赤羽じゅんこの三日坊主日記

絵本と童話の本棚
日々のあれこれと、読んだ本のことなど書いていきます。

海外ドラマ・シャーロック

2012-10-25 19:08:04 | 日記
海外ドラマのシャーロックにはまっています。
あのシャーロックホームズが現代にいたら、どんな風だろうということでつくられたイギリスのドラマ。テンポが速くて、推理のヒントがちりばめられていて、目が離せないドラマで、見ると、どっとつかれます。

けど、おもしろい!

わたしは、テレビで見逃したのをビデオ屋さんにかりにいきました。
すると、悪魔のささやきが。
今なら、5本借りても1000円ですよ、だって。
ひとつでも、新作なら400円。5本でも1000円。算数ができなくなるではないか!

1000円借りたい衝動にかられましたが、ぐっとこらえました。
5本もみたら、仕事も家事もできなくなってしまいます。

ということで、シャーロックだけ借りました。シャーロック好きの方、ぜひ、語りあいましょう。

ところで、ゆるキャラグランプリ、にしここんは、800のエントリー順で800番目。なんとのんびりエントリーしたのでしょう。
ゆるキャラすぎるゆるキャラです。
順調に順位を上げていて、今は、70番台。めざせ、50番。
2歳の誕生日をむかえたというにしこくん、みなさんも応援してください!




ゆるキャラグランブリ2012

2012-10-22 07:50:45 | 日記
みなさん、ゆるキャラグランプリが始まっています。
きもかわ・ゆるキャラ、西国分寺の「にしこくん」今年は、91位と出遅れています。


この順位は、ゆるキャラグランプリのサイトで見れるのですが、これがおもしろい。
いろんなゆるキャラがなんと800もエントリーされてるのです。
今、一番は、いまばりのバリィちゃん。

でも、わたしは、異色ゆるキャラ、にしこくんを応援しています。西国分寺からでた、非公認キャラです。
去年は、にしこくんを押す人が、ひとりでたくさん、投票して にしこくんは、順位をあげたそうです。なので今年から、メールアドレル、パスワードを登録しないと応募できないしくみになったそうです。ちょっとめんどくさいです。

昨日が93位、きょうは91位と、順位をあげました。わたしとしては、京都のまゆまろには、勝ちたい。なんとなく……。

友人のYさんによると、にしこくんの中にはいっているのは、女性だとか。あのタイツ姿。勇気があります。でも、女性だからの脚線美かもしれません。
独特のあるき方で、なわとびもできるんですよ。
ね! そんなことをきくと、応援したくなるでしょ。
にしこくんに一票、お願いします。←選挙運動みたいですね。

今、順位の上位は、関東が多いです。埼玉とか群馬とか、いくつもゆるキャラがいて、たくさんの票がはいっています。票がわれてしまるのが、いいのか、わるいのか。
ゆるキャラグランプリ、最後まで目がはなせません。

西沢杏子さん新刊☆

2012-10-21 09:05:33 | 日記
国分寺在住の新人件作家の西沢杏子さんが、春に続き新刊をだされました。「青い一角の少女」あらきあいこ・絵 朝日学生新聞社 です。
虫が大好きで、ホタルをもう一度の会など環境問題にも感心がある西沢さんならではのストーリー。理子と知子が干し草村で、馬車に乗っていると、蜻蛉の国の妖精に出会い、知子はなんと繭にされてしまうのです。さて、無事に取り返すことができるのでしょうか?

奇想天外の楽しいストーリーをささえていて、また、奥深くさせているのが、虫への愛と知識です。「蜻蛉の精が元気がでないと、ヒトも元気でいられない」繰り返されるこの言葉に、西沢さんの気持ちがあらわれています。

しっかりした単行本なのに、お値段が千円とおさえられているのも魅力。
このシリーズ、小学生新聞で好評連載され、5巻で完結ということです。

虫が好きな人も、そうでない人も楽しめます。ぜひ、お手にとってください!

