、風景やイメージで彼らの気持ちを表現するように努めました。やはり8人が犠牲となったことは重大なことです。だから言いたいことを全て言うのではなく、自制的に表現することが大事で、それが犠牲者に対する礼儀だと考えました」

 ――日本では戦争責任、加害責任を指摘すると、「自虐史観だ」と反発する人もいます。

 「韓国社会でも最近、保守的な歴史観を持つ人が力を持とうとしています。そういう考えを持つ人たちはどの社会でも存在しますが、社会全体がどういう方向に力を持つかということで、その社会の価値は決まるのではないでしょうか。韓国社会は学生運動や民主化運動の過程でさまざまな不幸な事件も起きました。それにもかかわらず学生運動や民主化運動を記録していくことがいまだに大きな意味を持っています。日本社会で戦争責任について話すことの力が弱まり、そうでない声が強まっているとしたら、それは日本社会の問題だと思います。どちらが力を持ち、どちらに価値を与えるのか、それにより日本社会の性格や価値も決まってくると思います」

 <略歴>1964年生まれ。韓国外国語大卒(ドイツ語専攻)。2000年ごろから韓国と日本の労働運動や人権問題をテーマにドキュメンタリーの制作を始める。釜ケ崎など日本の日雇い労働者を描いた「土方」(05年)、東アジア反日武装戦線を追った「狼をさがして」(21年)は韓国の映画祭の受賞作になった。

爆破されビルの窓枠などが散乱する三菱重工ビル前の通り=1974年8月、東京・丸の内

 <ことば>東アジア反日武装戦線 ・・・・・・・・・

・・・・・・・・・

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1066807/


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【ウポポイ】北海道白老町|「アイヌアートショー2024」10月13日・14日に開催

2024-09-26 | アイヌ民族関連

工芸、アートから食まで。参加アーティストたちとの交流を通じてアイヌ文化の現在を体感

公益財団法人アイヌ民族文化財団 2024年9月25日 13時00分

「アイヌアートショー2024」メインビジュアル

 公益財団法人アイヌ民族文化財団(札幌市、理事長:常本照樹)が運営するウポポイ(民族共生象徴空間)は10月13日・14日の2日間、各地で活動する工芸家やアーティストによる表現と交流の場となる「アイヌアートショー2024」を開催します。

 例年好評をいただき3年目となる今年は体験学習館をメイン会場として、「アーティスト・工芸家による展示販売」をはじめ参加アーティストや工芸家と直接話してその多彩な表現の魅力に触れることができる交流型プログラムを多数実施します。

【アイヌアートショー2024 特設ページ】

https://ainu-upopoy.jp/specialevent/artshow-2024/

▼開催の背景

アイヌ文化の復興と創造等の拠点であるウポポイでは、アイヌ文化の継承や新たな表現活動を行う方々を応援しています。各地で精力的に活動するアーティストや工芸家と来場者、関係者が直接交流し、その魅力を共感し合う場を作るため、2022年から開催し今年で3年目となります。 

▼イベントの特徴

その1:アーティストや工芸家と直接交流

15組のアーティスト・工芸家による展示販売ブースでは作り手と直接会話して作品の魅力に触れることができます。同会場では、作り手が語るトークイベントや工芸作家に教わるクラフトワークショップも開催。

その2:演劇や食文化、五感を通した体験

アイヌ影絵の観覧や食文化体験ができます。視覚・聴覚・味覚といった五感でアイヌ文化の創造の時間に出会えます。

その3:魅力にゆったり浸れる開催日と会場に変更

3回目となる今年はメイン会場を広々とした体験学習館に移し、また、単独イベントとして開催。混雑なくイベントを存分に楽しんでいただけます。

※過去2回は無料開放日となる11月3日(文化の日)に開催。

▼開催概要

タイトル:「アイヌアートショー2024」

開催日:2024年10月13日(日)・14日(月・祝)

営業時間:9:00~18:00

場所:ウポポイ園内(北海道白老郡白老町若草町2丁目3)

▼プログラム

アイヌ文化を継承・表現する作り手による多彩なプログラムを実施します。

アーティスト・工芸家による展示販売

各地で活躍するアーティストや工芸家による工芸品などの展示・販売を行います。出展者と直に話しながら手仕事の魅力にふれてください。

開催日:2024年10月13日(日)・14日(月・祝)

時間:10:00-17:00

会場:体験学習館

アーティストトーク

アート・工芸に携わる方々をお招きして創作活動について伺います。

開催日時:

2024年10月13日(日)

