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2025年はどこに登る?大人気の名山から静寂の隠れ名山まで、日本百名山・二百名山・三百名山のなかから25座を厳選【山と溪谷2025年1月号】

2024-12-26 | 先住民族関連

山と渓谷 2024.12.26

雑誌『山と溪谷』2025年1月号の特集は「日本百名山 日本二百名山 日本三百名山」。深田久弥が選定した日本百名山に、日本山岳会が200座を加えた「日本三百名山」には、多くの登山者が訪れる山もあれば、一般登山道がなく難易度の高い山もある。三百名山を知ることで、百名山をより楽しむことができる。北海道から九州までエリア別で構成している特集のなかから、各エリアの名山を25座抜粋して紹介しよう。

構成=山と溪谷編集部

北海道

百名山
大雪山(だいせつざん)

2291m(旭岳)

四季の彩り豊かな北海道最高峰
旭岳(あさひだけ)は北海道最高峰で、日本最大級の大雪山国立公園の「表玄関」とも言われている。毎年6月中旬に麓の旭岳温泉にて、先住民族アイヌの儀式・ヌプリコロカムイノミ(山の神様への祈り)によって山開きが行なわれ、本格的な夏山シーズンが始まる。

姿見展望台から眺める噴煙上がる旭岳と姿見の池

ロープウェイが標高約1600mの中腹まで運んでくれるので、一周約1.7㎞の姿見ノ池散策路には国内外から観光客も訪れる。夏は7月を中心に30種類以上の可憐な高山植物が色彩豊かに咲く。山頂への往復以外にも、チングルマ大群落地・裾合平(すそあいだいら)を巡るコースや、直径約2㎞のカルデラ・御鉢平(おはちだいら)沿いを通りながらの黒岳(くろだけ)への縦走コースなどがあり、天候や日程、体力に応じてさまざまな選択肢が楽しめる。9月には日本一早い紅葉の秋が訪れ、美しい色のコントラストの風景だけではなく、シマリスをはじめ動物たちが冬支度のためにせわしなく動き回る姿も見られるだろう。半年以上にも及ぶ冬季、12月~5月上旬にかけて、ロープウェイの周りにスキーコースが設定され、世界トップクラスの乾燥した雪質を求めて、多くのスキーヤーやスノーボーダーも訪れる。四季を通じて北海道随一の人気の山だ。

(写真・文=大塚友記憲)

カムイエクウチカウシ山

1979m

日高山脈難関の山はまさしく秘宝の山
カムイエクウチカウシ山は、幌尻岳(ぽろしりだけ)に次ぐ日高山脈第2の高峰であり、その鋭く切り立った三角錐の姿は見る者の心を打つ。登山道は整備されておらず、6kmの林道歩き、沢登り、踏み跡をたどるルートを登る。上級者向きで充分な体力と技術、経験が必要な山だ。ルート上に数々の滝や、氷河がつくり出したカール地形などが現われ、原始的な手つかずの自然が楽しめる、登山者憧れの山である。川の増水、ヒグマ対策、天候の急変に気をつけることが必要だ。

(写真・文=谷水 亨)

大千軒岳(だいせんげんだけ)

1072m

花咲く稜線から津軽海峡を望む
1000mほどの標高ながら広いお花畑があり、特にシラネアオイの群落は目を見張る。隠れキリシタンの殉教地としても知られ、慰霊碑が立つ。現在入山できるのは知内川(しりうちがわ)コースのみだが、全般に荒れ気味、かつヒグマ遭遇の報告も多く、事前の情報収集を怠らないように。

(写真・文=長谷川 哲)

(続きあり)

https://www.yamakei-online.com/yama-ya/detail.php?id=3701

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