先住民族関連ニュース

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アイヌ語弁論大会を開催、北海道 36人が参加、物語や歌披露

2019-11-25 | アイヌ民族関連
東京新聞 2019年11月23日 18時21分

 アイヌ語を学ぶ人々による弁論大会「イタカンロー」が北海道千歳市で23日開かれ、東京都や静岡県などから参加した36人が日ごろ磨いたアイヌ語の物語や歌を披露した。
 イタカンローはアイヌ語で「話そう」の意味。参加者が発表前に「イランカラプテ(アイヌ語でこんにちは)」とあいさつすると、会場も「イランカラプテ」と返すなど終始和やかな雰囲気の中で行われた。
 口承文芸部門で最優秀賞を受賞した千歳市の中村勝信さん(75)は「千回くらいテープを聞いて練習したのがよかった」と笑顔だった。(共同)
https://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2019112301001788.html

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NZ先住民族が来和〜ラグビーで話題 ハカ披露

2019-11-25 | 先住民族関連
ニュース和歌山/2019年11月23日更新

 ニュージーランドの先住民、マオリ族の5人が日本との交流のため、11月15日から3日間、和歌山市と紀の川市を訪れた。
 15、16日の交流会でマオリ族は、伝統的な戦いの踊りで、同国ラグビー代表のオールブラックスが試合前に踊ることで有名な「ハカ」を披露(写真)。相手を威嚇するため、まゆ毛をつりあげて舌を出し、力強く歌い踊る姿に、参加者から拍手が送られた。
 一方、日本側は、箏や尺八で『赤とんぼ』を演奏したほか、居合道やよさこい踊りを発表した。
 宮司のような役割を持つテマイリキ・ウィリアムズさんは「和歌山の人々は謙虚だが、自分たちの文化に誇りを持っているように感じた。派手な場所ではないが居心地がよく、帰りたくない」と笑顔。ニュージーランドのカンタベリー大学院でマオリ文化を研究し、今回、マオリ族を案内した藤川佳美さんは「この交流会のテーマは尊敬、継続、発展。今回は第一段階である尊敬が成功したと思うので、これを継続し、互いの文化を認め合うよう発展させていきたい」と意気込んでいる。
https://www.nwn.jp/news/191123_maori/

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核のごみ貯蔵施設所在地の先住民に補償金交付 過去分約90億円/台湾

2019-11-25 | 先住民族関連
中央フォーカス台湾 2019/11/23 12:57

蘭嶼にある低レベル放射性廃棄物(核のごみ)の貯蔵施設=資料写真
(台東中央社)東部の離島・蘭嶼で台湾原住民(先住民)タオ族が受け継ぐ「原住民保留地」に低レベル放射性廃棄物(核のごみ)の貯蔵施設が建設された問題で、政府は22日までに、過去分の補償金として25億5000万台湾元(約90億6000万円)を交付することを決めた。経済部(経済省)が台東県内で記者会見を開き、発表した。会見には蔡英文総統も出席した。
蘭嶼の貯蔵施設は1979年に建設が始まり、1982年に供用開始された。飽和状態になる1996年までに台湾内の原子力発電所や研究施設から出た低レベル放射性廃棄物計9万7627本が運び込まれた。同施設を巡っては、「貯蔵施設と知らされていなかった」として地元の先住民が80年代以降、抗議活動を行っていた。蔡総統は2016年8月、過去の不当な扱いを謝罪。住民と直接対話する機会を持った。政府は同施設建設の真相究明のために調査を実施し、昨年12月に公表した報告書で、建設決定の過程において「現地の先住民は知らなかった」と結論づけた。
補償のガイドラインは10月18日に蘇貞昌行政院長(首相)によって承認された。経済部国営事業委員会によると、補償金25億5000万元は、1999年以前の分として交付される。2000年以降は3年ごとに2億2000万元(約7億8000万円)の補償金が支払われている。過去分の補償金は現地のタオ族の人々がつくる財団法人が管理し、先住民の生活改善や福祉のために使われる。
(盧太城/編集:名切千絵)
http://japan.cna.com.tw/news/apol/201911230001.aspx

