昨日、またまたオリンピックのチケットがはずれてしまいました。つくづく運がないです。
けど、志の輔落語のパルコ こけらおとしは、当選! 当選アップ券をつかったからです。
オリンピックチケットにも、どこかで当選アップ券が落ちてないかな・・・?
さて、本です。おおぎやなぎちかさんがまたまた新刊をだされました。
近くのだんご山がテーマパークになる。それをきいて、樹のクラスは大喜び。でも、樹のおじいちゃんは大反対。
自然との共存をどうはかるかの物語です。
樹たちはどちらがいいのか、あれこれ迷います。いちがいにどっちといわずに迷うところが、作者らしくていいところ。
また、だんご山にまつわるお話があるところもいいですよね。「にげだしただんご山」こういう昔話があると、その山が大事なものに思えるでしょう。そういうところ、うまくすくって書いています。
今、日本中、あっちこっちでこういう開発問題ことがおこっていると思います。
中央高速から見えるF町に引っ越した友だちが、いってました。自然がすきで引っ越したのに、産廃処理場ができちゃってと。トラックがガンガンくるそうです。けど、住んでいる人は、自然をそのままにしておくだけでは、収入にならないということで、産廃業者に売ってしまうのだそうです。
そういう話も思いだしました。いちがいにどっちがいいとか悪いとかいえないところがありますよね。
自然は残したちですが、暮らしていける産業もないといけないですよね。
この本をよんだ小学生が、樹たちみたいに自分にひきつけて考えてくれるといいですね。
見返しに載っている地図も、とっても素敵です。
作者のおおぎやなぎさんは先日あったとき、大きな柚をもらいました。ポンカンか!と思うくらい大きな柚だったんですよ。お正月のお雑煮に柚を添えたいと思います。