ところで、西沢さんには怒られそうですが、ちょっとせつない虫話題をひとつ。
ジャポニカ学習帳という子どもが小学校で使うノートがあるのですが、その表紙が、ずっと虫の写真を使っていたところ、「虫はにがて」という意見がでて、最近は「花」の表紙にに変ったとか。
わたしも実際に見てきたら、本当に花なんですね。
子どもは虫が大好き、だと思っていたのですが、時代とともに変わるんですね。
なんだか、さびしいです。

昨日は、母とお墓まいりに行きました。
多磨霊園も、ここかしこでキンモクセイが香っていました。
わたしの来月の誕生日に、父の一周忌があります。もう、一年になるのかと……。

キンモクセイ 満開

2012-10-19 09:13:48 | 日記
今年のキンモクセイは例年よりも遅いです。でも、どの木もたくさん花をつけて香りも強い気がします。夏の暑さのせいでしょうか。

わたしは、このキンモクセイが咲く季節が大好き。以前は春が好きだったのですが、花粉症のため、春は憂鬱な季節に。
秋の花は、派手さはないのですが、ひかえめなただずまいが心ひかれます。

写真は、秋の七草のひとつの なでしこ。(カワラナデシコ)お散歩してみつけました。

さて、お仕事の話もちょっと。
年内中にでるという くもん出版からの幼年童話は、とてもかわいい絵を描くイラストレーターの方が決まりました。お話にぴったりで、すごくうれしーい!ヽ(^。^)ノ

ただ、タイトルで苦戦しています。なかなかOKがでないよ~~。
タイトル決め、にがてなほうです。この週末はそれで頭がいっぱいになりそう。

タイトルも決まり、ゲラがあがったところで、また、お知らせします。
これは、ことば遊びに関するお話しのシリーズで、今月でる三作はそろそろ、本屋に並ぶ頃のようです。川北亮司さん、石津ちひろさん、内田麟太郎さんなど、売れっ子の方が書いています。くもん出版のホームページ、児童書、新しい本の所をごらんください。

また、鈴木出版 月刊絵本 三月号の『はなぼっこ』は、今、石井勉さんがすてきな絵を、せっせと描いてくださっています。11月中ごろには、わたしも見れるようで、これも楽しみ。

絵本、幼年童話は、どんな絵がついて、どう作品が膨らむのかが、ポイント。
毎回、画家さんの手腕に驚かされます。

天のシーソー 文庫版

2012-10-18 09:24:43 | 日記
安東みきえさんの初期の作品「天のシーソー」が文庫になりました。ポプラ文庫ピュアフルで、表紙の絵は、なんと酒井駒子さん。そして、解説は梨木香歩さん。安東さんとは、「飛ぶ教室」で書いていた頃からのご友人で、その縁もあり、豪華な顔ぶれの本になったそうです。また、以前の時にはなかった、書き下ろし新作も一作はいっています。


わたしも以前、理論社からでた時に読んでいたのですが、改めて読んで、なんて文章がうまいのだろうと思いました。ちょっとした雰囲気の変化、心の気持ちのゆれを表現するのは大変むずかしい。それを、安東さんはなんなくやってしまいます。

いえいえ、なんなく書けるはずはなく、鶴が羽をぬいて書くような努力もされているのでしょうけれど、、本になると、無駄はなく、書きすぎることもなく、ちょうどいいので、やすやすと書けてるのではないか思ってしまうのです。

そして、物の見方に独特の個性があります。梨木さんも指摘してますが、主人公のミオは、家の出窓にならべてある鉢がみんな外をむいていることに「へんなの。外の人だけにほめられたいみたい」といっています。そして、それにたいして、ママはあっさり「そうよ」と答えます。
ミオの気づきは安東さんの気づき。そうなんです。いっしょにおしゃべりしていても安東さんはいつも個性的な当たり前じゃないことに気がつきます。それが本質をついているだけに、どきっとしたり、くすっと笑ったり……。とても楽しいのです。

本棚にひとつあってもいい本。秋の読書におすすめです!