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「祖父のノートを解き明かしたい」「お金が出るからじゃない」アイヌ文化を実践、継承に挑み続ける大学生

2019-11-25 | アイヌ民族関連
Abema TIMES 2019.11.23 10:15

 全国で唯一、アイヌの若者に奨学金を出している札幌大学。4年生の葛野大喜さん(22)は週に2回、アイヌの伝統舞踊やアイヌ語を学ぶグループのリーダーを務めている。メンバーは現在20人で、そのうち13人がアイヌの若者だ。「何と言っても、表紙が僕のじいちゃんです。そこがイチオシポイント」。大喜さんが笑顔で指す冊子に写る祖父・辰次郎さんは、アイヌ文化に精通し、仲間から「エカシ(長老)」として慕われる存在だった。
 「そもそもアイヌ語って何だか分かりますか?。明確な基準はないんです。アイヌ民族という言葉も、日本人がつけたような名称です」。狩猟民族として独自の文化を築いてきた先住民族アイヌ。しかし150年前、その暮らしが一変する。明治政府が土地を奪い、狩猟を禁じたのだ。餓死者を生むほどの困窮と差別。出自を隠さざるを得なくなった人も多かったという。
■「今のままじゃ人数が足りない」
 そんな時代にあって、辰次郎さんは口伝えで受け継がれてきたアイヌ語を日本語で記録。2000語を超える単語、儀式の言葉、そして物語。ノートは100冊以上に及んだ。一方、地元の建設会社に勤める葛野さんの父・次雄さんは、17年前に亡くなった辰次郎さんからアイヌの文化をしっかりと学ぶ機会はないままだったという。アイヌには死後、魂は神の世界に戻り、肉体は土に還るという考えがある。
 辰次郎さんをアイヌ式の土葬で弔ったという次雄さんは、代々受け継がれてきた儀式の道具を前に、文化が途絶えることへの危機感を口にする。「俺の時は、まず生活水準が低いということだとか、差別があったとか、そういうことばっかりだったから。これから大喜がアイヌ文化でご飯を食べていけるようなことになるかどうかはまだ分からないことだけど」。
 大喜さんは月に数回、日本の民俗学者でアイヌ研究の第一人者、藤村久和さんからアイヌの儀式や作法を学んでいる。挨拶もアイヌ語で交わす。各地の古老を訪ねて聞き取りを重ねた藤村さんは、辰次郎さんのもとには30年近く通いつめたという。「私に教えたかったということより、本当は自分の子(次雄さん)や孫(大喜さん)に伝えたかったんだろうと思う。でもなかなか時代背景の中では無理な状態だったので、私に教えることで伝えてもらいたいということだったのだろう」。
 最近、辰次郎さんのノートが新たに2冊、見つかった。大喜さんが1歳の時に書かれたものだった。「『大喜 マワシヌ キノ オウレウス キワ シオイナ カムイ コオンカミキ』。大喜は健やかに成長して、聖なる尊い神様へ拝礼をする、ということが書いてある。不思議なこともあるもんだなあと」。こうしたノートのほとんどは、今も手付かずのまま。このままではアイヌ語を絶やすなという祖父の思いは遂げられない。「今のままじゃ人数が足りない。1人でもいいから増やしていく。それはその時にアイヌの血筋なんていうのは考えている暇はない。本当に」。
■「まだアイヌっているんですか」と言われる
「北海道にいて知らなさすぎるもんね。ひどい人なんて、あれだよ。“まだアイヌっているんですか”とか。いやいや、目の前にいるのがアイヌだからって(笑)」。
 ハンターの門別徳司さん(37)の食卓には、クマやシカの肉が上がることもある。北海道は農業や林業へのシカの食害が深刻だ。道はここ5年間で30万頭を減らす計画だ。しかしアイヌ民族の考えでは、人も動物も同じ大地の一部。自然界からいただいた命。畏れ敬い、感謝の気持ちを込める。「ちゃんと俺のところに来てくれて、どうもありがとうございます。魂がちゃんとカムイモシリへ戻り、そしてまたアイヌモシリ(我々の世界)へ来てくださるよう…」。礼を尽くして魂を送る。これも同化政策で奪われた、かつての営みだ。
「伝統的な暮らしをしている人がいないとかって言われるけれども、そういう環境じゃないんだよね。僕らアイヌ民族がやっぱり一からまた文化を勉強しているって感じで。伝承していくにはすごく苦労することで」。
■「やらないと見ることもできない」17年ぶりの儀式に挑む