 ①12:00-12:30 ②15:00-15:30

2024年10月14日(月・祝)

 ③12:00-12:30 ④13:30-14:00

会場:体験学習館

定員:各回25名

クラフトワークショップ

工芸作家に直接教わる、樹皮繊維のカエカ(糸より)とものづくり。

開催日:2024年10月13日(日)

時間:①13:00-13:30 ②16:00-16:30

会場:体験学習館

定員:各回10名

アイヌ影絵

アイヌの伝統歌「ウポポ」を通じて文化を発信する「アペトゥンペ」と 影絵ユニット「ほしふね」がともにつくりあげる新しい影絵の世界。

開催日:

2024年10月13日(日)14:00-15:30

2024年10月14日(月・祝)10:30-12:00

会場:体験学習館 別館3

定員:各回80名

食文化体験

お話を聞きながら実食できるプログラムです

堀悦子さんが受け継ぐキナンボ(マンボウ)料理

開催日:2024年10月13日(日)

時間:11:00-12:00

会場:体験学習館

定員:30名

エント茶とエントプリン

開催日:2024年10月14日(月・祝)

時間:13:00-13:30

会場:体験学習館

定員:50名

シケㇾペ茶とシケㇾペチョコ

開催日:2024年10月14日(月・祝)

時間:15:00-15:30

会場:体験学習館

定員:50名

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000010.000122187.html


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「ウポポイ」が来月から午後2時以降の入場料を半額に

2024-09-26 | アイヌ民族関連

NHK09月25日 18時51分

胆振の白老町にあるアイヌ文化の発信拠点、「ウポポイ」は来場者の増加につなげようと、来月から午後2時以降の入場料を半額にすることになりました。
オープンから4年となった「ウポポイ」は、年間来場者数100万人という目標を掲げていますが、昨年度の来場者はおよそ33万3000人にとどまっています。
こうした中、ウポポイを運営するアイヌ民族文化財団は、来月1日から来年3月末までの期間、午後2時以降に入場する場合は料金を半額にすることを決めました。
これによって一般の大人の場合、通常1200円のところ600円で入場できるようになります。
今回の取り組みは、ことし国土交通省がまとめた来場者を増やすための戦略に夕方以降の入場料の割引などが盛り込まれたことを受けて初めて実施するもので、効果などを検証したうえで来年度以降も継続していくか検討することにしています。
アイヌ民族文化財団は「満足いただけるウポポイを目指して、これからもさまざまな取り組みを行うことで多くの方に足を運んでもらいたい」とコメントしています。

https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20240925/7000070057.html


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サケ漁の安全を願い アイヌ協会 「ペッカムイノミ」  白老

2024-09-26 | アイヌ民族関連

苫小牧民報2024.09.25

白老アイヌ協会(山丸和幸理事長)は24日、白老町のウヨロ川と白老川河口の河川敷で、サケの豊漁とサケ漁の安全を願う伝統儀式「ペッカムイノミ」を執り行った。「河口をつかさどる神」などを祭る祭壇を河川敷に設け、会員ら約15人が祈りをささげた。

祭壇に祈りをささげる参加者

 儀式は明治以降の同化政策で途絶えたが、アシリチェプノミ(初サケの祈り)が1982年に札幌市で100年ぶりに復活し、白老では89年から毎年ペッカムイノミが行われている。同協会の主催では2008年と20、22、23年に実施し、今年で5回目。

 台風が近づく予報があったため、実施日を2日から同日に延期した。同協会伝承事業統括理事の新井田幹夫さん(72)が祭司を務め、会員のほか、同財団の若手職員も加わり、サケを供えたヌサ(祭壇)に祈りの言葉やトノト(酒)をささげた。

 山丸理事長(75)は「若い人の力を借りながらアイヌ文化を未来に継承することは私たちの役目。(伝統儀式を通して)無事に漁を終え、1匹でも多くのサケが遡上(そじょう)してくれたら」と話した。

https://hokkaido-nl.jp/article/35513


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ゴールデンカムイに登場するアイヌ料理「チタタプとオハウ」を、身近な食材で再現してみた

2024-09-26 | アイヌ民族関連

KITCHEN みんなのレシピ 2024/09/25

明治末期の北海道を舞台にした、野田サトル原作の人気漫画「ゴールデンカムイ」。

私自身、漫画・アニメ・実写映画と全てチェックし、その勢いのまま北海道のウポポイ(民族共生象徴空間)を訪れたくらい大好きな作品です。

10月からはWOWOWにて、実写版の続編となる連続ドラマがスタートするということもあり、自分のなかでブームが再燃!

