赤羽じゅんこの三日坊主日記

絵本と童話の本棚
日々のあれこれと、読んだ本のことなど書いていきます。

明日引っ越しですーー☆

2013-07-19 07:39:45 | 日記
荷造りもなんとか、形になってきました。昨日は、パソコンのバックアップをとりました。これから、電源をきります。
想像以上に、引っ越しって大変。
送られてきたゲラを見失いそうになり、ぞぞーっとしたり、見つけてほっとしたり。
そして、おふとんの下から、子どもが小さい頃遊ばせたビニールプールがでてきました。なつかしい~~。おまけに押し入れの奥から、結婚式のときいただいた、大きなキャンドルも。いろいろとっておいたんですね。

一番わたしを悩ますのは、ガスや水道や電気や、銀行や、ケイタイやいろんな住所変更の連絡。めんどくさいです。

今度の家は、駅が近くなりますが、図書館は遠くなります。
気にいってるのは、やまぼうしがポストの横に植えてあったこと。
南塚直子さんの「やまぼうし村のピッキ」が大好きなので、うれしくなりました。
少し前の児童文学には、木の名がとても効果的につかわれています。
今でも、キキョウやサンショの木をみると、安房直子さんの童話の一場面がありありとよみがえります。
やまぼうし、枯れないで来年白い花が咲いてくれるでしょうか?
この暑さが心配です。


『靴を売るシンデレラ』

2013-07-17 10:51:47 | 日記
おもしろい本を読みました。翻訳本です。友だちの石川さんが読書会のテキストで読んでおもしろかったとすすめてくれました。
『靴を売るシンデレラ』ジョーン・バウアー 灰島かり訳 小学館super!YAのシリーズ。このシリーズは、はずれがすくなそう。

元気が出る話でした。主人公はセールスの才能がある高校一年生。おとうさんのアル中に悩んでいます。この頃、こういう設定が多いです。子どもが明るくしっかりしていて、親になにか問題があるという設定。日本にもはいってきましたが、翻訳物、とくにアメリカ文学などではなにかかかえていない子など、でてこない感じ。わたしの読む数が少ないのかもしれませんが。

なにか抱えている方が物語は作りやすい。でも、切り口、書き方はいろいろあります。この作品は、サイコーに明るくテンポよく、株の買収といった現代の問題をまじえながら、それをむずかしくなく織り交ぜ、気持ちのいいシンデレラストーリーにしています。

元気をかきたてるのが持ち味の作家のよう。『負けない パテェシエガール』など、続々日本でも翻訳されているようなので、これから追いかけてみたいです。

さて、こうやって本を読むのは、引っ越しから逃げ出したい気持ちのあらわれ。

 


と、順調に段ボールは増えています。いくつまで増えるのでしょうか?

引っ越しにむかない我が家

2013-07-15 10:57:01 | 日記
つくづく我が家のメンツは引っ越しに向いてないと思う、この頃です。
まずは、本が多い。書類が多い。捨てるのがにがて……。

それに、昭和の感覚がぬけない夫は、休日が少ない。週休2日のこの時代に、月に3日くらいしか休日がない。おまけに、娘は、引っ越す前から、もう、かたずけにあきたといって、どこかに遊びに行ってしまいました。おいおい。
そういうわたしも、今週末、勉強会がある、ももたろうの作品を読み出したら、なんかとまらなくなってしまう始末。
わたしも行きたくなってしまいました。残念ながら、無理ですが。
メンバーみんな、本当にがんばっています。次のももたろうは内容の濃いものになるでしょう。

さて、昨日は、義父の米寿のお祝いで親戚で集まりました。
なんと米寿のお祝いってことで、お店の人が金色っぽいちゃんちゃんこを用意してくれました。そして、写真を撮影して、食事が終わるまでに届けてくれるのです。
いろいろなサービスがあるのですね。



お店で床の間にかざってあった、変わった種類のひまわりです。

日経Kids+

2013-07-12 16:47:43 | 日記
日経Kids+「こどもと読みたい100冊の本」に、記事が載りました。
 
70ページから71ページです。
親子でやってみよう「手作り絵本」というテーマで、わたしがやった絵本講座をもとに記者さんがかわいいイラストをいっぱいいれ、楽しいページをつくってくれました。
小さく小指の先ほどのわたしの写真も載っています。また、絵本講座受講生たちのてづくり絵本も、表紙だけですが、数冊とりあげられています。

次の72ページ73ページは、絵本講座受講者がおじょうさんと絵本作りに挑戦するという、とても楽しいコーナーになっています。

まず、この雑誌で驚いたのは、広告がないのです。おまけに写真や絵が多い。だから、全体が絵本のよう。
わかりやすくテーマごとに、いろんな人のおすすめ絵本が特集されていて、見ているだけで、読みたくなります。紹介されているのは、オーソドックスな有名な絵本が多いかな。
でも、それはわたしがそう思っているだけで、子どもや小さい子の親は初めて見る絵本なのかもしれません。
こういうところから本好きになってほしいですねーー☆

けど、タイトルが100冊の本で、絵本ではないので期待したのですが、児童書、読み物はあまりでてきません。最後のほうで特集されていた、国語の教科書タイムトラベルというコーナーがおもしろかったです。光村図書、教育出版、このふたつでどんな作品を国語の教科書にのせたか年表のようにして載っています。

さて、暑い夜。
わたしはこっているものがあります。それは、ワインをキリンフリーで割って飲むこと。
ワイン+ビールっぽい炭酸。これがおいしい。ワインのしぶみとビールっぽいにがさとまじりあって、5度は気温がさがった気になれます。
ワインの量を調節できるのも、好きなところ。
ビールに飽きた方、ぜひ、やってみてください(*^_^*)

ベテランの活躍

2013-07-11 08:47:52 | 日記
猛暑、酷暑、と呼びたくなる暑さ。昨日は、救急車のサイレンを何度も聞きました。もしかして、熱中症?? みなさん、気をつけましょう。わたしも、水分補給をしないとね。

さて、月刊絵本『おとまりのよる』で絵を描いてくださっている、おぼまことさんが新作絵本をだされました。『ようこそ おばけパーティへ』ひさかたチャイルドです。

おぼまことワールドの子どもがおもしろがりそうな、かわいいおばけがいっぱい。かわいくってこわい!という帯の文字がぴったりなすてきな絵本です。

また、宮川健郎さんの講演会の時に、おかあさんの宮川ひろさんのDVDをいただきました。朗読のDVD。これは自主制作のようです。宮川ひろさんは国分寺では、コアなファンがいて、表紙の染めも、DVDのきれいな色合いもお仲間がしてくださったようです。


先日CDをだしたばかりで、児童書も売れゆきがいいとすごいです。

そして、おぼまことさんは80才、宮川ひろさんは先日、お誕生日を迎え90才になられたそうです。とてもお年通りに見えません。
岩崎京子さんをはじめ、児童文学の世界では、長く力強く活躍される先輩がいらっしゃいます。児童書が売れに売れた時代にたくさん本を書かれた方たち。
みなさん、やさしくて、謙虚で、それでいて、しっかり自分をもっている印象を受けます。

もとからそうなのか、書いているとそうなれるのか……。

おぼさんに、赤羽さんなんて、まだまだひよっこ。弱音をはく年じゃないよっと言われました。そして、ゆっくりでいいんですとも。
長年、書き続けてこられた方の言葉は重みがあり、心にずしんとしずみます。