 今年8月、生前、アイヌ式の土葬で弔ってほしいと話していた次雄さんのいとこ・タナヨさんの葬儀で、次雄さん自身が喪主を務めることになったのだ。新ひだか町の葛野家に親族や知人が集まり、17年間も途絶えていた儀式を行うことを決めた。準備は多岐にわたるが、儀式に精通した人がいないため、議論しながら、それぞれの遠い記憶を寄せ集めながら進める。そして、あの世で生活に困らぬよう、日々の暮らしで使う一式を3日かけて取り揃え、魂を送り、肉体を大地に還す。
 土葬の儀式もまた失われた風習の一つ。祈りを捧げたいという気持ちと、学び直した知識。思いがかみ合わず、葬儀での手順などを巡って、大喜さんと次雄さんが激しい口論になった。「俺はアイヌとしての文化を守るためにやらなきゃならないことだと思っている。息子がどういう風に受け止めているのか、それはまた別の話で。息子の心までまだ分からんわい」(次雄さん)。
 アイヌ民族の言い伝えでは、亡くなった人の魂は肉体を離れ、あの世に向かうとされている。道に迷わぬよう、「クワ」と呼ばれる墓標を杖の代わりにして進むのだ。あの世にたどり着いた魂は、この世と同じように生活を続ける。アイヌ文様の衣装を着せ、装飾品も持たせる。「やらないと見ることもできないし、知ることもできないし、本に書いてあること、きれいな写真、きれいな映像と見てもやっぱり自分がやるという、ただ一回の方が勉強になったりする」(大喜さん)。
 大喜さんは、儀式でアイヌ語を使うよう努力した。「タナヨおばさんに、今こうやってアイヌ語で喋っているぞ、頑張っているぞ、というところを見せられたらいいかなと思うから。みんながこうやって集まって、アイヌプリ(アイヌ式)で葬儀したいと気持ちを込めて言っている。すごく嬉しいし、羨ましい。それを言葉にしてタナヨおばさんに言った」。
 アイヌ語で祝詞をあげる大喜さんの様子を見て、次雄さんは「格好良くやるとか、大きくやるということではなくて、わしらの文化を伝えたい、その一心だ。あれだけの単語をどんどん並べていくことだけなんだけどなかなかそういうことって大変なことなんだと思う。よくやってくれたなという思いばかり」と目を細めた。
■観光への期待も…「お金が出るからじゃない」
 小屋を建て、服を縫い、装飾品で飾る。自然の恵みを得て日々の糧とする。アイヌとしての暮らしがあって初めて、儀式が生まれる。そして、魂はこの地を離れるため、土葬が終わると、墓に訪れることはなく、供養はそれぞれの家や集落で行うことになる。一方で、こうした独自の風習は、偏見や差別を生んだ。「アイヌは墓参りをしない、先祖を大切にしない民族だ」と決めつけ、墓標が朽ち果て、大地に帰っていく様を見て、「ここは無縁墓地だ」と次々に掘り返し、遺骨や装飾品を持ち去る研究者も現れた。
 政府は今年に入り、法律で初めてアイヌを先住民族と明記した。「広くアイヌ文化を発信する拠点を白老町に整備し、アイヌの皆さんが先住民族として誇りを持って生活できるよう取り組みます」(安倍総理)。
 来年4月に開業する、民族共生象徴空間「ウポポイ」。“みんなで唄う”という意味で、伝統舞踊や儀式の披露、工芸品、生活用品などを集め展示する。アイヌ文化復興の拠点との位置づけだが、観光での利用に熱が入る。アイヌ政策推進本部長でもある菅官房長官は、「年間来場者100万人の目標を達成して、ウポポイが北海道観光の起爆剤、そしてこのことによって北海道が観光先進地となることができるように」と話している。
 国は「アイヌ民族の人口を正確に把握することは困難」としているが、北海道の調査では、アイヌ民族の人口は1万3118人。4年間で3668人が減少した計算だ。「アイヌ文化って、今もやっているんだ。それはお金が出るからじゃない、注目が集まっているからじゃない、気持ちを込めたいからやっている。みんなができるようにしたいし、それが文化でしょ、と思いますけどね」と大喜さん。
 “祖父のノートを解き明かしたい”。そんな思いから、大喜さんは、大学院への進学を検討している。そして誰もが手に取れるよう、出版を目指す考えだ。今を生きるアイヌのために。
(北海道テレビ放送制作・テレメンタリー『いまを生きるアイヌへ』より)
https://abema.tv/video/episode/89-78_s10_p47
https://times.abema.tv/posts/7029617

