北海道新聞 2025年2月11日 20:57(2月11日 21:33更新)
出演者全員で演奏したフィナーレ
【白老】町内のアイヌ文化復興拠点「民族共生象徴空間(ウポポイ)」で行われてきた、アイヌ民族の伝統楽器ムックリなど世界の口琴に触れる「ウポポイ・ミュージックフェスティバル2025 ムックリざんまい」は最終日の11日、トンコリ奏者の第一人者オキさんのユニットが演奏したほか、8日間の期間中に出演した全アーティストによる特別公演が行われた。
最終日はまず、「Oki and Rekpo(オキアンドレクポ)」が出演。オキさんはトンコリ3台を曲によって入れ替えながら、レクポさんの歌やムックリ、バンドメンバーのベースやドラムとともに幻想的な演奏を披露した。
オキさんは、曲の合間にチューニングしながら「チューニングはパンツを着替えてるみたいであんまり見せたくないんだよな」などとつぶやくなど、リラックスしたムードを演出。観客も次第に手拍子したり、リズムに合わせて体を揺らすなどしてステージを盛り上げた。
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※「オキアンドレクポ」、「レクポさん」の「ク」はともに小さい字