そこで今回は、作品内に登場するアイヌ料理を身近な食材を使って再現してみることにしました。

鶏肉のチタタプと鮭のオハウ

「ゴールデンカムイ」のなかでも印象的なのが、チタタプ(「プ」は小文字が正式名称)とオハウ。

「チタタプ」はアイヌ語で「我々が刻むもの」という意味があり、その名のとおり、動物や魚を細かく刻んでペースト状にしたもの。「オハウ」はアイヌ語で「汁物」を意味し、スープや鍋などを指します。

鮭のオハウ 材料

・鮭の切り身

・昆布

・にんじん

・玉ねぎ

・じゃがいも

・ごぼう

・白菜

・しめじ

・舞茸

・ニンニク

・塩

鶏肉のチタタプ 材料

・ささみ

・もも肉

・せせり

・ナンコツ

・ハツ

・砂肝

・生姜

・九条ネギ

今回作るのは、アイヌの人々にとって特別な食材である鮭を使ったオハウと、鶏肉のチタタプです。

チタタプは、食材を余すことなく使うアイヌの人々の知恵が詰まっている料理なので、なるべく色々な部位を使えるものを……と探した結果、鶏肉に行きつきました。

それでは早速作っていきましょう。レッツ・チタタプ!

チタタプって意外と大変…!

まずはオハウの下準備として、昆布を水に浸しておきます。

火にかける前に30分ほど水に入れておくと旨味が出やすくなるので、その間にチタタプ作りをしていきましょう。

ハツや砂肝は最小限の下処理をして、あとはまな板の上でどんどん細かくしていきます。

「ゴールデンカムイ」に倣って、「チタタプチタタプ」と口に出しながら叩き続けること10分。

少しずつ細かくなってきました!

さらに叩き続けること10分。合計20分ほどしたところで粘り気が出てきました。

途中、ぼーっとして無言になるたびに、アシリパさん(「リ」は小文字が正式名称)の「チタタプって言えぇ!!」というシーンを思い出し、また「チタタプチタタプ」と声に出しながら叩き続けていました。

食べやすいように、細かく刻んだ生姜と九条ネギを混ぜ合わせたらチタタプの準備は完了です。

正直、硬い部位もあって細かく刻むのは予想以上に大変……。

ですが、手から伝わってくる食材の硬さや手間が伴うことによって「食べること=命をいただくこと」に対してしっかりと向き合える時間に。

それは「ゴールデンカムイ」という作品のなかでもキーとなる要素なので、読んだり観たりして感じていたことを実際に体験できて、とてもいい経験になりました。

じっくり煮込んで旨味を引き出す

続いてはオハウ作り。こちらは煮込むだけなので比較的かんたんです。

まずは昆布の入った水を火にかけて、ゆっくりと旨味を出していきます。その間に他の具材は一口大にカットしておきましょう。

沸騰直前で昆布を取り出したら、根菜類、鮭、チタタプを投入。

灰汁を取りながらしっかりと火を通していきます。

最後に残りの具材を加えてひと煮立ち。塩で味を整えたら完成です!

再現料理ってこんなにいいものなのか!

お椀によそうと、さまざまな食材の旨味が溶け出した、食欲をそそる香りがふわっと立ち上ります。

気になる味はというと、めちゃめちゃ美味しい……! 

ゴールデンカムイ風に言うと「ヒンナヒンナ(食事に感謝する言葉)」で、思わず笑っちゃうくらい美味しいです。

普段鍋を作るときはお手軽に鍋の素を使っているんですが、素材と塩だけでこんなにも旨味が出るものなのかとびっくりしました。

時間をかけて作ったチタタプもとっても好みの味。

色々な食感が混じっていて、それがまたいいアクセントになっていました。

思いつきで挑戦した再現料理ではありましたが、作品の理解にもつながって、美味しいごはんも食べられて、いいこと尽くしだったなあと大満足。

10月からWOWOWで始まる実写版の続編「連続ドラマW ゴールデンカムイ ―北海道刺青囚人争奪編―」が、より一層楽しみになりました!

ファンにはたまらないグッズがたくさん!

そんな『ゴールデンカムイ 北海道刺青囚人争奪編』ですが、配信開始に先んじて現在WOWOW公式のオンラインショップにてオリジナルグッズが公開されています!