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コンブ製のクリスマスツリー登場 室蘭・エンルムマリーナ

2019-11-24 | アイヌ民族関連
北海道新聞 11/24 01:28
 室蘭市絵鞆町の室蘭港エンルムマリーナ内の弁当店「母恋めし本舗」が、地元特産コンブ「ヤヤンコンブ」製のクリスマスツリーを飾っている。高さ約3メートル。観光客らの目がくぎ付けになっている。
 24日に同店で初開催する「ヤヤン昆布収穫祭」に合わせて従業員らが作った。収穫祭ではコンブのつかみどりや、コンブ製品が当たるくじ引き「宝引き」などのイベントがある。
 ヤヤンはアイヌ語で「捨てるもの」の意。ヤヤンコンブは細くて破れやすく流通量が限られていたが、同店が7年前に商品化した。関根勝治代表(81)は「気づかないところに宝がある。ひと味違うコンブをどうぞ」。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/367758

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アイヌ語弁論大会 千歳の中村さん最優秀賞

2019-11-24 | アイヌ民族関連
北海道新聞 11/23 20:52
 【千歳】公益財団法人アイヌ民族文化財団(札幌)主催のアイヌ語弁論大会「イタカンロー」が23日、千歳市内で開かれた。アイヌ語を学ぶ道内外の36人が出場し、神謡のカムイユカラや自身の体験などをアイヌ語で発表した。
 イタカンローはアイヌ語で「話そう」の意味で、大会開催は23回目。口承文芸や弁論などの3部門で、アイヌ語の習熟度や表現力を競った。
 千歳市の中村勝信さん(75)は4回目の出場。口承文芸部門でカムイユカラの「沼貝(ぬまがい)の謡(うた)」を披露し、最優秀賞に選ばれた。中村さんは今夏、病気で両目の視力を失ったといい「最後の出場と思ってお手本の録音を何度も聞いて覚えた。思った通りにできた」と受賞を喜んだ。
 このほか、保育園児らのグループがカムイユカラの「ホタルの婿さがし」の劇を演じたほか、アイヌ民族の刺しゅうを学んだ体験を語った人もいた。(山口美智瑠)
※「カムイユカラ」の「ラ」は小さい字
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/367715

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アイヌ文様 一つ一つ丁寧に 伊達・大滝徳舜瞥学校「レリーフ」作り

