先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

アイヌ文化、見て触れて 歌、鶴の舞… 札幌でフェス 宇梶さんに文化賞

2024-01-22 | アイヌ民族関連

会員限定記事

2024年1月21日 22:11

鶴の舞を披露する春採アイヌ古式舞踊釧路リムセ保存会のメンバー

 アイヌ民族の歴史や文化を紹介する「アイヌ文化フェスティバル」(アイヌ民族文化財団主催)が20日、札幌市中央区の道新ホールで開かれ、約400人が伝統舞踊や歌などを楽しんだ。フェスティバルに合わせて、2023年度のアイヌ文化賞、アイヌ文化奨励賞の贈呈式も行われた。

 フェスティバルはアイヌ民族への理解を深めるため毎年、札幌と東京など4カ所で開催。国立民族学博物館(大阪府吹田市)の池谷和信教授が「世界のなかでのアイヌのビーズ」と題して講演したほか、帯広市出身でアイヌ民族歌手の豊川容子さんが伝承の歌を歌った。

 春採アイヌ古式舞踊釧路リムセ保存会はトンコリの演奏や鶴の舞など古式舞踊を披露。同会の蔦田伊宏(よしひろ)さん(45)は「手拍子が起こり、観客と一緒になって楽しめた」と話した。

 同財団はアイヌ文化賞に、アイヌ民族の詩人で古布絵作家の宇梶静江さん(90)=胆振管内白老町=を選んだ。宇梶さんは贈呈式で「貴い賞をいただき、感謝に堪えない」と涙ながらに語った。(竹中達哉)

 アイヌ文化奨励賞の受賞者は次の通り。

・・・・・・

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/965796/

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 小樽の佐藤さん、エクアドル... | トップ | (28)すぐ逃げ帰ると思っ... »
最新の画像もっと見る

アイヌ民族関連」カテゴリの最新記事