今回のアイヌ料理にチャレンジする際にも役立ちそうな「エゾオオカミ・レタㇻのミトン」や「ぬいぐるみ」、人気キャラクターの「アクリルスタンド」、「物語のキーアイテムである人肌刺青の図柄をプリントしたTシャツ」などなど、ファン垂涎のモノばかり。

https://www.roomie.jp/2024/09/1315593/


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特別展「アイヌの美しき手仕事」

2024-09-26 | アイヌ民族関連

EventBank プレス2024/09/25 10:00

特別展「アイヌの美しき手仕事」

アイヌの美しき手仕事、その感銘を共有

日本民藝館で2020年に開催された展覧会を再構成し、日本民藝館所蔵の柳宗悦のアイヌコレクションと、静岡市立芹沢けい介美術館所蔵の芹沢のアイヌコレクションを紹介する。併せて「アイヌを最上の姿で示した展覧であった」と柳が評した1941年の「アイヌ工藝文化展」展示を一部再現。また今回、2023年に豊田市民芸館と日本民藝館に寄贈された高松静男コレクションも、多くを初公開する。

開催日時

2024年10月12日(土)~12月15日(日)

9:30~17:00

備考

休館:月曜日(ただし祝日・振休は開館)

会場

豊田市民芸館

愛知県豊田市平戸橋町波岩86-100

料金

有料

一般:800円、高大生:600円、中学生以下と豊田市在住の70歳以上、障がい者は無料(要証明) 、その他減免は民芸館HPを確認。

アクセス

公共交通:名鉄三河線平戸橋駅より徒歩約15分

車:名古屋方面より猿投グリーンロード枝下ICで降り右折10分 ・東海環状自動車道豊田勘八ICより10分

駐車場

あり 100台

前田公園駐車場(約100台駐車可、徒歩3分)を利用。

お問い合わせ

0565-45-4039(豊田市民芸)

ホームページ

https://www.mingeikan.toyota.aichi.jp/

イベント備考

-

※掲載の情報は天候や主催者側の都合などにより変更になる場合があります

https://news.goo.ne.jp/article/eventbank/region/eventbank-10539917.html


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【ウポポイ】「ツーリズムEXPOジャパン2024」に登別洞爺広域観光圏協議会と共同出展します。

2024-09-26 | アイヌ民族関連

東4ホール「ウポポイ/登別洞爺広域観光圏協議会」ブースにお越しください。(ブース番号 L-062)

公益財団法人アイヌ民族文化財団 2024年9月25日 13時00分

外観イメージパース1

公益財団法人アイヌ民族文化財団(札幌市、理事長:常本照樹)が運営するウポポイ(民族共生象徴空間)は9月26日(木)~29日(日)の4日間、東京ビッグサイトで開催される「ツーリズムEXPOジャパン2024」に登別洞爺広域観光圏協議会と共同で「ウポポイ/登別洞爺広域観光圏協議会」ブースを出展します。 

 

「ツーリズムEXPOジャパン2024」開催概要

  •  開催日程 :2024年9月26日(木)~29日(日) 
     ※26日(木)・27日(金)は業界・プレス日のため、一般の方は入場できません。
  •  開催時間 :10:00~18:00
    ※最終日のみ 10:00~17:00
  •  開催場所 :東京ビッグサイト (〒135-0063 東京都江東区有明3-11-1)
  •  出展位置 :東4ホール ブース番号 L-062
  •  主催 :公益社団法人 日本観光振興協会、一般社団法人 日本旅行協会(JATA)、日本政府観光局(JNTO)
  •  公式HP :https://www.t-expo.jp/

9月28日(土)と9月29日(日)の一般日はブース内イベントが盛りだくさん!

ウポポイPRキャラクター「トゥレッポん」が登場するほか、アイヌ文化を体験できるステージやお子様と一緒に楽しめるワークショップまで、イベントを多数開催いたします。

イベントにご参加いただいた方にはプレゼントをご用意しております。

ブース内ではアイヌ民族の工芸品や民具の展示をはじめ、アイヌ衣裳試着体験やフォトスポットもあり、アイヌ文化に触れていただくことができます。

ぜひツーリズムEXPO2024にお越しの際は「ウポポイ/登別洞爺広域観光圏協議会」ブースにお立ち寄りください。

イベントスケジュールは急遽変更となる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

登別洞爺エリアの魅力発信

各市町の紹介をはじめ、登別・洞爺地域ステージでは登別・洞爺に関するクイズを出題し、正解者にはプレゼントをご用意しております。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000012.000122187.html


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【News】ダバオ地方で成長を続けるハラール産業、ハラール貿易観光展覧会が開催される