2019-11-23 | アイヌ民族関連
室蘭民報社2019/11/22 09:55 (JST)
真剣な表情でアイヌ文様を作る大滝徳舜瞥学校の児童生徒
 義務教育学校の伊達市大滝徳舜瞥学校(加藤久司校長、29人)の全校児童・生徒は20日、現在作っているレリーフ(壁掛け)の土台に縫い付けるアイヌ文様の制作を行い、作品の完成を心待ちにしていた。
 ふるさと学習・だて学の一環で、大滝の特産品「アロニア」を使った染料で染めた布やフェルトを用いたレリーフ作りを行っている。講師は展示スペース・ギャラリーアイバレー(大滝区優徳)の石川淳子さん(62)=同区本町。
 作品のテーマは「つなぐ」。児童はフェルトをアイヌ文様の形になるように、はさみで切って布に貼り付け、文様の上に糸を乗せてボンドで接着。繊細な作業とあって、児童生徒は互いに助け合いながら、真剣な表情で取り組み、きれいな形に仕上げた。
 文様は土台となる縦180センチ、横90センチの布に縫い付けて年内に完成させ、校内に飾るという。
 上村和啓君(1年)は「布や糸を貼るのは難しかったけれど楽しかった。すごい作品になったらいいな」と願っていた。
(池田勇人)
https://www.oricon.co.jp/article/1001193/

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三重県松阪市と連携協定を締結します

2019-11-23 | アイヌ民族関連
札幌大学 2019年11月22日 SU News
三重県松阪市と札幌大学・札幌大学女子短期大学部は、相互に連携し、地域の歴史、有形や無形の文化を尊重し、その継承を担う優れた人材の育成と、歴史・風土の研究や文化の振興に寄与することを目的に連携協定を締結します。
松阪市は江戸時代から栄えた商業の町で、観光資源となる城郭や武家屋敷など多くの歴史的文化財もあり、三重県の重要な経済拠点の一つとなっています。伊勢國須川村(現松阪市)で誕生した松浦武四郎も、郷土の偉人として讃えられる重要な人物の一人です。
武四郎は「北海道の名付け親」としても全国的に知られており、6度にわたって行われた北海道(蝦夷地)の調査を通じて、アイヌ民族とも交流を深めていました。北海道に縁の深い武四郎生誕の地である松阪市では、三重県や北海道と協力し、探検家、地誌学者、作家としての武四郎の功績を伝える取り組みを行っています。
2018年には、松阪市にある「松浦武四郎記念館」の学芸員の方を、ウレシパクラブ主催の「ウレシパ・フェスタ」にお迎えし、本学で講演を行っていただいたほか、今年2月には、武四郎生誕200年の節目の開催となった「第24回武四郎まつり」に、本学の教員やウレシパクラブで活動している学生が協力するなど、同市と本学は交流を続けてきました。
このたびの協定締結により、武四郎の人物像や功績を多くの人に発信する活動に取り組む同市と、アイヌの歴史・文化に関する教育研究を行う本学が相互に連携し、武四郎や武四郎に関わる北海道の歴史、アイヌ文化のさらなる調査研究、幅広い世代への教育、また催しなどでの文化交流に取り組んでまいります。
連携事業の概要
松浦武四郎や武四郎に関わる北海道の歴史及びアイヌ文化の調査研究と多世代への教育
松浦武四郎記念館を中心とする武四郎まつりなどにおけるアイヌ文化の交流
その他松浦武四郎及びアイヌ文化に関わる事業について連携した取り組み
なお、本協定締結にかかる調印式を下記のとおり実施いたします。
松阪市と札幌大学・札幌大学女子短期大学部との連携に関する協定調印式
日時 2019年11月27日(水) 12:20~
場所 札幌大学第一会議室(中央棟2階)
出席者
[松阪市] 竹上真人 松阪市長
[札幌大学]大森義行 札幌大学学長
https://www.sapporo-u.ac.jp/news/su-news/2019/11220124.html

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「日本の先住民族・アイヌの今~映画と対談で考えるアイヌの現在と未来」

2019-11-23 | アイヌ民族関連
日本海新聞 19年11月23日(土)
 今年4月、「アイヌの人々の誇りが尊重される社会を実現するための施策の推進に関する法律」が成立し、1899年の「北海道旧土人法」、1997年の「アイヌ文化振興法」に代わり、「日本の先住民族としてのアイヌ」を明記した法律になりました。しかし、本来求められていたアイヌの権利保障は不十分で、先住民族の定義も曖昧です。
 アイヌの人たちの人権や文化をより理解するために、北海道平取町二風谷に住む古老4人がアイヌ文化伝承のために地域の中心となって活動する姿を2年にわたって記録した映画「Ainu-ひと」の上映と、映画監督のお話を聞き、またアイヌ語をこれから伝え残そうとする若者の思いを知りたいと思います。
 アイヌの未来について共に理解を深め合いたいと思います。ぜひご参加ください。
 「日本の先住民族・アイヌの今~映画と対談で考えるアイヌの現在と未来」は23日午後1時半から、とりぎん文化会館第1会議室で。入場無料(定員200人)。問い合わせは電話090(1685)1478、三谷さん。
https://www.nnn.co.jp/odekake/detail.html?eid=53305

