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アイヌ女性差別是正を 国連委、「複合差別」で勧告

2016-03-13 | アイヌ民族関連
北海道新聞 03/12 07:10

スイスで要請活動を行った札幌アイヌ協会の光野智子理事(55)と今後の活動について話す多原良子副会長(右)
 国連女性差別撤廃委員会が公表した日本政府に対する最終見解で、アイヌ民族や在日外国人の女性が置かれている民族と性別による「複合差別」の是正に向け、差別禁止法の制定など8項目の勧告が盛り込まれた。同委が複合差別で勧告するのは2003年と09年に続いて3度目。札幌アイヌ協会の多原良子副会長(65)は、政府が勧告を実行するよう働きかける考えだ。
 複合差別に関する勧告は《1》差別を禁止する包括的法律の制定《2》教育を受ける際の障害をすべて取り除く《3》独立専門機関が差別を根絶する取り組みへの監視を行う―など8項目。
 同委は、雇用に関する調査も求めた。前々回の03年と前回の09年は包括的な調査の実施を勧告していた。内閣官房アイヌ総合政策室によると、日本政府は勧告に基づいた調査はこれまで行っていないという。
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/society/society/1-0245365.html
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