2024-09-26 | 先住民族関連

ダバウォッチ 2024年9月25日

ダバオ市のSMXコンベンションセンターで開催された第8回フィリピン・ハラール貿易観光展覧会で、ムスリムやその他の先住民族コミュニティのメンバーが特製の料理を披露した。

ダバオ地方のハラール委員会の副会長であるマリロウ・アンプアン氏は、ダバオ市のハラール産業が現在成長していると発表した。ダバオ市の地方自治体は、マラゴスにハラール屠殺場を設立するなど、ハラール産業への支援を強化している。 また、8月15日には、初の「カダヤワン・フレンドリー・ハラール・カップ」が開催され、ムスリムと先住民族コミュニティがそれに参加した。また、市内の5つの施設が現在ハラール認証を受けており、30の施設がハラールの使用を採用、そしてその一部はハラール認可を取得する過程にあるという。

アンプアン氏は、イスラムの原則に従って合法で許されているハラールの実践は、ムスリムだけでなく、すべての人々に利益をもたらすと説明し、ハラールは誰にでも開かれた生活様式であると強調した。 今後ますますダバオのハラール産業は発展していくだろう。

https://davawatch.com/articles/2024/09/25/84280.html


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返還例など報告 28日 県立博物館

2024-09-26 | ウチナー・沖縄

沖縄タイムス2024年9月26日 3:58

 琉球民族遺骨問題を考える対話シンポジウム「わったー琉球先住民族や、くたんでぃてーをぅらんどー! なまからるやる!!」が28日午後2時半から、那覇市の県立博物館・美術館の講座室で開かれる。事前申し込み不要。資料代500円。

https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/1441205


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世界の果てに見えるもの Tsutomu Endo exhibition (遠藤励写真展) 

2024-09-26 | 先住民族関連

大町市 2024年9月25日 

大町市出身・在住の写真家である遠藤励(えんどうつとむ)さんの写真展です。
グリーンランドの残存する先住民文化の撮影から、本企画展のために厳選された写真40-45点、毛皮や民具を使ったインスタレーション、また、現地で録音したフィールドレコーディングの音源を交えた空間を創造します。
大勢の皆さんのお越しをお待ちしています。
入場無料です。
【プロフィール】
遠藤 励 (えんどう つとむ) 写真家
スノーボードの黎明期を目撃し、90年代後期から身近な存在だったスノーボーダーを撮り始め活動開始。現在まで国内および北米・欧州のボードカルチャーの専門誌やメディアに作品を提供。
また、2007頃より雪にまつわる作品表現にも傾倒し、「snow meditation」や「水の記憶」などの雪や氷河の作品シリーズを発表。
近年は北極圏への遠征を重ね、そこに住暮らす先住民の生活を追体験しながら、原始的民俗の変遷を記録し、現地で急速に進行する自然資源開発や気候変動が及ぼす影響を考えながら作品化を続けている。
長野県大町市生まれ・在住。
作品集に「inner focus」(小学館)、「MIAGGOORTOQ」がある。
・2024年日本写真協会新人賞 受賞
・第七回笹本恒子写真賞 受賞

この記事へのお問い合わせ

生涯学習課生涯学習・青少年係 内線 621
E-mail: shogai@city.omachi.nagano.jp

https://www.city.omachi.nagano.jp/00025000/00025100/sekainohatenimierumono.html


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特別展「嗅ぎたばこ入れ 人々を魅了した小さな容器」 たばこと塩の博物館で12月22日まで 

2024-09-26 | 先住民族関連

高知新聞 2024.09.25 15:41

英国で19世紀に作られた嗅ぎたばこ入れ

【約280点展示】

 粉末状にしたたばこの葉を鼻から吸い込んでたしなむ「嗅ぎたばこ」を保管・携帯した容器を集めた特別展「嗅ぎたばこ入れ 人々を魅了した小さな容器」がたばこと塩の博物館(東京都墨田区)で開かれている。12月22日まで。

 嗅ぎたばこは元は米大陸先住民の風習で、大航海時代以降、欧州やアジアに広まった。フランスや英国で工芸技術を駆使して装飾された貴族向けのぜいたくな箱、中国やモンゴルのガラスや瑪瑙、磁器製のつぼなど、18~20世紀後半に各地で作られたさまざまな容器約280点や参考図版を展示している。

 観覧料は大人(大学生以上)100円、こども(小学生~高校生)50円など。問い合わせは同館、電話03(3622)8801。

(c)KYODONEWS

https://www.kochinews.co.jp/article/detail/789824?n=3&e=710876


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