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リサ・クリスティン写真展/38年ぶりのローマ法王来日を記念して日本で初開催

2019-11-22 | 先住民族関連
へJIJI.COM(2019/11/21-19:15)
[三菱地所株式会社]
人身取引撲滅に取り組む修道者の国際的ネットワーク「タリタクム」の活動を紹介 ~持続可能な開発目標SDGsターゲット8.7の実現に向けて~
 カトリック系基金ガリレオ・ファウンデーション(本部:ロンドン、会長:ジョン・マッカーフリー)は、三菱地所株式会社(本社:東京都千代田区、執行役社長︓吉田 淳一)のロケーション協力、株式会社B-Forest(本社:東京都新宿区、代表取締役:森 一美)の企画・運営のもと、人身取引撲滅に取り組む修道者の国際ネットワーク「タリタクム」の写真展を、11月22日(金) より東京で開催します。
 本写真展は、ローマ法王の38年ぶりの来日を記念し開催するものです。TEDスピーチ「現代奴隷の目撃写真」で世界中に衝撃を与えたアメリカ出身の写真家リサ・クリスティンが紛争や戦争、人身売買や  強制労働などで苦しんでいる女性や子供たちを救済しようと活動する修道者を18ヶ月間かけてグアテマラ、メキシコ、フィリピン、タイ、イタリア、アメリカ合衆国など世界各地で撮影した写真39点を日本で初めて展示公開します。
 ガリレオ・ファウンデーションでは、SDGsが掲げるターゲット8.7(*)の実現を目標に国際的な活動を展開。本イベント開催によって、日本でまだ広く認知されていない人身売買や強制労働などで苦しんでいる女性や子供たちの現状を広く知らせ、支援の輪の拡大を目指します。
(*)ターゲット8.7は、「強制労働を根絶し、現代の奴隷制、人身売買を終わらせるための迅速で効果的措置の実施、最も劣悪な形態の児童就労の禁止・撲滅を保障する。2025年までに少年兵の徴募や利用を含むあらゆる形態の児童就労を撲滅する。」という目標です。
■写真家リサ・クリスティンについて
 国際的に活動する人道主義の写真家、行動主義者、演説者。30年以上にわたり、6大陸、150ヶ国で先住民族や社会問題の現状を撮り続けています。とくに写真を通じて、奴隷や人身取引などの社会問題の現状を世界中に訴え、変わることを願っています。2012年に動画公開されたTEDスピーチ「現代奴隷の目撃写真」は世界中に衝撃を与えました。
URL:https://lisakristine.com/

■イベント概要
【名  称】「タリタクム」リサ・クリスティン写真展
【開催日時】 2019年11月22日(金)~ 2019年12月20日(金)
【開催場所】三菱一号館美術館 歴史資料室(東京都千代田区丸の内2-6-2)
      行幸地下通路および行幸地下ギャラリー(JR東京駅地下道より直結)
【開館時間】三菱一号館美術館 歴史資料室 10:00~18:00
      ※月曜休館https://mimt.jp/
      行幸地下通路および行幸地下ギャラリー 6:00~24:30
【主  催】ガリレオ・ファウンデーション
【協  力】三菱地所株式会社、DMO東京丸の内、富士フイルムイメージングシステムズ株式会社、
      株式会社東京會舘、アルビオンアート株式会社、他
【後  援】国際総長会議(UISG)、ローマ法王庁、国連広報センター、国際連合大学、
      国際連合難民高等弁務官事務所、国際連合児童基金、国際労働機関、
      国際移住機関、UN Women
【企画運営】株式会社B-Forest
【入 場 料】無料
【展示内容】
ローマ法王の38年ぶりの来日を記念し開催。TEDスピーチ「現代奴隷の目撃写真」で世界中に衝撃を与えたアメリカ出身の写真家リサ・クリスティンが紛争や戦争、人身売買や強制労働などで苦しんでいる女性や子供たちを救済しようと活動する修道者を18ヶ月間かけてグアテマラ、メキシコ、フィリピン、タイ、イタリア、アメリカ合衆国など世界各地で撮影した写真39点を日本で初めて展示公開します。
■タリタクム(Talita Kum)について
 修道会総長会議と連携している国際総長会議(USIG,1965年創立)の共同プロジェクトの一つで、世界76ヶ国で展開している人身取引に対する奉献生活者の国際ネットワーク。日本では、修道会総長管区長会と日本カトリック管区長協議会との連携により、2017年に日本カトリック難民移住移動者委員会内に「タリタクム日本」が発足。「タリタクム」とは、新約聖書(マルコによる福音書5.38-43)にあるイエスの言葉「タリタ・クム(少女よ、わたしはあなたに言う。起きなさい)」からきています。
URL:https://talithakum.info/
■ガリレオ・ファウンデーションについて
 カトリックとキリスト教精神に関する活動を支持している基金で、ローマ法王が手掛けるさまざまな プロジェクトをチャリティーという形で後押ししている。特に、ローマ教皇庁科学アカデミーの活動を最大限に支援。さらに、カトリック教会と英国国協会の関係を拡充する活動や、聖地で脅威にさらされているキリスト教コミュニティーを守る運動も手掛けています。
URL:http://galileo.foundation/
https://www.jiji.com/jc/article?k=000000051.000016002&g=prt

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12年ぶりふ化の「エトピリカ」展示開始 アクアマリンふくしま

2019-11-22 | アイヌ民族関連
福島民友新聞 2019年11月21日 09時30分  

アクアマリンふくしまに展示されている子どものエトピリカ
 アクアマリンふくしまは、いわき市の同館で、12年ぶりにふ化に成功した海鳥「エトピリカ」のひなを展示している。
 エトピリカはアイヌ語で「美しいくちばし」の意。夏の繁殖期になると、目の後ろから飾り羽根が生え、オレンジ色のくちばしが特徴。環境省のレッドリストで「絶滅危惧1A類」に分類されている。今回は安全に生まれるよう人工ふ化に取り組み6月21日に産卵、7月31日に誕生した。
 ひなは体重500グラム。胸の辺りに灰色の羽毛があり、親とは少し違った特徴が見られる。「元気に育ち、美しい姿を見せてほしい」。同館の吉田光輔さん(37)は来夏の姿に思いを巡らせる。
https://www.minyu-net.com/news/news/FM20191121-435357.php

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「理解が十分ではなかった」アイヌ遺骨研究を謝罪 札幌医科大が会見 北海道(動画)

2019-11-21 | アイヌ民族関連
HBC 11/20(水) 12:21配信

アイヌの遺骨の研究の一部が倫理に反していたなどとして、札幌医科大学は19日、会見を開き謝罪しました。
札幌医科大学は、研究目的で発掘した遺骨など263体をこれまで保管していました。
大学は、このうち個人や団体から返還申請のあるものなどを除き、来年4月に胆振の白老町に開設される民族共生象徴空間「ウポポイ」の慰霊施設へ移したことを明らかにしました。
大学は「アイヌの文化や宗教的儀礼に関する理解が十分ではなかった」と釈明し、「アイヌの方々が受けてこられた苦痛と苦難に対しお詫びする」と謝罪しました。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191120-00000006-hbcv-hok

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ウポポイ開設PRイベント「アイヌ・フェスティバル2019」(函館)を開催します=北海道

2019-11-21 | アイヌ民族関連
JIJI.COM 11月21日(木)
 2020年4月24日、北海道白老町にウポポイ(民族共生象徴空間)がオープンします。
 民族共生象徴空間とは、アイヌ文化の復興・発展のための拠点となるナショナルセンターであり、主な施設に、アイヌ民族の視点で語る多彩な展示で歴史や文化を紹介する「国立アイヌ民族博物館」と古式舞踊の公演や体験プログラムを通じてアイヌ文化を体感できる「国立民族共生公園」があります。
 北海道では、来年4月の開設に向けて、ウポポイやアイヌ文化の魅力を紹介するPRイベント「アイヌ・フェスティバル2019」(函館)を開催します。
◆日時◆
2019年11月23日(土・祝)~24日(日) 両日10:00~17:00
◆場所◆
五稜郭タワー 1階アトリウム
(函館市五稜郭町43-9)
◆内容◆
・アイヌ古式舞踊やアイヌ音楽の披露
・アイヌ民工芸品の販売、製作体験
・アイヌ民族衣装の試着、アイヌ料理の試食
・ウポポイ来場イメージ及びアイヌ民族の世界観のVR体験
・ウポポイ開設PRアンバサダー宇梶剛士(俳優)トークステージ(11月24日(日)のみ)
◆お問い合わせ◆
北海道環境生活部アイヌ政策推進局アイヌ政策課
TEL:011-204-5185
(2019/11/20 09:00:00)
https://www.jiji.com/jc/article?k=20191120Pr1&g=jmp

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ウポポイの認知度5% アイヌ文化施設の道調査 SNSなどでPRへ /北海道

2019-11-21 | アイヌ民族関連
毎日新聞2019年11月20日 地方版
 白老町で来年4月にオープンするアイヌ文化施設「民族共生象徴空間(ウポポイ)」に関する道の調査で、道外の500人のうち「知っている」と答えた人は約5%にとどまり、認知度の向上が急がれている。
 内閣府が昨年夏に実施した世論調査でも全国で約90%が「知らなかった」と答えており、道アイヌ政策課の担当者は「会員制交流サイト(SNS)やメディアなどを通してPRに力を入れていきたい」と話す。
 ウポポイはアイヌ語で「大勢で歌うこと」を意味する。白老町のポロト湖畔に国立アイヌ民族博物館や伝統的…
この記事は有料記事です。
残り249文字(全文490文字)
https://mainichi.jp/articles/20191120/ddl/k01/040/168000c


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世代を超えたアイヌ民族2人、伝統継承について意見交換 道新フォーラム

2019-11-21 | アイヌ民族関連
北海道新聞 11/20 21:03
 道新フォーラム「アイヌ民族はいま」(北海道新聞社主催)が20日、札幌市中央区の道新ホールで開かれた。アイヌ民族の権利回復運動をけん引してきた古布絵作家の宇梶静江さん(86)とアイヌ語伝承に取り組む大学生の関根摩耶さん(20)のアイヌ民族2人が伝統継承の展望などについて世代をこえて語り合い、聴衆約300人が聞き入った。
 札幌大教授の本田優子さん(62)が基調講演し、アイヌ民族の権利回復運動の流れを解説。自ら師事したアイヌ文化伝承者の故萱野茂さんが「先を歩く者はつま先を露でぬらす」と語ったことを紹介し、「多くの方の苦労をへて今がある」と話した。さらにアイヌ語は消滅危機にあると指摘し、ハワイ語の復興に取り組むハワイ大など先進事例を学ぶ意義を強調した。
 幕あいには、アイヌ文化の担い手を育てる「札幌大学ウレシパクラブ」の学生が舞踊を披露した。その後の討論で宇梶さんは「若者たちが自分たちの文化を愛し、伝えている」と歓迎する一方、現在は道の許可が必要なサケ捕獲について自由な捕獲を認めるよう権利回復を訴えた。
 関根さんはユーチューブで発信しているアイヌ語講座「しとちゃんねる」に触れ、「自分に正直で生きたいと思っていたら自然に始めていた。アイヌのことを表現できて幸せだ」と思いを語った。(斉藤千絵、29日朝刊に詳報を掲載します)
※「ウレシパクラブ」のシは小さい字
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/366761

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